新しい働き方

44月

現実問題として育児休暇なんて取れない

今朝方、こんなツイートを見まして、つい自分自身のときを思い出してしまいました。

現実問題として、そうなってしまう残念な会社はまだまだ多いですよね。

 

結果としてフリーに辿り着いた

僕は今でこそ、子育てを人生の中心にするために、フリーで働いています。

経済的には満足とまではいきませんが、それ以外は非常にうまくいっています。

でも、最初からフリーで子育てしようなんて思っていませんでした。

それまでフリーで働いた経験はなかったし、準備もまったくしていませんでした。

経済的にも、なんだかんだ言って社員のほうが安定しているのは事実でしょう。

だから、妻が妊娠して、ワークライフバランスを見直したときに、真っ先にやったことは会社との交渉でした。

「育児休暇とまでは言わずとも、せめて残業なしにしてくれないか、給料は下がってもいい」と。

会社の回答はNO。周囲への示しがつかない、といったような理由でした。

僕のケースでは嫌味を言われたり、辞めろと圧力を掛けられたりということはなかったですけど、じゃあ仕方ないな転職するしかないと決断しました。

それから仕事を探したんですけど、僕の当時のスキルや実績では、とてもこちらから会社を選べる状況ではなく、「育児を人生の中心にしながら働く」という条件に合った仕事は見つかりませんでした。

雇用保険の期間も切れそうだし……これはもはや、自分の手で稼ぐほかにないな、と思い切り、フリーになったわけです。

 

職を失っても、最も大切なものは守れる

ツイートを引用させていただいた@199papaさんは、「退職意志が無いなら絶対やめとけって答えます。」と書いています。

僕も同意で、人生における物事の優先順位を考えたときに、明確に「現在の仕事」よりも「子育て」が上位にくるのでなければ、現実問題としては(よほど運が良くなければ)茨の道です。

ただ逆に言えば、子育てが最優先と胸を張って言える方なら、たとえ職を失っても、自分にとって最も大切なものは守れます。

再就職がうまくいかないかもしれないし、経済的に不安定になるかもしれない。

正直、僕自身がフリーでそこそこやれているのも運でしかありません。

たまたま、それまで取り組んできたことが、まったく意外な方法で、形になっただけのことなんです。

でも、もし形になっていなくても、「あのとき会社を辞めなければよかった。子育てを最優先にするべきではなかった」なんて絶対に思わない自信があります。

あと一つ、これも運になるのかな、妻のサポートは必須ですよね。稼げなくなったら離婚話を切り出された、なんてパートナー関係じゃ、とてもやっていけません。

子育てが最優先という価値観に同調してくれる、もしくは反対しない(口出ししない)パートナーは必須だと思います。その点、僕は恵まれています。

感謝しないといけませんね。

24月

仕事を探しているときの「なんか違う」感

新卒・転職に関係なく、仕事を探しているときの窮屈な気持ちってありますよね。

例えば「自分はインターネットを日常的に使ってきたし、慣れした親しんでいるから、WEBマーケティングの会社ならやっていけるかな」とか。

インターネットは必要だから使ってきたのであって、たぶん多くの人は、好きだから使っているわけじゃないんです。

好きか嫌いかと言われれば……まあ苦にはならないけれど、だからといってそれを仕事にしたい=人生の貴重な時間を積極的に使い込みたいとまではどうにも思えない。

生活のためだからとか、キャリアアップのためだからとか、理屈を後付けしないと納得できない。

 

自分を騙すリスク

「生活のために働く」というのは必然性があるので、自分を騙しやすいんです。が、この小さな違和感はじわじわ自分を苦しめます。仕事を決める時点では、ちょっと思い切ってしまえばどうってことありません。

でも、失敗したり、嫌味を言われたり、同僚と衝突したり、疲れがたまったり、様々に積み重なると、「俺なにやってんだろ……」と自殺したくなる人もいるんだと思います。

もちろん、やってみたら面白かったという例がないとは言わないし、それが人生だとポジティブに諦める人もいるだろうけど。「なんか違う」感が心の底で拭えない人も多いんじゃないでしょうか。

この窮屈さから解放されるには、勇気を持って自分自身と向き合って、本当に好きなことだけをやるしかないと思います。

 

「理想と現実」があるのは言うまでもない事実

もちろん、スキルは必要です。僕の考えでは、業界トップレベルのスキルか、一つ一つは平均レベルだけど組み合わせればお金をもらえる水準のスキル、それと人々が求めているものを判断するためのマーケティング感覚が必須です。

【関連記事】
学生が10年後に成功できる2つのモデル

「やってて楽しいこと」が少ない人は趣味を仕事にできない

学生なら、今からでもまだ充分に間に合うと思います。30歳40歳でゼロからスタートするとなると、定年退職後の準備をする……くらいの感覚になってしまうでしょうか。

 

