新しい働き方

51月

保育士は、保育園以外でお金をもらったっていい

2016年後半より、キャンプ・アウトドアで、新しく事業を始めています。

経緯はこちらに書いていますが(需要があるのに、誰もやってなくてラッキー)、

【ご報告】キャンプ・アウトドアで事業を始めました

事業を設計するにあたって、もう一つ、頭に浮かんだことがあります。

事業を通じて、保育士に報酬を渡せれば、

「保育園でない職場でお金を稼ぐ選択肢があるんだ」
「保育園以外でお金をもらっていいんだ」

と、保育士が、気づくきっかけになるんじゃないか、ということです。

 

パパ・ママから極めて評価が高い、asobi基地キャスト

私が代表を務める、asobi基地アウトドア部では、「asobi基地キャンプ」というキャンプイベントを、年4回前後、実施しています。

メインとなる夏キャンプは、40名前後のイベントを2回実施するのですが、計80名ほどの定員が、ほぼ48時間で埋まり、10〜20組のキャンセル待ちが発生するほどの、大人気です。

人気の理由は、いくつかあるのですが、asobi基地キャストの存在が、一つ挙げられます。

asobi基地キャンプでは、必ず、保育士や、幼稚園教諭、ベビーシッターなどを中心とする、asobi基地キャストが参加します。

参加者のパパ・ママが、asobi基地キャストを評価する理由は、単に、子どもを見てくれるからではありません(asobi基地では、原則、託児を行いません。asobi基地キャンプでも、子どもの安全確保の責任者は、保護者です)。

「子どもとの接し方であったり、声掛けの仕方であったり、喧嘩の仲裁であったりに、ハッとさせられました」

「うちの子が、○○が好きだなんて、驚きました。△△な一面があるだなんて、親子だけでは気づけませんでした」

という感想が、パパ・ママから、聞かれるんです。

 

プロなのに保育園しか活躍の場がないのはもったいない

実際は、asobi基地キャストも、その場その場で、悩みながら対応しています。

が、それでもやはり、ほぼ自分の子どもしか見ないパパ&ママとは、知識と経験の “幅” が違います。

保育士というのは、対乳幼児の専門知識とスキルを持った、プロフェッショナル(もちろん、保育士以外の職種でも、同様)。

彼ら彼女たちが、保育士なら保育園しか、活躍の場がないというのは、とてももったいない!

現場に馴染まない、膨大な潜在保育士の数を考えても、それぞれにふさわしい場で、それぞれの力を発揮できるほうが、望ましいでしょう。

 

自らの手で切り拓くしかない現状

けれども、もし保育園以外の場所で、お金を稼ごうと思ったとしても、日本社会に、そういった場が、当たり前のように用意されているわけではありません。

自分で切り拓くしかないのが、現状。

もちろん、保育士が、いきなり個人事業主としてやっていけるかと言ったら、そうではないケースが、圧倒的に多いはずです。

なぜなら、専門の学校を卒業して、そのまま保育園で働き出したとしたら、マーケティング思考を覚える場が、存在しないからです。

どんなに、価値を提供できたとしても、

  • それを必要とする人がどこにいるか
  • その人たちに届けるにはどういう経路があるか
  • どのようなアプローチの仕方をすれば伝わるか

といった考え方ができなければ、自らが持つ価値を、お金に替えることができません。

 

マーケティングは意外と難しくない

状況は簡単ではありません。

が、とはいえ、学ぼうと思えば、比較的簡単に学べる内容であるのも、事実です。

なぜなら、ビジネスの基本中の基本で、コンビニだろうが、近所のスーパーだろうが、当たり前の考え方だからです。

私立の園であれば、園の経営を考えたり、父母や地域の要望に応えたりするのも、同様です。

あらためて学んでみたら、おぼろげに知っていた考え方ばかりで、

「ああ、こういうのをマーケティングと言うのね」

と、拍子抜けする人も、少なからずいそうです(特に、一般企業を経験している人は、そのような感想を持つケースが多そうです)。

 

園以外でお金をもらったっていい!

とすれば、あと足枷になるのは、保育士自身の、自己評価の低さではないでしょうか(もちろん、社会側の評価の低さに、強く影響を受けているはずです)。

asobi基地に集う保育士たちは、平日は園でみっちり働きながら、土日祝日は、asobi基地のイベントを実施したり企画したりと、いつも全力です。

そんな意識の高い人たちでも、

「自分自身に、保育園以外でお金をもらう選択肢がある」

と気づいている人は、ほとんどいないのではないか、と感じます。

可能性があるのは知っていても、それは一部の特殊能力のある人たちの特権で、自分には縁のない話と、思い込んでいるのではないか、と。

 

保育士に、保育以外で、報酬を

キャンプ・アウトドア事業を通じて、保育士に報酬を渡すことができれば、観念論ではなく、実例を見せることができます。

あるいは、体感してもらうことができます。

報酬も、マクドナルドのアルバイトレベルではなく、最低でも、日給1万円の水準で、払えるように、設計しています。

園以外で、気軽に稼げる場をつくろう、というわけです(希望者には、個人事業の作り方を、無償レクチャーもします)。

asobi基地で保育スキルを伸ばして、asobi基地キャンプでアウトドアに慣れて、保育を活かした仕事で(園以外で)報酬をもらう……という流れができてくれれば、いいなー。

