7月17日(金)〜26日(日)の9泊10日で、子どもたち2人を連れて、キャンプをしてきました(妻は、うち3日間のみ参加)。
週末は、asobi基地アウトドア部のasobi基地キャンプ前期・後期の開催。
中日の平日は、仕事をしたり、のんびりしたり。
実は、その直前の7月15日・16日は、子連れでスパリゾートハワイアンズ取材に行っていたので、計12日間、自宅(職場)にいない状態で、仕事をしていました。
“流れるアクアリウムプール”登場! スパリゾートハワイアンズ「フィッシュゴーランド」で南国の魚と泳いできたよ(1/3) – ハピママ*
土日祝日を2回含んでいるので、働いたのは賞味5日6日というところですが、やってみないとわからないことは多かったので、整理してみたいと思います。
フリーだからできる、というものでもない
「10日間の子連れキャンプだって?そんなの、フリーランスだからできるんだろ」
と思った会社員のあなた、半分は正解ですが、半分は間違っています。
フリーランスだって、仕事が山のようにある状態では、子連れキャンプになんか行けません。
後述しますが、よほどフルチューンしたMacBookProでも持っていない限り、自宅(職場)よりも仕事の処理能力が低下してしまうし、そもそもアウトドアで1週間以上となると、バッテリーの問題があります。
仕事量は、可能な限り減らす必要があるんです。
でも、普段やっている仕事を、そのまま誰かに投げるのでは、他の誰かに負担を掛けることになってしまって、リラックスできません。
急に慣れない仕事に取り組むことになれば、ミスや、判断できない事柄が多発します。
結局、しわ寄せは自分に来ます。キャンプに来ているのに、朝から晩まで対応に追われる、なんて事態にもなりかねません。
自分にしかできない仕事だけをやる
私は普段から「自分にしかできない仕事だけを担当し、それ以外は、お金を払ってでも他の誰かに振る」という意識を強く持っています。
結果的に、そのほうが成果が出るので、報酬も上がります。
特に、企業と一緒にグループで取り組んでいるディズニー関係の仕事は、この1年間で報酬が2倍以上になりました。
理由は様々ありますが(運ももちろんあります)、最も大きいのは、私自身のマルチタスク能力がそれほど高くない要因です。
物理的・精神的に余裕があれば、しっかり価値を出さなければいけない部分に、専念できるようになり、成果を最大化できる、というわけです。
逆に仕事量に追われるような状況を作ってしまえば、全てが中途半端になってしまい、鳴かず飛ばずに陥るのは間違いありません。
この辺りの見極めや、収入効率を上げるための弛まぬ努力が、フリーランスの生命線なのかな、と最近では思うようになりました。
10日間のキャンプ生活は……以外と違和感なく時間が過ぎていく
どんなにアウトドア好きでも、1週間以上のキャンプ生活というのは、なかなか経験がないのではないでしょうか。
年間5回〜10回程度はキャンプに行く私も、初めての経験でした。
週末はキャンプイベントの開催で、30人・40人がいるので、もちろん退屈しません。
平日は、周囲のキャンパーたちも一斉にいなくなり、ほぼ私と子どもたちで貸し切りの状態になりますが、それほどストレスを感じる事柄もなく、マイナスの感情に陥る状況もなく、淡々と時間が流れていきました。
何しろ、滞在先が素敵なんですよ。本当に自然豊かで、静かで、空気が美味しくて。
夜なんか、焚き火を前に、お酒を飲みながら、ローチェアにもたれていると、全身の力がどこまでも抜けていってしまうようでした。
唯一、蚊に刺されるのだけは、ちょっと困りました。
それほど数がいるわけじゃないんですが、1日1日、確実に刺されていって、10日間もいるとかなり悲惨なことになります。
蚊取り線香を焚いても、とくに平日は人間がうちらしかいないので、そりゃ狙われるわけです(^^;;
仕事上のストレスは……改善の余地あり
日常にそれほど大きな問題がなかった一方、仕事面は満足とは言えませんでした。
理由は2つで、「脆弱なインターネット環境」と「古くて熱暴走するMacBook Air」。
何しろ山奥なので、インターネット環境は劣悪です。
iPhoneのSoftBank回線はほぼ使い物にならず、WiMAXのau LTEに頼っていたんですが、この月は外出先での仕事が多かった影響で、制限使用量の7GBをオーバー。
以降はかなりストレスを感じる状況でした。というか、ほぼ仕事になりませんでした。
追加料金を払ってもいいから、au LTEも無制限にしてほしい……。
もう1つ、私が使っているノートパソコンは、MacBook Airの11インチ、Mid 2011。
もともと、それほどスペックの高いマシンではないのに加え、冷却ファンが動かず、ちょっと作業を続けていると、熱を持って、ロクに動かなくなります。
時には、メール1通書くのにも苦労する有り様で、これは買い換え時かなと。
もともと、東京ディズニーリゾートのプレスデーの現地速報で、RAW現像する必要があり、MacBook Proを必要としていたところでした。
バッテリーについては、BTL-RDC6と、Ankerのモバイルバッテリー2個を持っていって、トイレで充電して、iPhoneやMacBook Airに給電していました。
最悪、モバイルバッテリーなら、盗まれてもダメージは最小限ですから。
浮き沈みしながらも楽しんでいた6歳と、赤ちゃん返りした3歳
最後に、子どもたちの様子にも触れておきます。
うちの子たちは野生児なので、屋外での生活には特に問題はありませんでした。
が、精神面では色々と変化がありました。
6歳の娘は「さよなら」が嫌い。前半のキャンプイベント終了とともに、母親が帰ってしまうのもあり、「おうちに帰りたい」と泣く場面もありました。
ただ、感情を表に出すからか、立ち直りも早く、後半のキャンプイベントに向けて「早く次が始まらないかな」になり、いざ始まると全力で楽しみ、イベントが終わる頃になると「3回目はないの?」とベソをかいていました。
一方、あと3ヶ月で4歳になる息子は、常日頃からそうなのですが、我慢してしまうんです。
「おうちに帰りたい」と泣くことはありません。が、片方の親と離れて、2週間近くいるのは、かなりのチャレンジ。
ダメージが徐々に蓄積されていったようで、後半には感情が爆発することもありました。
赤ちゃん言葉を使って抱っこをせがんだり、ワザと「あれ買って」「これ買って」とだだをこねて、ギャン泣きして、愛情を確認するようになりました。これは今、自宅に帰ってきてからもそうです。
なるほど下の子にはまだ大変だったか、と思いつつも、まあ、たっぷり甘えられる環境なので、徐々に取り戻してくれればいいかな、と微笑ましく見ています。
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