正確には、完治したわけではなく、症状が極めて軽くなりました。
朝、目覚めると、日によって目の周りが痒かったり、鼻の奥がムズムズしたり、鼻の通りが悪くなっていたりします。
が、目ならアレジオン(目薬)を差す、鼻なら数回かんでしまえば、日中は気になりません。くしゃみが出る日もありますが、1日に数回で、鼻水もほとんど出ません。
ちょっと信じられないんですが、これが今の私の体の現実です。
なぜ、治った、あるいは症状がごく軽くて済んでいるのか、自分でも理由を特定できていません。思いつくままに書いていきたいと思います。
早期治療が良かった?
花粉症治療の抗アレルギー薬は、花粉が飛散を始める1〜2週間前から飲み始めることで、高い効果が期待できます。
これ、昨年も実践して、実際に効果が出ました。
[花粉症対策]まるで治ったかのよう。誰もが絶対に試すべきたった1つの治療法
今年は1月の終わり頃から通院を始め、ディレグラを飲んでいました。
が、最初の1ヶ月は用量を間違えて、2錠飲むべきところをずっと1錠しか飲んでおらず、しかも先日、腸炎を患って酷い下痢をしてから、服用を止めてしまいました。
薬を飲まなくなって、もう10日くらい経ちます。
今年はこんなデタラメな早期治療となってしまいましたが、もしかしたら初期段階で炎症を悪化させなかったのが、結果的に良かったのかもしれません(炎症が悪化してしまうと、薬が効かなくなる)。
ただ昨年は、調子がいいからと試しに服薬を止めたところ、すぐに症状が悪化したのを覚えているので、服薬を止めて10日経っても問題ない現状は、ちょっとこれだけでは説明できません。
そもそも飛散量が少ない
そもそも、2014年は、全国のほとんどで花粉の飛散量が少ないようです。
2014年春の花粉飛散予測(第4報) ~九州地方はスギ花粉のピークに突入 四国から関東も増加中~ | 2014年春の花粉飛散予測(第4報) ~九州地方はスギ花粉のピークに突入 四国から関東も増加中~ニュースリリース | 日本気象協会
私が住んでいる関東甲信は、例年比で70%程度、前年比で30%程度の飛散量なので、単純にこれで症状が軽くて済んでいる可能性もあります。
糖質制限食のおかげ
昨年12月から糖質制限をしています。現在は3食とも基本的に糖質を主食にしていません。
実は、糖質制限で花粉症が治った、あるいは軽くなった、という報告が多数あります。
たとえば、夏井睦医師のホームページでのアンケートでは、花粉症がある約500名のうち、約300名が軽症化した(または治った)と回答しています。実に6割の確率です。
個人的にはこれが本丸、と思いたいところですが、理屈が難解で、あまり理解できていません。
いちおう、
糖質の過剰摂取 → 血糖値上昇 → インスリン大量追加分泌 → 反動で低血糖 → 血糖値を戻すための副腎皮質ホルモン分泌
という負のサイクルがあり、副腎皮質の酷使が大きな原因とされているようです。糖質制限をすれば、血糖値の上下動が極めて穏やかになるため、副腎皮質の負担が軽くなるというわけです。
※副腎皮質ホルモンには、炎症を抑制をする作用があります
副腎皮質ホルモン – Wikipedia
ヨーグルトを毎朝食べている
花粉症と腸内細菌の関連が指摘されています。
共同発表:腸内細菌のバランスの乱れが、喘息を悪化させるメカニズムを解明—新しい発想のアレルギー治療へ—
アレルギー疾患の発症は、遺伝的素因や環境要因など、さまざまな複合的な因子により発症することが知られていますが、その中には腸内細菌のバランスの乱れによる真菌(カビ)の増殖に起因するものが含まれている可能 …
現在、糖質制限の副産物として、毎朝、無糖ヨーグルトを食べています。
特に花粉症を意識したわけではなく、朝食にご飯やパンやシリアルを食べないのなら何を食べよう、ということで落ち着いたのが、ヨーグルトだったというだけです。
我が家はずっとパルシステムを利用しているので、『こんせんプレーンヨーグルト』です。
パルシステム | パルシステムの商品 > こんせんプレーンヨーグルト
いちおう、プロバイオティクス乳酸菌「BB-12」菌を3ヶ月ほど食べ続けていることになります。
ちなみに、朝の主食なので、2日で1箱食べます。1食で200g以上食べている計算です。
ただ、ヨーグルトを食べれば花粉症が改善するというのは、「今のところ、そう考えられている」というだけで、エビデンスがありません。
さて、真偽はいかに。
とりあえず、理由はわからないけど、花粉症が気にならない生活万歳!