価値を提供できる人は、見合った報酬をもらうべきなんですから。

1111月

「資生堂ショック」3つの論点と、資生堂ブランド戦略の誤算

資生堂は、キャリア志向の女性を応援し、社員自らが実践しつつ、先進的なライフスタイルを提案してきた企業です。

しかしながら、私たち現代人の価値観の多様化にともない、資生堂が提案する「先進的なライフスタイル」は、一部には共感を呼んでも、その他には理解されにくくなってきています。

“「美しい生活文化の創造」を企業理念に掲げ、自分らしく生きたいと願う人々の幸せの実現に貢献し続ける” というビジョンを掲げる資生堂ですが、「自分らしく生きたいと願う」のは、キャリア志向の女性だけとは限りません。

「資生堂ショック」は、日本社会の変化を読み違えた、あるいはキャリア志向に馴染まない層を戦略的に考慮した情報発信を行えなかった、資生堂の誤算により生み出されている一面があります。

 

「資生堂ショック」の内容まとめ

育児休暇や短時間勤務などをいち早く導入してきた、と言われる資生堂。

子育て中の女性社員にも、平等なシフトやノルマを与える改革を打ち出し、議論を呼んでいます。

“資生堂ショック” 改革のねらいとは|特集まるごと|NHKニュース おはよう日本

対象は、全国のデパートやスーパーなどに入っている、資生堂の化粧品売り場で働く、美容部員と呼ばれる女性社員たち。

資生堂ジャパン 営業統括部 新岡浩三営業部長
「過去の習慣的に、育児時間(短時間勤務)取得者は早番、暗黙のルールがあった。
いちばん忙しい時間に1人足りないということが発生していた。
そういう時間にいないことが(販売の)機会喪失につながっていたのではないか。
そこについては悩んでいた。」

販売の現場では、子育てをしていない美容部員に遅番・土日勤務の負担が集中。
こうした社員からは「不公平だ」「プライベートの時間がない」などの声が続出するようになりました。
経営陣は制度運用の見直しを迫られたのです。

“資生堂ショック” 改革のねらいとは|特集まるごと|NHKニュース おはよう日本

結果として、短時間勤務の利用者でも、1ヶ月間あたり、

・土日8日のうち、2日間
・遅番10日間

の勤務を基本とし、会社が決定する、という仕組みを導入しました。

 

論点1「企業組織のあり方」/極めて合理的かつ現実的な制度改革

NHK記事にまとまっていますが、資生堂の美容部員には、

1. 売上の低下
2. 繁忙期の人手不足
3. 社員の不満増加

という課題があり、経営陣、および現場でマネジメントする立場の人間からすれば、なにかしら対策を打つ必要がありました。

私も会社員時代には、管理職の経験がありますが、組織論や、経営の観点からすると、今回の「短時間勤務の利用者でも、1ヶ月あたり土日2日間・遅番10日間勤務」改革は、極めて合理的かつ、現実的な改革に見えます。

詳しくは、国保さん(経営学)の解説が参考になります。

資生堂ショックと言われていますが、これを読むと、資生堂は十分配慮していると感じました。「夫や家族の協力は得られるかなどを聞き取ってシフトを決める」「協力者がいない場合はベビーシッターの補助を出す」とか。これを機会に「妻が子育てをやって当たり…

Posted by 国保 祥子 on 2015年11月9日

 

「時短は成長に繋がる経験機会をほぼ永久に失う」については補足が必要だと思います。

国保さんの執筆記事から引用しますが、

時短制度の利用者が増えているにも拘わらず、時短制度利用者とフルタイム勤務者との業務配分と評価、どのように業務のフォローをするのか、労働時間の違う従業員がいるときの情報共有の方法など、管理上のノウハウはまだまだ確立されていません。その結果、管理者は誰がやってもあたりさわりがない業務、責任範囲の小さい業務を時短制度利用者に割り当てる傾向があり、これを「マミートラック」と呼びます。これは決して嫌がらせではなく配慮の結果である場合も少なくないのですが、いったんマミートラックにのった女性は適切な業務経験を積むことが出来なくなって成長機会を失ってしまうため、その以降の能力開発やキャリア形成が難しくなります。

【講座】第5回(全5回)女性が管理職になりたがらないほんとうの理由(5/5) – 経営プロ

成長は、質の高い経験によってのみ可能です。

ところが、時短勤務者には、いくつかの理由から、当たり障りのない仕事が回される傾向があります。

結果、成長の機会を得られず、上司も重要な仕事を与えにくくなり、負のスパイラルに陥っていきます。

 