「理想の未来」から思考せよ

こういう悩ましい問題を考えるときに絶対にやってはいけないのは、目の前の現実から考えてしまうことです。現実から考えれば、狭い世界での決断を迫られます。

まずやらなければならないのは、実現可能性を考えずにありったけの可能性を並べること。特に、自分が本当はどうありたいのか? という理想の未来を明確にすることです。

私たちが頭を悩ませるべきは、理想の未来を実現するのは現実問題として不可能だ、じゃあどんなブレイクスルーが起きれば理想の未来に辿り着けるのか、ということに対してなんです。けっして現実と折り合いをつけるために全力を使ってはいけないんです。

私自身は、大學卒業後は企業で働いていました。でも、“子育てを人生の中心にしたい”という絶対に譲れない事柄が生まれました。

子ども中心の生活をするにはどうしたらいいか? と考えて、現在のワークスタイルにたどりつきました。

もし、「忙しいけれど、何とかやりくりして子育ての時間を作り出せないか」なんて考えていたら、後悔しながら人生を送っただろうと簡単に想像できるんです。

仕事を探しているときの「なんか違う」感、あなたは経験がありませんか? あるいは、違和感を抱いたまま働いていませんか? 

理想の未来と向き合えば、きっと道が見つかる。個人的な信念です。

みなさんは、どう考えますか?

283月

「やってて楽しいこと」が少ない人は趣味を仕事にできない

 
さらっと読んだだけの人の中には、「自分の強味を活かす選択肢はバカげている」「好きなことをやるべき」と捉えた人もいるかもしれません。

自分の強みを活かすというアホらしい発想 – Chikirinの日記

でも、個人の場合、単に強味を無視して、やってて楽しいことだけをしていたら、(運が良くなければ)お金を稼げずにのたれ死にします。会社で働くのが楽しい、という人は別ですけど。

※前半に主に企業視点の話、後半に個人の話が出てきます

このブログが人気化したのは、ちきりんが、自分の強みである文章力を活かして何かできないかと考えた上で、ブログを書き始めたからなの? 

そんなわけないじゃん。読者は私の強みなんてモノには何の興味もないはず。そうじゃなくて、ここに読みたい文章があるから読んでるだけでしょ。

あたしだって、文章が人より得意だからブログを書いてるわけじゃない。アホみたいなことをだらだら書くのが好きだから書いてるだけ。そうでなければブログが人気化する前の3年半、一人で黙々と書き続けられるわけがない。

しかも、「何を書いたらおもしろいかな!?」の前に、「どうやったら他のブログと差別化できるか」なんて考えてたら、お話しにならない。重要なのは自分の強みなんかじゃない。何が求められてるの?ってことなんです。

自分の強みを活かすというアホらしい発想

当のちきりんさんは、確かに文章力という強味では勝負していないんでしょう。

でも、マーケティング感覚に優れている、つまり「人々が読みたい文章を高精度で推定できる」という強味で勝負しています。

 

マーケティング・スキルさえあれば、やってて楽しいことだけをして食べていける

重ねて言いますけど、ちきりんさんは「好きなことしなさいよ」なんて言っていないんです。ちゃんと書かれているとおり、「何が求められてるの?」が無ければ勝負ならない、すなわちマーケティング最強! って言っているんです。

なぜなら、一定以上のマーケティング・スキルさえあれば、やってて楽しいことだけをして食べていけるからです。

こう言い換えればわかるでしょう。これは、「好きなことだけやって生活できるか? 趣味を仕事にできるか?」というシンプルな話なんです。人々が何を求めているのかさえ高精度で推定できれば、やってて楽しいことをお金に結びつける方法が見えてくるからです。

 

とはいえお金になる水準のスキルも必要

ここで問題になるのは、やってて楽しいことをお金に結びつける方法がわかっても、実際にお金をもらうには各種の強味を活かすしかないということです。

ちきりんさんの例で言えば、文章力で勝負しようとは思っていなくても、最終的に一定レベル以上の文章力をうまく活用しています。もし読んでいて苛つくレベルの駄文しか書けなかったら、どんなに世の中を騒がすオピニオンを持っていたとしても、これほどまでに人気ブロガーにはならなかったでしょう。

別の言い方をすれば、言いたいことを言うための手段として、テレビのコメンテーターや、ゲーム制作や、詩人を選ばずに、ブログというプロダクトになったのは、文章力が「やってて楽しい(苦にならない)」うえに無理なく使えて、なおかつ一定水準以上のレベルにあったからです。

プログラマーだったらゲーム制作だったかもしれませんよね。ゲーム好きなちきりんさんですから。

 

やってて楽しいことだけをやって生きていくための3条件

やってて楽しいことだけをして生きていくには、以下の3つの条件が揃う必要があります。

1. やってて楽しいことである
2. お金に繋げる手段を知っている(マーケティング)
3. お金になる水準のスキルがある

どれが欠けてもダメなんです。針の穴を通す……とまでは言わないけれど、ボールを投げて的(まと)に当てるくらいには、ピンポイントで条件が揃わなければ、やってて楽しいことだけをして生きていくのは難しいのです。

