我が家の4歳の娘、すっぽんぽんが大好きなんですよ。
家にいると、ちょっと油断した隙に、なぜか全裸になってます。
おしっこをしてトイレから出てくると、下半身まる出し。
いつまでもそのまんまでウロウロしているもんだから、「さっさとパンツとズボンをはきなさい」と叱るんですけど、のらりくらり、なんだかんだ言ってはかない。
毎回毎回、5回くらい「パンツをはけ」と言って、やっと服を着るんです。
あんまりパンツをはかないもんだから、「なんではかないの?」と聞いたら、「だってメンドクサイんだもん」。
コラコラそういう問題じゃないでしょ。(笑)
でも、ちょっと待てよ。
僕、子供を叱るときは、きちんと理由を伝えられるように努力してます。
だから考えたんですよ。
なぜパンツをはく必要があるのか。
えーっと。
それはだってねえ、常識だしねえ………。
ってあれ?
…………。
もしかして、パンツをはかなければならない合理的な理由なんか、存在しないんじゃない?
パンツをはかなければならない合理的な理由を様々に考えてみる
常識だから
当然なんですが、「常識」は理由にはならないんですよね。
子供は率直です。
それが普通だからとか、みんなパンツをはいているからとか、そんなアホな理由では納得しない。
ズボンにウンチ付いちゃう
僕が真っ先に思いついたのは、「ズボンにウンチ付いちゃうよ」でした。
が、これもよくよく考えてみると、それほど合理的な理由ではない。
ジーンズとか、スーツとか、フォーマルとか、毎日洗濯すると膨大な手間となるズボンなら、まぁ合理的と言えないことはないかもしれませんけど、子供はそんなもん滅多に着ません。
それどころか、日々泥だらけになって帰ってくるので、ズボンは毎日洗濯してます。
だったらウンチ付いちゃうのは、パンツだろうがズボンだろうが、大差ありません。
防寒
パンツは防寒着。まぁそれも一理あるかもしれませんが、じゃあ真夏はパンツをはかなくていいのかと言われたら、反論できない。
公衆マナー
他人に下半身(裸)を見られたらまずいからという理由も考えられます。
もちろん親としては心配です。(^^;
が、これもねー。
家の中でパンツをはかないでいるのを叱る理由にはならないんですよね。
外ですっぽんぽんにならにように、家の中でも躾けるんだ、という方はいるかもしれません。
が……うちの娘のケースは、あきらかにリラックスできる家の中でしか、下半身まる出しでウロウロはしないんですよ。
お父さんが風呂上がりに裸でウロウロするのと、本質的には同じだと思ってます。
よくよく考えたら、口うるさく言う必要はない気がしてきた
今は、10月に入って寒くなってきたので、「風邪ひくから(or お腹を壊すから)服を着なさい」とは言っています。これは事実その通りなので。
ただ、冬を越して、暖かくなってきたら、別に口うるさく言う必要はないかなーと思うようになりました。
女の子は精神面の成長が早いので、すぐに羞恥心のほうが勝るようになるだろうし(すでに、保育園では女の子同士で「男ってメンドクサイよねー」などと会話をしているようですw)。
すっぽんぽんは気持ちいい。
娘に「すっぽんぽんが好きなの?」って尋ねると、嬉しそうに「うん!」って言います。
蛇足ですけど、これ、僕自身もすごくよくわかるんですよ。
新婚旅行のモルディブで水上コテージに泊まったときは、プライベート空間なのをいいことに、テラスで全裸日光浴しましたからね。
日本では大きな声では言いにくいですけど、気持ちいいんですよね、あれ。
もう最高でした。
さすがに横浜市での日常では、外で裸になって寝そべるわけにはいきません。
でも、「すっぽんぽんは気持ちいい」は厳然たる事実でしょう。
というか、パンツをはくの止めようっかな。(笑) 別に必要ないじゃん。
子育てって学ぶことが多いですよねえ。