ジョブズ(天才)じゃなくてもできる、伝えるプレゼンテーション7つのコツ


「人に何か伝える」のは難しいですよね。学生の面接から、社会人の商談まで、うまくプレゼンテーションできる人を見ると、どうしてあんなにうまく喋れるのか不思議じゃありませんか?

才能の差だから……と諦める? いえいえ。そんな必要はないんです。

さすがに聴衆を魅了するスティーブジョブズのようなプレゼンテーションまでは難しいかもしれませんが、「確実に伝えるプレゼンテーション」であれば誰にでも出来ます。

実は僕も人前で喋るのは苦手なんですが、大抵は「わかりやすかった」と言ってもらえています。お陰でプレゼンテーションは苦になりません。

コツは、以下の7つの法則を守ることです。

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大前提として、何の話をするのか明確にする

聞く相手の立場で考えるのが、プレゼンテーションの原則です。

意外に忘れがちなんですが、多くの場合、相手は、これから何の話をするのか知りません。いきなり細かな説明から入ってしまえば、栓抜きとグラスを用意せずに「喉が渇いただろ?」と瓶ビールを渡すようなもの。

プレゼンの内容を嫌というほど知っているのはあなただけです。今更なようでも、本題に入る前に何の話をするのか明確にします。

 

問題提起する

「何の話をするのか」を効果的に伝える手段の一つが、こんな問題があるよね、という問いかけです。

例えばこの記事の冒頭で、「人に何か伝えるのは難しいですよね」と書きました。この一言があるだけで、コミュニケーションあるいはプレゼンテーションの課題について話すのだと想像がつくはずです。

 

一番大切な問いに答える

たくさん説明しなきゃいけない情報があるのはわかります。でも聞き手は、実はそんなことに興味ありません。

相手が知りたいのは、商品やサービスなら「今までと違ってどこが斬新なのか」であり、社会貢献プロジェクトなら「自分たち(あるいは誰か)の生活がどう変わるのか」です。

その商品やサービス、取り組み等の価値が伝わってこそ、はじめて相手は聞く耳を持ってくれます。

 

紙と鉛筆で設計図をつくる

以上のような原則を守ってプレゼンテーションするには、どういう順番で何を喋るのか、それなりの計画性が求められます。

頭のなかにはっきり手順を思い描ける場合はいいんですが、そうでない場合はいきなりパソコンに向かってもいいプレゼン資料は作れません。

僕は、紙と鉛筆を使います。頭で考えるより、手で何かを作ったり書いたりするほうがいい発想が生まれ、考えが整理されるんです。コンストラクショニズムという考え方に近いですね。ジョブズも始めに絵コンテをつくるそうですよ。

 

図表で説明しようとしない

一番やってはいけないのが、ゴチャゴチャした細かい図や表での説明です。

第一に、スライドじゃ細かいところまで見えません。特に僕は視力があまりよくないので、こういうプレゼンに出会うと途端にやる気をなくします。

第二に、そんな多くの情報を覚えていられる人はいません。情報量を増やせば、それだけ“本当に覚えておいてほしい情報”の存在感が薄れてしまいます。

第三に、聞き手は図に注目して、あなたの話を聞かなくなります。

特に3つめが重要です。もしスライドにたった一言のキャッチフレーズしか表示されていなかったら、聞き手は「何を話すんだろう?」とあなたのトークに注目するしかなくなります。

 

箇条書きはしない

人はなぜ箇条書きをするんでしょう。理由をよーく考えてみてください。

もしかしたら、あなたが話をするときに、話す内容を忘れないためじゃないですか?

だとしたら、百害あって一利なし。箇条書きでなければならない明確な理由があるのならいいんですが、そうじゃない場合は絶対に使わないこと!

箇条書きをするくらいなら、たった一言のキャッチフレーズが書かれたスライドを何枚も用意してください。論旨が明確になるし、前述のように、聞き手があなたのトークに注目するメリットもあります。

 

練習する

以上の法則を守れば、ほとんど間違いなく、立派なプレゼンテーション資料が作れます。

あとは練習するだけです。練習をすればトークの内容を整理でき、何より自信がつきます。

7つの法則の中で何が最重要か? と問われれば、迷わず「練習」と答えます。僕は少なくとも3回は通しで練習します。ええ、人のいないところでこっそりと(^^;)

今までプレゼンに自信がなかった人は、騙されたと思って練習してから本番に臨んでみてください。

劇的に変わるはずです。

 

プレゼンテーションは技術

ジョブズはプレゼンテーションの天才でしたけど、本当に他人には真似できないと感じるのは、伝える情熱や使命感の部分だけです。

トークの内容や、プレゼンテーションの構成は「技術」であり、学べば誰にでも実践できます。

それを証明しているのがこちらの本。

 

フリーエージェントという仕事柄、プレゼンテーションする機会が多いので、関連本は何冊も読みました。その中で断トツに優れていた1冊です。

著者のカーマイン・ガロ氏は、プレゼンテーションを始めとするコミュニケーション・スキルのコーチ。「人に伝える」を論理的に語らせたら随一の方です。天才・ジョブズの事例を豊富に提示して解説してくれるので、面白いですしね。

社会貢献プロジェクトに取り組む学生や、就活生、社会人まで。読んでおいて損はしないはず。全力でおすすめです。

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