「不公平」との声が上がるのは現実問題として仕方がない

また、「子育て中の女性だけに優しく、それ以外の人材に負担を強いる制度は、若い世代の離職を進める」という指摘も、現実問題としてその通りでしょう。

特に資生堂の美容部員からは、実際に「不公平」との声が上がっているわけです。

もちろん「子育ての負担を理解していない」「こういう人は、自分が子育てする番になって、途方に暮れるんだろうね」という意見にも、一理あるでしょう。

が、自らが経験するか、間近で見ない限り、子育てに必要な労力は、正確に見積もれません。

私も、最初の子どもが生まれてみて、妻の負担の大きさに驚き、「これじゃ全然話にならない……」と仕事をやめ、結果として個人事業主になった身なので、実感するところです。

 

目の前の問題を解決するための合理的改革

この改革により、

1. 繁忙期の人手不足の解消
2. ともなう、販売の機会喪失の改善
3. 社員の不公平感の解消
4. 時短利用者の成長機会喪失の回避
5. 子育ての労力を実感をもって理解できない世代の不満解消

などの課題解消が実現できます。

経営状況、限られたリソース、社会環境……などなど、いま置かれている状況の、目の前にある課題を解決する手段としては、合理的な改革と言えそうです。

 

論点2「価値観の多様化による分断」/“働きたい人だけが働ける” 時代の到来

もう1つ知っておく必要があるのは、資生堂はキャリア志向の女性を中心に応援してきた企業である、という事実です。

以前、資生堂主催『2023年 日本の男性の未来 フューチャーセッション』を取材した経験があり、そのときにも実感しました。

正確には「キャリア志向の女性」ではなく、

私たち資生堂は、「美しい生活文化の創造」を企業理念に掲げ、自分らしく生きたいと願う人々の幸せの実現に貢献し続けることで、サステナブルな企業価値の向上をめざしており、

トップが語るビジョン – 100年先も輝き続ける資生堂をつくる

「自分らしく生きたいと願う人々」の「幸せの実現」に、“美” で貢献していくのが資生堂です。

つまり、「家」にすべてを捧げる前時代的な女性像ではなく、社会の中で、一人の人間として、仕事も家庭も諦めることなく、いきいきと活躍したい…と願うような層をお客としている企業であるわけです。

 

子育て中でも平等に成長機会を提供し、成果を出すチャンスを与える

しかも、顧客を応援するだけでなく、資生堂の社員自らが実践し、先進的なライフスタイルを提案してきました。

(だからこそ、育児休暇や短時間勤務などを、いち早く導入することができた)

つまり、今回の改革は、資生堂が考える「キャリア志向の女性の幸せの実現」のために、必要な措置だった、と読めます。

国保さんが指摘するように、時短勤務は、成長機会を奪われますし、成果も出しにくくなるのが一般的であるようです。

この事実を知らないと、「子育て中の女性社員にも、平等なシフトやノルマを与える」という改革は、改革というより改悪に見えます。

が、実際には改悪ではなく、キャリア志向の女性たちにとっては、「子育て中でも平等に成長機会を提供し、成果を出すチャンスを与える」というポジティブなもの。

そして、それを無理なく実現するための環境整備をサポートをしよう、という試みです。

 

資生堂に共感できない層が少なからず存在する

それでは、なぜ反感が生まれるのでしょうか。

答はシンプルで、資生堂が提案する新しいライフスタイルに、あなたが馴染まないからです。

「仕事も家庭も両立して、バリバリのキャリアウーマンとして社会で活躍する」という志向は、価値観の多様化が進み、定着した現代社会においては、一部の女性の希望でしかありません。

国保さんが言及しているとおり、資生堂は、改革を着実に押し進めるために「夫や家族の協力は得られるかなどを聞き取ってシフトを決める」「協力者がいない場合はベビーシッターの補助を出す」などの配慮をしています。

が、一方で「こうした働き方ができない人は、資生堂の美容部員は務まりません」という明確な意思表示とも読めます。

「夫や家族の協力は得られるかなどを聞き取ってシフトを決める」というのは、「協力が得られない人は土日勤務や遅番を免除する」ということでは、恐らくないでしょう。せいぜい、いつなら出勤できるか、調整する程度。改革の理由として、時短勤務に対する不公平感を挙げているわけで、「夫や家族の協力が得られない人は免除」というやり方では、解決しません。夫や家族の協力が得られないのであれば、ベビーシッターや、地域サービスを使って対応しなさい、ということであるはずです。

資生堂の事例は、独自の社風に基づいた、少々極端なケースかもしれません。

しかしながら、私たちは、本当にさまざまな価値観を持ち、それぞれ異なるモチベーションで、生きています。

企業としては、すべての人にとって働きやすい環境を整えるのは、不可能です。

何かしらの価値観に基づいて、制度を設計し、社員を動かしていかなければなりません。

この企業で働けるのは、この企業の価値観に共感し、働きたいと思う人だけ。うわべだけでなく、ワークスタイル、ライフスタイルが完全一致していないとやっていけない。

そんな時代が到来しつつあるのだと感じました。

 

論点3「企業&ブランドイメージ」/馴染まない層を考慮した情報発信を行えなかった誤算

今回、資生堂の誤算は、「自分らしく生きる=キャリア志向」と短絡的すぎた点ではないでしょうか。

前述のとおり、資生堂は本来、「自分らしく生きたいと願う人々の幸せの実現に貢献し続ける」企業です。

しかしながら、「自分らしく生きる」とは、キャリア志向だけを指すのではないはず。

専業主婦や、“子ども最優先” の女性にだって、自分の生き方を誇りに思う人は存在します。

 

