【ご報告】花粉症が糖質制限でどっかに消えちゃいました。本当にありがとうございます。

まず、こちらを見ていただきたいんですよ。

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私はライター&ブロガー、Webメディアディレクターの個人事業主なので、国民健康保険に加入しています。

つい先日届いた、2014年1月〜12月の医療費(10割分)一覧です。

2014年は、2回通院して、2回薬をもらっています。時期を見れば簡単に思い出せるんですけど、花粉症の抗アレルギー薬ディレグラと、アレジオン(目薬)をもらってきているんです。

つまり、2014年は実質的に、風邪などの体調不良では、1回も医者へ行っていない、ということです。

もともと病弱&薬大好きだった

もちろん、まったく体調を崩さなかったわけではありません。

ただ、喉が痛くなったり、咳が出たりしても、わりとすみやかに治ってしまうんですよね。

これが自分としては、かなり驚きで。

もともと、どちらかというと病弱というか、いったん体調を崩すと、長引く体質でした。

喉が痛くなって、微熱が何日も続いたり。咳が止まらなくなって、気管支炎寸前で、抗生物質を1週間や10日間も飲み続けたり。

もう一つ、持病のようなものなんですが、胃腸が弱くて、年に1回はひどい腸炎になって、救急車を呼ぶほど嘔吐したりしていました。

しかも、すぐに薬をもらいに行きたがる性格なので、2013年以前の医療費は、かなり高額だったはずです(手元に残っていないのが残念……)。

変わったのは、食生活

2013年12月から、いわゆる糖質制限を始めたところ、“開始3ヶ月で、5kg以上減” という結果に味をしめ、以来、完全にタンパク質・脂質・野菜中心食にシフトしました。

すると、わりと健康に過ごせている感覚がありましたし、大病もしなくなったんですよね。

医療費に反映されているのは、冒頭を見てのとおりです。

花粉症の人の60%は、糖質制限で軽症化する

今さら説明するまでもないと思いますが、糖質の過剰摂取をやめると、インスリンの追加分泌が大幅に減り、また糖新生が促進されることによって、脂肪がみるみる減っていきます。

でも、やってみるとわかりますが、糖質制限のメリットは、体重減少だけじゃないんです。

私は、飲み過ぎても胃腸系の二日酔い症状が出なくなりましたし、食後の睡魔もなくなりました。

もう一つ大きいのが、花粉症が軽症化する効果です。

これ、夏井睦医師によるWebアンケートが興味深いです。

糖質制限に関するアンケート – Google フォーム

回答は、2015年3月時点で、1594件。花粉症だった597名のうち、363名、実に6割が「糖質制限以後、花粉症が軽症化した(または治った)」と回答しているんです。

どこまで統計的に正しいのかは判断できませんが、話半分としても、驚きのデータですよね。

私は医者でも研究者でもないので、理屈を理解するのは大変ですが、一説によると、副腎皮質の負担が減って、正常に作用するようになるからだ、という話があります。

※副腎皮質ホルモンの、糖質コルチコイドは、炎症を制御する作用があります。

合成された糖質コルチコイドは、関節痛または関節炎、側頭動脈炎、皮膚炎、アレルギー反応、喘息、肝炎、全身性紅斑性狼瘡、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎とクローン病)、眼疾患(ブドウ膜炎)、サルコイドーシスの治療、そして、慢性原発性副腎皮質機能低下症、副腎機能障害など糖質コルチコイドの欠乏症の治療にも使われる。

Wikipedia – 副腎皮質ホルモン

ということは、喉の炎症や、咳がすぐにおさまってしまうのも、この影響なのかもしれませんね。

私も日常生活に支障ないくらいに軽症化

で、私もやっぱり、花粉症が軽症化してしまったんですよ。

実は昨年2014年も、兆しはあったんですが、花粉の量そのものも少なかったですし、前半は薬を飲んでいましたし、糖質コントロールを開始して間もなかったので、半信半疑でした。

今年は薬を一切飲んでいません。

3月上旬くらいまでは、朝起きると目が痒い、鼻もややつまり気味、でも日中はほとんど気にならない、という状態。

2015年はさらに快調。

ちょうど今日、ハム速でこんな記事が出ていましたけど、

【悲報】今日の花粉マップが真っ赤すぎてマジでヤバいwwwwwww:ハムスター速報

私の鼻のとおりを遮るものは何もなく、今日は朝起きた直後の1回しか、鼻をかんでいないんですよ。

文字通り、花粉症がどっかに消えちゃいました。

もちろん、体質もあるので、絶対とは言えません。

先ほどのアンケートでも、軽症化したのは6割で、4割には効果がなかったわけですから。

が、花粉症で死にそう、という人は、試してみる価値はあると思いますよ。

インスリンが過剰に分泌される状態が続くと、体の機能に負担がかかるのは、事実ですから。炭水化物の食べ過ぎが、アレルギー症状を悪化させているのかもしれません。

※2018年2月24日追記

依然として、炭水化物を主食にしない生活は継続中です。

そしてもちろん、花粉症も、ガチの方はすでに症状がかなり出ている時期だと思うんですが(サンプルは妻)、「ちょっと鼻水出るなぁ」「目が痒いかな?」というくらいで、ほとんど気にならない状態が続いています。

あいかわらず、どういう機序でこうなっているのか、よくわからないんですが、花粉症が劇的に軽症化したほか、

  • 大病をしなくなった
  • 年に1度はやっていた胃腸炎にならなくなった
  • 二日酔いで消化器系の症状(気持ち悪いなど)が出なくなった

という大きなメリットが。

何をしても花粉症がよくならないんです、という方は、糖質の過剰摂取が一因かもしれないので、試してみる価値があると思いますよ。