107月

便利な首都圏で何となく子育てをするリスク


今年は子供たちを連れて、すでに2回キャンプへ行っています。今週末にもキャンプへ行く予定だし、9月にも1回確定しています。

アウトドアが好きなのも当然あるんですが、こんなにも積極的に出かけるのは、実は子供たちが理由です。4歳の娘と1歳の息子を、意識的に自然の中へ連れだそうとしています。

 

芝生の上に立たせただけで泣いた

息子が0歳8ヶ月くらいの頃、買い物に出かけた先で、芝生の広い大きな公園を見つけて遊びました。首都圏の住宅街ではなかなか見かけない広さだったので、「これはこどもたちも楽しいだろう」と思ったんですよね。

ところが、8ヶ月の長男は芝生の上に立たせただけで泣いたんです。しばらくして、なんとか座ったけれど、気味悪がってロクに動かない。

0歳とはいえ、長男は2人目の子供です。当時3歳の長女の行動に合わせて、けっこうあちこち引っ張りまわしていました。それが芝生の上に立たせただけで泣いてしまう。心の底ではけっこう衝撃的でした。

首都圏でなんとなく子育てをしていると、芝生にすら触れる機会がないのか、と。

 

こちらから動かないと本物の自然には出会えない現実

よくよく考えてみると、自分が子供だった30年前に比べて、確実に自然が減っているんですよね。すでに30年前でも、60年前に比べれば開発が進んでいたんですが(祖母に、家の裏の住宅街はぜんぶ田んぼだった、と聞いて「へぇ」と思ったもんです)、今ではさらに都市化が進んで、蝶やトンボやバッタすら滅多に見かけなくなっているわけです。

もちろん、自然が消滅してしまっているわけではありません。僕は神奈川県横浜市在住なので、23区に比べれば環境はマシなほうです。近所にも市民の森のような自然を抱えた大きな公園があります。

が、こうした都市部の “残りかす” のような自然は、手つかずの自然とは比較できないくらい貧弱なものです。芝生や池や林くらいはあるかもしれませんが、けっしてそれ以上にはなりえません。本物の自然に触れたければ、こっちからアグレッシブに行動するしかないんです。

 

都会の便利さに安住しない勇気を持ちたい

何だかんだ言って都会は便利だし、行政サービスもエンターテイメント施設も充実しています。多少の不満こそあれ、特に困ることなく生活できてしまうケースが大半のはずです。

でも、“ジッとしていると、木々が風でこすれる音と、鳥の囀りしか聞こえない森” だとか、“透きとおるように綺麗で、生き物たちが豊かに暮らす海や川” なんかを知らないで育ってしまうのって、人生の楽しみの半分を知らないも同然だと思うんですよ。

限りある人生の中で何を優先するかは、もちろん人それぞれではあるんですが、僕は積極的に自然の中に飛び込んで、自然と向き合う楽しさを伝えたいと考えています。

おかげさまで、今では1歳半になる息子は、「キャンプ」と聞くと目を輝かせる子に育ってきています。テントで寝るのもとても楽しそうだし。芝生の上で泣いていた約1年前が笑い話です。いい方向にきているぞ、とひとりほくそ笑んでます。

 

アクアリウムも始めた!

ということで、平塚の七夕まつりでの金魚すくいをきかっけに、我が家には水槽も登場しました。飼っていた犬も亡くなってしまい、スペースもあるので、ちょうどいいやと。

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アクアリウムって、環境づくりや水質の維持が、生態系の疑似体験になるんですよね。僕は小中学生のころさんざんやりました。生き物の生死を身近に感じられるものでもありますし。

4歳の娘が、金魚ちゃんたちに毎日、餌をあげています。今は透明なサラダボウルに入っているんですが、もうすぐ水槽にお引っ越しです。

本当は自然の豊かな地方にでも引っ越すのがベストなんですが、妻の仕事の事情でそうもいきません。可能な限りアグレッシブに自然の中へ出かけ、家では自然や生き物に触れられる環境を作っていきたいと思っています。

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