「自分らしさ」の多様化が進む現代

実はインターネットが一般家庭に普及し出しはじめる2000年ごろまでは、情報流通は “太い一本の幹” でした。

このマスメディアがすべてを握っていた時代、「“女性は家庭を守るもの” という古くさい価値観から脱却する」という大きな目標を、大勢の女性が共有できていたはずです。

資生堂は、この女性たちの多くに支持されてきました。

ところが、インターネットが普及し、情報の流れに無数の支流が生まれると、我々は「自分らしさ」を追求し始めます。

人と同じであるということは大した意味をもたなくなり、それぞれが、思うままに、多様な価値観を持つに至ります。

資生堂が今回の改革で示したような、バリバリのキャリア志向は、もはや「無数にある価値観の中の一つ」でしかなくなっています。

今回、「もう資生堂商品は買いたくない」と感じているあなたは、20年前はどうかわかりませんが、今や、資生堂のお客さんではないのでしょう。

 

ブランド強化のはずが、大きな誤算

資生堂の経営陣や、PR担当は、今回の改革は、きっとプラスになると踏んだはずです。

より資生堂らしさを打ち出すことができ、ブランド強化に繋がるはずだ、と。だからこそ取材&報道が実現したのでしょう。

しかしながら、予想外の拡散の仕方をして、たとえば記事タイトルだけ見て誤解する人も生まれる状況になりました。

すると、メインターゲット以外の層を、いたずらに刺激する結果になりました。

あらゆる情報、あらゆる商品が飽和する時代に、「唯一無二のブランドイメージ」は最大の武器。

しかしながら、いくら尖っているほうが良いとは言っても、「わかる人だけわかればいい」は最大の愚策。

なんとなく資生堂の商品も買っていた、という人が、気に入らないから資生堂の商品は買わない、となりかねません。

今回の報道がきかっけで、メインターゲット以外を排除する結果になってしまうとしたら、さすがに資生堂の本意ではないはず。

改革で提案した新しいライフスタイルに馴染まない層を、戦略的に考慮した情報発信を行えなかった点は、大きな誤算となりました。

NHKの記事には「役員が制度に甘えるなと警告」「甘え」「権利だけ主張」など、刺激的な文言が並びます。

さすがにこれは、いくら言葉を尽くして説明したところで、多くが誤解するでしょう。

 
*****
 
最後に、ごくごく個人的な感想を。

時短勤務者を「不公平だ」と妬む社員の存在は、それが事実だとしても、具体的に示してはいけなかったのでは。

美容部員の中の人たちの人間的醜さが見えてしまった、あるいは想像させるような露出の仕方は、いちばん印象に残りました。

資生堂って、社員同士で足を引っ張り合う、その程度の企業風土なのね、と。

あくまでもイメージ、印象論の話で、実際にどうなのかはわからないですが。

317月

仕事はどこでもできるから、仕事をしながら10日間の子連れキャンプに行ってきた

7月17日(金)〜26日(日)の9泊10日で、子どもたち2人を連れて、キャンプをしてきました(妻は、うち3日間のみ参加)。

週末は、asobi基地アウトドア部のasobi基地キャンプ前期後期の開催。

中日の平日は、仕事をしたり、のんびりしたり。

実は、その直前の7月15日・16日は、子連れでスパリゾートハワイアンズ取材に行っていたので、計12日間、自宅(職場)にいない状態で、仕事をしていました。

“流れるアクアリウムプール”登場! スパリゾートハワイアンズ「フィッシュゴーランド」で南国の魚と泳いできたよ(1/3) – ハピママ*

土日祝日を2回含んでいるので、働いたのは賞味5日6日というところですが、やってみないとわからないことは多かったので、整理してみたいと思います。

 
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フリーだからできる、というものでもない

「10日間の子連れキャンプだって?そんなの、フリーランスだからできるんだろ」

と思った会社員のあなた、半分は正解ですが、半分は間違っています。

フリーランスだって、仕事が山のようにある状態では、子連れキャンプになんか行けません。

後述しますが、よほどフルチューンしたMacBookProでも持っていない限り、自宅(職場)よりも仕事の処理能力が低下してしまうし、そもそもアウトドアで1週間以上となると、バッテリーの問題があります。

