コロナの今こそイッキ見。異論は絶対認めない超傑作SF&ファンタジー5選(漫画、アニメ、ドラマ、映画|鬼滅の刃無し)

エンタメWebメディア界で500万PVメディアを作った私が全力おすすめする、時間を無駄にすることは100%ない作品リスト。

All You Need Is Kill(漫画・全2巻)- 原作・桜坂洋、作画・小畑健

All You Need Is Kill 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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桜坂洋, 竹内良輔, 安倍吉俊, 小畑健
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All You Need Is Kill 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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桜坂洋, 竹内良輔, 安倍吉俊, 小畑健
446円(04/27 14:01時点)
発売日: 2014/06/19
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タイムループものの最高傑作(だと個人的には思っている)。異星人が地球に送りこんだ「ギタイ」との戦いにのぞみ、初出撃で死亡……と思いきや、出撃前日に巻き戻る。

記憶は残っているため、死に続けながらどんどん経験を積み上げ、ついには敵なしの強さを手に入れる。ところが……というのがハイライト。

桜坂洋のライトノベルが原作で、今回はサクッと読み切れる手軽さから、小畑健による作画の漫画をピックアップ。

トム・クルーズ主演で映画化もされており、こちらはストーリー、結末が異なる。

なお、タイムループものだと、Netflix製作の『ARQ 時の牢獄』も最高におもしろい。88分でサクッと見られるので、お好きな方はぜひ。

CLAYMORE(漫画・全27巻)- 八木教広

CLAYMORE 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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八木教広
408円(04/27 14:01時点)
発売日: 2002/01/05
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『CLAYMORE』(2001〜2007)を読破していると、『進撃の巨人』(2009〜)の世界構成は二番煎じに見える。

そもそもファンタジーの構成には限りがあり、偶然だとは思うが、個人的にはかなりあやしいと思っている。

人間を捕食する妖魔が跋扈する世界。対するは、妖魔を倒すために、妖魔の血肉を埋め込まれた、半人半妖の女戦士「クレイモア」。

けっして欠けることのない大剣クレイモアを、美しく細身な女性たちが振るう絵柄に、まず目を奪われる

けれども、『CLAYMORE』の本当のおもしろさは、キャラクター造形の良さと、ストーリーの巧みさにある。

そして全てのファンを納得させる、結末の美しさ。試しにAmazonのレビューをみてほしい。105件で星4.7の大絶賛。

スター・トレック ディスカバリー(SFドラマ・2シーズン全29話)- Netflixオリジナル

海外TVドラマ『スター・トレック ディスカバリー』公式サイト

SFドラマのレジェンドである「スター・トレック」シリーズが、現代の最高峰のエンターテイメントとして帰ってきた。

シリーズ最高傑作の呼び声もあり、私はリアルタイムで見ていたが、最新話が公開される月曜をこれほど待ち望んだ経験も、久しぶりだ。

シリーズ第1作である『宇宙大作戦』の約10年前に時代が設定されており、U.S.S.エンタープライズNCC-1701でカークの前任だったクリストファー・パイクや、若き日のスポックが登場するなど、ファンにはたまらない要素が満載。

過去のスター・トレックシリーズは、今となってはちゃちに見えてしまうが、最新の3DCGで描かれる『スター・トレック ディスカバリー』は、現代のSFとして十分なクオリティで、なにより米ドラマならではの息もつかせぬテンポ、そして意外性が素晴らしい。

いったん見始めたら、徹夜待ったなし。

ソードアート・オンライン(アニメ・第1期〜第3期2部 全85話)

ソードアート・オンライン公式サイト

川原礫のライトノベルが原作の、神アニメ。原作もファンが多いが、ここは敢えてアニメを推したい。

なお、全85話と記載したが、現在はアリシゼーション編の途中で中断期間となっている。

注目の最終章(第3期3部)は、TOKYO MXなど地上波およびAbemaTVでは4月25日(土)から、AmazonプライムやNetflixなどストリーミングサービスでは5月2日(土)からスタートする。→新型コロナウイルスの影響で、7月公開に延期された

また、このアニメは、BGMが本当にいい。サウンドトラックだけを延々聴いていられる。

梶浦由記、天才。個人的には、ドラクエにおける堀井雄二のようですらあると評価している(少なくとも部分的には)。

加えて、第1期アインクラッド編のオープニング曲「crossing field」をはじめ、シリーズ中5曲を、アニメ『鬼滅の刃』のオープニング曲「紅蓮華」で一躍メジャーとなったLiSAが歌う。

全話を通してみるとなると長いが、まずは最初の5話を見てほしい。『進撃の巨人』もそうだが、圧倒的に引き込まれる初期設定で勝負アリだ。

もしうまいことハマったら、マザーズ・ロザリオ編(第18話 – 第24話)までは見続けよう。シリーズ最高の感動が待っている。

マーベル・シネマティック・ユニバース(SF映画・フェーズ3全22作※『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで)

アベンジャーズ/エンドゲーム

世界最高のSF映画の座には、いまや「スター・ウォーズ」シリーズを遥かに凌駕し、マーベル・シネマティック・ユニバースが君臨している。

シリーズ累計の興行収入は、約226億ドル(2兆4587億円!!)。1本あたりの平均でも約9.8億ドル。

「スター・ウォーズ」シリーズの累計約92.4億ドル(平均約8.4億ドル)、「ハリー・ポッター」シリーズの累計約92億ドル(平均約9.2億ドル)を遥かに引き離しての、圧倒的トップだ。

もちろん、興行収入だけでなく、3DCGのクオリティといい、ストーリーやキャラクター造形の素晴らしさといい、文句のつけようがなく、最高のエンターテイメント体験を保証する。

食わず嫌いしていた、一般人の妻ですら、無理やり数作品つき合わせただけでハマってしまい、新作を心待ちにするようになった。

そう、これは日本人にとって、究極の食わず嫌いシリーズであり、見れば100%に近い可能性でハマるのだが、アメコミ原作だからか、そのハードルが高いようで、損をしている。

シリーズ最高のカタルシスを味わえるのは、フェーズ3の終盤の作品『アベンジャーズ/エンドゲーム』だ。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、単体でも、優れた映画ではある。

ところが難しいのは、このカタルシスを本当の意味で味わうためには、これ以前に公開された映画21作品すべてを観る必要があるということだ。

なぜならば、全映画が、同じ世界の中の話であり、多くは直接のストーリー的繋がりはないものの、端々でリンクしている。

また、キャラクター一人ひとりが魅力的で、これらを深堀りして感情移入するためには、個々の作品を観なければならない。

幸いなのは、どの映画も消化試合ではなく、(全部とは言わないが)単体でも傑作映画が揃っているということだ。

ちなみに我が家では、GWにはアベンジャーズ全4作イッキ見大会を開催予定。劇場でのあの大興奮、感動を思い出して、悦に入ることにしよう。

視聴はDisney+をベースにするのが、最も効率が良い。配給権の関係で、ところどころ抜けがあるが、そこは単発のレンタル視聴で対応しよう。