幼児や小学校低学年の子供にとって、長距離ドライブは過酷です。移動だけで疲れてしまって、せっかく遊びに来たのに機嫌が悪くて泣きわめきっぱなし、なんてケースもあります。
300km以上離れた遠方へ行く場合は、前日の夜に出発して、中間地点で一泊すると、子供たちへの負担を減らせます。
片道500kmの長距離ドライブをいかに乗り切るか?
講演の仕事で福井県鯖江市へ行ってきました。北陸は初めてだったので、せっかくだからと4歳と2歳の子供たちを含め、家族で押し掛けました。
当初は新幹線+特急で行く予定でした。が、旅行の荷物を抱えて、子連れでうろうろするのは大変なんですよね。観光もするつもりだったので、現地での利便性を考えて、車で行くことにしました。
Googleマップで検索すると、片道約500km。休みなくぶっ続けで運転して6時間もかかります。
実際には、1時間半〜2時間に1回は休憩を入れなければいけないので、ほとんど半日かかってしまいます。これでは、運転は妻と交代でするにしても、子供たちがかわいそうです。
僕の感覚だと、うちの子供たちにとっては、2〜3時間が長距離ドライブの限界です。チャイルドシートにくくられっぱなしになるので、大人より余計に過酷なんですよね。
普通ならこれは無理だよね、という話になるんですが。
中間地点で一泊すれば負担が激減
今回は、前日の夜に出発して、愛知県豊川市で一泊しました。
神奈川県横浜市から愛知県豊川市へは、約260km・3時間。18時頃に出発して、夕飯を挟んで、22時頃には到着できました。
翌日に約230kmほどドライブすれば、目的地へ到着できます。
これなら、しっかり睡眠がとれて、子供たちへの負担も大きく減ります。もちろん、運転手である僕や妻にとっても。(笑)
おかげで、鯖江市で講演を済ませた翌日は、あちこちを観光しながら、楽しんで帰ってくることができました。
渋滞に巻き込まれないメリットも
もちろん帰りも、子供たちの負担軽減を最優先に、一泊して帰りました。
妻は仕事だったんですが、朝6時前に出発して、9時頃には問題なく帰り着いて、出社できました。
1日目 仕事が終わり次第、出発。中間地点で一泊。
2日目 用事を済ませる。
3日目 遊ぶ。中間地点で一泊。
4日目 早朝に帰宅。出社して仕事。
こんな感じです。寄り道も含め、トータルで1200km近いドライブになりました。
負担軽減以外の大きなメリットは、何と言っても渋滞に巻き込まれないで済むことです。今回の出張&旅行は3連休中でしたけど、夜間はあまり渋滞しません。帰った日は休み明けの平日なので、もちろん空いています(都心は通勤の影響で混むかもしれませんが)。
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中間地点での宿泊は、基本的に寝て体力を回復するだけ。お金をかけても仕方ないので、ファミリー向け格安ホテルを使っています。
東横インなどビジネスホテル(格安ホテル)は多々あるんですけど、我が家では数年前から「チサンイン」ブランドを愛用しています。理由は、添い寝の子供の宿泊料金が完全無料だから。
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なかなかいいですよ。当然ながら、値段相応ではありますが、ただ眠るだけなら十分です。