仕事量は、可能な限り減らす必要があるんです。

でも、普段やっている仕事を、そのまま誰かに投げるのでは、他の誰かに負担を掛けることになってしまって、リラックスできません。

急に慣れない仕事に取り組むことになれば、ミスや、判断できない事柄が多発します。

結局、しわ寄せは自分に来ます。キャンプに来ているのに、朝から晩まで対応に追われる、なんて事態にもなりかねません。

 
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自分にしかできない仕事だけをやる

私は普段から「自分にしかできない仕事だけを担当し、それ以外は、お金を払ってでも他の誰かに振る」という意識を強く持っています。

結果的に、そのほうが成果が出るので、報酬も上がります。

特に、企業と一緒にグループで取り組んでいるディズニー関係の仕事は、この1年間で報酬が2倍以上になりました。

理由は様々ありますが(運ももちろんあります)、最も大きいのは、私自身のマルチタスク能力がそれほど高くない要因です。

物理的・精神的に余裕があれば、しっかり価値を出さなければいけない部分に、専念できるようになり、成果を最大化できる、というわけです。

逆に仕事量に追われるような状況を作ってしまえば、全てが中途半端になってしまい、鳴かず飛ばずに陥るのは間違いありません。

この辺りの見極めや、収入効率を上げるための弛まぬ努力が、フリーランスの生命線なのかな、と最近では思うようになりました。

 
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10日間のキャンプ生活は……以外と違和感なく時間が過ぎていく

どんなにアウトドア好きでも、1週間以上のキャンプ生活というのは、なかなか経験がないのではないでしょうか。

年間5回〜10回程度はキャンプに行く私も、初めての経験でした。

週末はキャンプイベントの開催で、30人・40人がいるので、もちろん退屈しません。

平日は、周囲のキャンパーたちも一斉にいなくなり、ほぼ私と子どもたちで貸し切りの状態になりますが、それほどストレスを感じる事柄もなく、マイナスの感情に陥る状況もなく、淡々と時間が流れていきました。

何しろ、滞在先が素敵なんですよ。本当に自然豊かで、静かで、空気が美味しくて。

夜なんか、焚き火を前に、お酒を飲みながら、ローチェアにもたれていると、全身の力がどこまでも抜けていってしまうようでした。

唯一、蚊に刺されるのだけは、ちょっと困りました。

それほど数がいるわけじゃないんですが、1日1日、確実に刺されていって、10日間もいるとかなり悲惨なことになります。

蚊取り線香を焚いても、とくに平日は人間がうちらしかいないので、そりゃ狙われるわけです(^^;;

 
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仕事上のストレスは……改善の余地あり

日常にそれほど大きな問題がなかった一方、仕事面は満足とは言えませんでした。

理由は2つで、「脆弱なインターネット環境」と「古くて熱暴走するMacBook Air」。

何しろ山奥なので、インターネット環境は劣悪です。

iPhoneのSoftBank回線はほぼ使い物にならず、WiMAXのau LTEに頼っていたんですが、この月は外出先での仕事が多かった影響で、制限使用量の7GBをオーバー。

以降はかなりストレスを感じる状況でした。というか、ほぼ仕事になりませんでした。

追加料金を払ってもいいから、au LTEも無制限にしてほしい……。

もう1つ、私が使っているノートパソコンは、MacBook Airの11インチ、Mid 2011。

もともと、それほどスペックの高いマシンではないのに加え、冷却ファンが動かず、ちょっと作業を続けていると、熱を持って、ロクに動かなくなります。

時には、メール1通書くのにも苦労する有り様で、これは買い換え時かなと。

もともと、東京ディズニーリゾートのプレスデーの現地速報で、RAW現像する必要があり、MacBook Proを必要としていたところでした。

バッテリーについては、BTL-RDC6と、Ankerのモバイルバッテリー2個を持っていって、トイレで充電して、iPhoneやMacBook Airに給電していました。

最悪、モバイルバッテリーなら、盗まれてもダメージは最小限ですから。

 
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浮き沈みしながらも楽しんでいた6歳と、赤ちゃん返りした3歳

最後に、子どもたちの様子にも触れておきます。

うちの子たちは野生児なので、屋外での生活には特に問題はありませんでした。

が、精神面では色々と変化がありました。

6歳の娘は「さよなら」が嫌い。前半のキャンプイベント終了とともに、母親が帰ってしまうのもあり、「おうちに帰りたい」と泣く場面もありました。

ただ、感情を表に出すからか、立ち直りも早く、後半のキャンプイベントに向けて「早く次が始まらないかな」になり、いざ始まると全力で楽しみ、イベントが終わる頃になると「3回目はないの?」とベソをかいていました。

一方、あと3ヶ月で4歳になる息子は、常日頃からそうなのですが、我慢してしまうんです。

「おうちに帰りたい」と泣くことはありません。が、片方の親と離れて、2週間近くいるのは、かなりのチャレンジ。

ダメージが徐々に蓄積されていったようで、後半には感情が爆発することもありました。

赤ちゃん言葉を使って抱っこをせがんだり、ワザと「あれ買って」「これ買って」とだだをこねて、ギャン泣きして、愛情を確認するようになりました。これは今、自宅に帰ってきてからもそうです。

なるほど下の子にはまだ大変だったか、と思いつつも、まあ、たっぷり甘えられる環境なので、徐々に取り戻してくれればいいかな、と微笑ましく見ています。

253月

個人事業主4年目に突入した私が感じる、フリーランス7つのメリット&3つのデメリット

私の現在の仕事は、収入の多い順に、

  1. ディズニーメディアのディレクター(コンテンツ制作指揮)
  2. フリーライター、Webライティング講師
  3. 個人運営ブログ(複数)の広告、アフィリエイト収入

