三溪園|湖面に映る桜に、三重の塔。カメラを持って横浜No.1の景勝地へ

カメラが好きで、桜の写真を撮りたいなら、三溪園がおすすめです。

なぜなら、湖に掛かる橋、出島の母屋、三重の塔、水鳥や亀、数々の日本建築……庭園の中で桜が映えるからです。

個人的には三溪園こそが横浜一の景勝地だと思っています。

横浜 三溪園 – Yokohama Sankeien Garden –

まるで京都にでも来たような雰囲気がありますよね。

 

2013年3月20日の様子。ソメイヨシノは三分〜五分咲きくらいが中心
2013年3月20日の様子。ソメイヨシノは三分〜五分咲きくらいが中心

 
実はこれ、確固たる理由があります。

三溪園を作った原三溪は明治時代の実業家ですが、原家に婿入りして(たぶん)思いがけず、本牧・三之谷の地を手に入れると、そこに京都や鎌倉の古建築を移築し始めちゃったんです。元来、資産を活かして美術品の蒐集や芸術家の支援・育成をやっていた人だそうですけど、まさか建物を持ってくるとは。自分だけの箱庭を、実寸サイズで作ったわけですね。

いやー、わかる! すんごいシンパシー。僕もやりたいわー。

ただ、こんなことをすると普通は悪趣味のそしりを免れないんですね。時代も文化も異なる建築を一カ所に集めたら、ごった煮になってしまって、風情のある空間になるわけがない。

ここが原三溪の凄いところで、三溪園では各建築が絶妙に配置されています。ディズニーリゾートも真っ青。蛇足ですけど、ディズニーシーのミステリアスアイランドからマーメイドラグーンへ抜けるトンネルの途中に滝がありますよね。あれ、隣のエリアに音が漏れないように滝を作っているそうです。三溪園もそれくらいのレベルで考えて配置されていて、ある建築の前にいると、基本的に他の建築は目に入りません。

 
ということで、桜を含め、庭園の写真をたくさん。

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以上、撮影はNikon D7000です。

いやー、これだけ起伏に富んだ地形で、さまざまな被写体があると、カメラの練習になりますね。

みなさんもどうですか? 桜だけ撮影するのってすぐに飽きるし、花見宴会で人気のある場所だと酔っ払い人混みやブルーシートが風情をぶち壊すので、『三溪園』は本当におすすめです。

横浜 三溪園 – Yokohama Sankeien Garden – | 交通案内