といった感じです。

8割・9割が、在宅でのデスクワーク。残りが、取材や、月1・2回の打ち合わせです。

個人事業主4年目に突入して、メリットとデメリットが、だいぶ実感を持って理解できてきたので、整理してみたいと思います。

いや、ほとんどがメリットなんですけどね、私のケースでは。性格のせいでしょうか。




 

私が感じる、フリーランス7つのメリット

1. 収入を上げるのが簡単
フリーランスの場合、仕事をすればしただけ、収入があがります。

まともに食えない段階の方は、そうはいかないでしょうが(私も以前はそうでした)、自らの強味と、キャッシュポイントを掴むことができたフリーランスは、スキル・経験が伸びるごとに、

少ない時間で、多くの収入が得られるようになる → 空いた時間に、他の作業に手を出せる

という好循環が生まれます。

「立場が弱いフリーランスは、企業にいいように使われ、貧乏暇なしになりやすい」という都市伝説がありますが、私には理解しがたいです。

明確な “価値” を提供できるのであれば、当たり前ですが、企業と対等に付き合えますから。

やるべきことをやりさえすれば、時間を費やしただけ収入を伸ばせるのが、フリーランスです。

ところが、会社勤めでは、こうはいかないんですよね。サラリーマンの場合、仕事量や、組織への貢献度が、即座に収入に反映されるわけではありません。

個人でどんなに頑張っても、会社の業績が上がらなければ、給料は頭打ちになります。

もちろんサラリーマンの場合、どんなに大失敗しても、収入がゼロになる心配がない、というメリットも、同時にありますが。

 
2. 仕事を効率化したらしただけ、時間に余裕が生まれる
私は、会社勤めをしていた時代、業務改善・作業効率化・ミス対策といったあたりが得意技でした。

が、これは個人的な恨みのようなもんですが、どんなに仕事を効率良く、成果が上がるようにしても、空いたところにはどんどん仕事が詰め込まれていきました。

これが定時内なら当然ですが、残業までさせるんですよ。

ふざけんな、と。

フリーランスであれば、ここは完全に個人の裁量です。

前段のように、新しい仕事を作り出す時間に使ってもいいし、子どもたちとのんびり過ごす時間に使ってもいいし、東京ディズニーリゾートへ遊びに行ってもいいわけです。

 
3. 好きなことに手を出せる(撤退も簡単)
私のポリシーですが、最も効率良く最適解を導き出すためには、「あれこれ考えるよりも、とりあえずやってみる」がベストです。

実体験から得られる情報量は膨大で、そもそもこれがなきゃ、計画も立てられないし、理屈もお飾りで終わります。

また、逆に、「こりゃダメだ」と直感したら、すぐに撤退できるメリットもあります。

どんどん手を広げつつ、可能性を潰していき、最適解に素早く辿り着けるのが、フリーランスの圧倒的な強味です。

ところが、企業では、まず「失敗したら誰が責任を取るのか」という話になりやすい。会社のリソースや、資金は、一社員のものではないから、当然です。

撤退についても、上司がGOサインを出した事業なわけで、おいそれと投げ出すわけにはいきません。

 
4. くだらないヤツとは付き合う必要がない
相手をビジネスパートナーとして尊重する気のない、付き合っていて腹の立つ人間って、どこにでもいますよね。

同僚もそうですし、得意先の企業でもそうです。

フリーランスなら、そういうくだらない人間とは、縁を切ってしまえば済みます。

いちど受けた仕事は完遂するにしても、もう二度と仕事を受けなければ、それ以上、付き合う必要はありません。

こうした態度でいる私は、今まで個人事業主でやってきて、人間関係が大きなストレスになった経験はありません。

 
5. 自分の役割(得意分野)にだけ専念できる
組織内での役割分担は、相対的な最適化をするしかありません。

ある仕事について、Aさんが、5段階で「3」程度のスキルしかなかったとしても、BさんCさんが「2」と「1」のスキルしかなければ、Aさんが担当せざるを得ないわけです。

これが降り積もっていくと、さまざまな庶務・雑務を担当することになり、「自分の本来の仕事ってなんだっけ」「こんなことがやりたくて入社したんだっけ」という事態になる可能性も出てきます。

まあ、サラリーマンがやりたいこと、得意なことだけやる、というのは、根本的に難しいですよね。

一方、フリーランスは、役割ごとの請負になります。

依頼された部分に関しては、全力を尽くし、他人では生み出せない価値を提供する。

この感じが、非常にすっきりしていて、気持ちいいんですよね。

 
6. 自分のペースで取り組める
私は、疲労で頭がうまく回らない場合、30分ほどの仮眠(目をつぶって横になっているだけでもいい)をとれば、即座に復活できます。

もちろんフリーランスになってからは、このほうが仕事の能率が格段に上がるし、ケアレスミスも減るので、意図的に仮眠をとることにしています。

が、サラリーマンでは、堂々と昼寝をしていたら、問題になる職場が多いでしょう。

個人の体質よりも、組織の秩序のほうが優先だからです。

あるいは、どうにもやる気が出ないときって、ありますよね。フリーなら、仕事をやりたくなきゃ、やらなくていいんです。

もちろん、締め切りがある場合はそうはいきませんが(私は、切羽詰まっているときには、やる気が漲るタイプなので、この点で問題になったことはないです)。

 
7. 移動の無駄を極力省ける
最後に、お約束ですが、満員電車に乗る必要がないというのは、単純に、嬉しいですね。

まあ、取材で、たまには満員電車に遭遇するケースもあるですけどね。それでも、月に数回あるかないかなので、ぜんぜんストレスにはなりません。

もちろん、仕事よっては、顔を突き合わせていないと効率よくできないものも存在します。

が、じゃあそうでない仕事は自宅でやっていいかというと、圧倒的大多数の職場は、そうじゃない。

満員電車のストレスを抜きにしても、物理的な移動を必要最小限にできるのは、理不尽さを味わなくて済む、メリットです。

 

フリーランスの3つのデメリット

1. 確定申告が面倒
基本的には、慣れの問題です。が、1回確定申告を経験しても、1年に1度しかやらないので、忘れてしまうんですよね(^^;;

ただ、調べればいくらでも分からないことを解決できますし、freeeという優れたサービスが登場したので、物理的な困難さよりも、心理的なハードルと言えます。



ちなみにfreeeは、文句なしにおすすめ。収支をサボらずに定期的に入力しておけば、確定申告のための作業は、数時間で終わってしまいます。

私は今年は、さっさと初日に確定申告を終えられましたから。

 
2. ボーナスが存在しない
収入総額の多寡ももちろんありますが、数十万円規模の、大きな買い物や、海外旅行等に行きにくいのが、個人的には「どうしたもんかなあ」という感じでいます。

貯金しろよ、という話ではあるんですが。

フリーランスの場合、案件によって、まとまった収入があるケースは、当然ながらあるんですけど、いつもらえるのか、読めませんからねえ。

取らぬ狸のなんとやら。

月給のほかに、定期的にボーナスが存在するのは、やりくりの面で、やはり非常にうらやましいです。

2015年春闘では、大手企業のボーナスは、月給の5・6ヶ月分相当らしいですしねえ(^^;;

春闘集中回答 ベア、過去最高相次ぐ 大手、円安で輸出改善(産経新聞) – Yahoo!ニュース

 

 
3. 稀に何をしていいかわからなくなる
組織で仕事をしないとなると、ルーティン的なものが存在しないケースが多く、

  1. 雑務が積み重なりすぎて、何から手を付けていいかわからない
  2. 暇すぎて、なんにもする気がおきない

という2パターンにおいて、机には向かっているものの、ただいたずらに時間だけが過ぎ去っていってしまうケースがあります。

サラリーマンであれば、

出社して、メールチェックして、その日のスケジュールを確認して、会議に出て……

と、思考停止していても仕事は進んでいきますが、フリーランスの場合は、何の仕事をするか? をまず自分の頭で考え、優先順位を決定していかなければいけないわけです。

目の前のものから、一つ一つ片付けていくしかないのは、わかっているんですけどねえ。(^^;;

 

結論:私には天職かも

以上、読んでいただいてわかるかと思いますが、私の場合、ほとんどメリットしか感じていません。

会社員時代に感じていたストレスが、ほぼすべて消え去り、こんなに楽でいいのかな、天職かも、とすら思えるほどです。

もちろん、人それぞれ、できることや、合った環境があるわけで、フリーランスを勧めるわけでは、ありません。

私は、フリーランスに憧れ的なものがなかったのが、実際にやってみてギャップを感じることがなく、逆に良かったのかもしれない、とも思いますし。

ある一個人の感想として捉えていただけたら、と思います。

243月

フリーランスの私が、週3.5日労働で問題ない3つの理由

フリーランスになって、約4年が経過しました。

最近の私の、表面上の労働時間は、週4.5日・40時間くらいでしょうか。

ただ、1週間のうち、だいたい0.5日〜1日は、子どもたちと遊びに出たり、様々な用事を片付けたりする時間になっているので、実質的には週3.5日〜4日しか働いていない感覚です。

 

 

震災でやむなくフリーになる

実は私は、フリーランスになりたくてなったわけではありません。憧れも特にありませんでした。

東日本大震災が起きて、それまでの契約社員の仕事が、打ち切りになりました。

ちょうど、長女が間もなく2歳、妻のお腹には長男がいるという状況で、子育てに時間を割きたかった私は、定時に帰れる代わりに、誰でもできるような責任のない仕事をしていたんです。

まだみなさんも記憶に新しいと思いますが、震災時は、世の中が混乱しましたよね。

先行きが不透明で、求人はなくはなかったんですが、定時に帰れて、それなりの給料がもらえる好条件の仕事は、見つかりませんでした。

失業保険をもらいつつ、ハローワークに通いながら、いつしか「仕事が無いんなら自分で稼ぐしかないかな……」と思うようになっていました。

 

4年経過して現在は並の生活

当初は、自分が何で稼げるかもわからず、戦略も何もあったもんじゃないので、もうほんっとうにいろんなことをやって、あれもダメ、これもダメ、と可能性を限定していった感じです。

最初の1年は、100万円ちょっとしか稼げなかったかも。退職金とクレジットカードで、何とか生活してた状況です。

ただ、それだけ失敗しまくれば、相対的に自分の強味が見えてくるわけです。

運良く、仕事をくれる企業・人に見つけてもらい、4年経った今では「同世代の平均年収 – ボーナス分」くらいのところまでは、なんとかきています。

ガンガン稼げてるわけじゃないですけどね。共働き&実家暮らしということもあって、まあ並の生活ができているかなぁと。

 

フリーなら常識。1日の時間の使い方のポイント

まず、私の1日の時間の使い方なんですけど、おおまかに図にすると、こんな感じです。

2015-03-24_1424

ポイントは、4時〜7時の予備時間で、このシステムのメリットは、忙しければ仕事の時間を作り出せるし、疲れていれば睡眠時間を延ばせる……とフレキシブルに対応できる点です。

子どもたちを最優先に生活しているので、夕方以降の残業はできません。が、4時〜7時を必要に応じて有効活用することで、仕事の時間が足りない……と困るケースは、まずありません。

しかも、仕事が軌道に乗れば乗るほど、収入効率が上がっていきます(=少ない時間で、より多くの収入が得られる)。

今では、繁忙期以外では、4時〜7時に仕事をするケースは、それほどありません。

 

1週間に3.5〜4日程度しか仕事をしていない

1週間の流れはだいたい以下のような感じで、

月 3h労働(子どもたちの習い事があるため、時短での仕事)
火 8h労働
水 8h労働
木 8h労働
金 8h労働
土 5h労働(保育園が15時までのため、時短での仕事)
日 家族でおでかけ

うち、1週間に0.5〜1日程度は、年間パスポートで東京ディズニーリゾートへ行ったり、ディズニー映画をDVDで観たり、コストコに買い物にいったり、髪をカットしに行ったり、収支の事務作業をしたり、部屋を片付けたりと、様々な用事を片付ける時間になっています。

また、月曜・土曜も、状況によっては、ぜんぶ子どもたちとの時間にしてしまいます。かわりに4時〜7時に仕事をすればいいわけですから。

するとトータルでは、週に3.5〜4日程度しか仕事をしていない、というのが、近頃の実情です。

満員電車の通勤もないし、おれ、長生きできそう。(笑)

 

週3.5〜4日労働で問題ない3つの理由

1. スケジュールをほぼ自分の都合で組める
たとえ週3.5日労働だとしても、たぶん40時間は仕事をしています。8時間×5日=40時間なので、「少ない!」と驚くほどではありません。

つまり、フリーになったことによって、自由にスケジュールが組める、というメリットが、非常に大きいです。

これは、仕事をする相手選びが重要になってきます。

たとえば、一方的に「何時にどこどこへ来て」みたいな古くさい価値観の会社とは、絶対に付き合っちゃダメです。

通常の企業同士のやり取りがそうであるように、互いの都合をすり合わせてスケジュール調整をするのが、当たり前ですから。

その他、4時〜7時を有効活用しているのはもちろん、通勤時間が存在しない、というのも大きいですね。

1日往復90分だとしても、年間300日で450時間分の差になるわけですから。

 
2. 趣味と仕事を完全に一致させている
私の場合、東京ディズニーリゾートへ遊びに行くのも、DVDを観るのも、仕事のようなもんです。

なぜなら、私の仕事の一つは、ディズニーメディアのコンテンツ制作の総指揮をする、ディレクターだからです。

本物のディズニーマニアであるライター陣に、的確な指示を出すためには、東京ディズニーリゾートの現状や、ディズニーのエンターテイメント作品を、ちゃんと知っておく必要があります。

Webライターがメインの仕事だった頃からそうですが、やりたいことだけをやり、書きたいことだけを記事にしてきました。

すると、子どもたちといる時間や、レジャーの時間でさえ、いつのまにか仕事の準備になっているわけです。

これは大げさではなく、「どれだけ遊び回って、他のビジネスパーソンにない経験ができるかが、自分の仕事の質・価値を決める」と、戦略的に考えています。

むしろ、週5日労働をしたら、私の場合は負けです。いかに遊ぶかを、常に考えてます。

 
3. それほど稼がなくても豊かに生活できる
もう1つ、趣味と仕事を完全に一致させているメリットは、趣味やレジャーの多くを、経費にできる点です。

その分、納税額を減らせるので、額面から受ける印象よりも、生活の自由度が高い実感があります。

仕事名目で、子どもたちと一緒にあちこち遊びに行けるうえに、手元のお金もやや増えるわけです(収入全体としてみれば、微々たる金額ですが)。

加えて、実家暮らしなのもあり、生活に必要なお金を最小限に抑えることができています。

もちろんこの先、子どもたちが大きくなり、学費やらなんやらの出費が増えるので、楽観はしていないですが、まあそれはどこの家庭でも同じ。

同じ年収レベルの家庭と比較すれば、レジャー・アクティビティ面では、かなり自由度の高い日常なのではないかな、と個人的には考えています。

 
各家庭、さまざまに状況はあるでしょうが、一例として参考にしてもらえれば幸いです。

 

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