 

結論:やってて楽しいことだけを全力でやればいい

でも、僕はある意味、楽観しています。3つの条件をうまく揃えるのは、辛くもないし、(やり方によっては)難しくもないからです。

ボールを投げて的(まと)に当てるには、2通りのアプローチがあります。1つは、もちろん、慎重に狙う方法。もう1つは、的を増やす方法です。たくさん的があれば、いい加減に投げても当たる可能性は高まります。

つまり、「やってて楽しいこと」「マーケティングの知識」「お金になる水準のスキル」の3つが、多ければ多いほどいいんです。マーケティングだけは学ぶ必要がありますけど、あとは「やってて楽しいこと」だけを全力でやればいいというだけの話なんです。

「やってて楽しい(苦にならない)こと」こそ継続でき、修練や経験を積み重ねて自分の強味にしやすいので、「やってて楽しいこと」にさえ全力をそそげば、お金になる水準のスキルは後からついてきます。

もし、好きなことだけをしてお金を稼ぐなんて無理に決まっている、と思う人がいたら、単に「やってて楽しいこと」に全力を注ぎ切れていないだけです。やってて楽しいことが少ない人は、マーケティングを学んでも、好きなことだけをしてお金を稼ぐのは無理です。

実際、僕は飽きっぽいというか、多趣味で、器用貧乏なんですが、だからこそキャッシュポイントをたくさん見つけられました。現在は、関わりたいことだけに関わって、書きたいことだけを書いて、生活しています。

もし若い人に何かしらアドバイスを求められたとしたら、「脇目も振らずに、やってて楽しいことだけに全力を注げ!」と言います。中途半端じゃだめなんです。徹底的にやりたいことをやる。未来の心配なんかするだけ無駄です。だって、10年後の未来に求められるスキルなんかわかるはずがないんですから。

133月

子育て中のお父さんお母さん! 持続可能なパートナーシップってなんだろう?|ワーキング・ペアレンツサミットvol.1 レポート

待機児童問題など行政上の課題から、電車内で泣きわめく子供とその親に注がれる冷たい視線まで……子育てに奮闘中のお父さん、お母さんならば、日本社会における子育て環境の厳しさを、嫌というほど実感していますよね。社会のあり方そのものを根本から変える必要がある事実は、改めて言うまでもありません。

とは言え、現実問題としては、社会が今日明日にいきなり変わるわけではありません。文句ばかり言っているうちに子供は成長してしまうんですよね。厳しい環境なりに力を合わせて、子育てを楽しんでいく必要があります。

そんな中、無視できないのが、子育てにおけるパートナーの存在です。夫婦関係が破綻していては、とても共働きしながら子育てなんて不可能ですよね。今回は、「持続可能なパートナーシップってなんだろう?」をテーマに開催されたワーキング・ペアレンツサミットvol.1の様子を紹介します! いやー、改めて考えると、「持続可能なパートナーシップ」って、本当に答がありませんね。

 

主催したのはこんな団体

オトナノセナカ

Top | オトナノセナカ

『オトナノセナカ』のフリーランス保育士、小竹めぐみさん。ファシリテーターを務めた

『オトナノセナカ』のフリーランス保育士、小竹めぐみさん。ファシリテーターを務めた

大人が自分の強味や個性を自覚して、いきいきしていなければ、大人の背中を見て育つ子供たちの未来は危うい。そんな問題意識を持ち、対話を通して刺激し合いながら共に成長していく『共育』をベースに、大人の『意識改革』と『きょういく改革』を目指す団体です。

 

キラきゃりママ

キラきゃりママ | 働くママのリアルを、みんなの知恵で支える

『キラきゃりママ』代表の大洲早生李さん。

『キラきゃりママ』代表の大洲早生李さん。

子育てと仕事を両立させつつも、心豊かに生活できる社会をつくりたい。ソーシャルイノベーションを目指し、働く母親たち『キラきゃりママモデル』と共に、社会貢献プロジェクトなど様々な活動を展開している団体です。

 

asobi基地

asobi基地 Facebookページ

wp4

当WEBマガジンでは何度も取り上げているasobi基地が、今回は託児担当でイベント協力。子供がのびのび本来の力を発揮できる「場」です。

 

パートナーシップってなんだっけ?

子供たちは、様々なパートナーシップに見守られ、育まれて、大人へと成長していきます。夫婦関係はもちろんのこと、実家や近所、友人知人との関係なども当てはまるでしょう。

私も3歳と1歳の子育て中なので実感しますが、パートナーシップは子育てに必要不可欠な要素です。うまくいくことも、大きな問題を抱えることもあるのにも関わらず、それらをざっくばらんに語り合い、共有できる場所はほとんどありません。

そこでワーキング・ペアレンツサミットvol.1では、「持続可能なパートナーシップってなんだろう?」をテーマに、ワールドカフェやブレインストーミングを駆使しつつ、対話を深めていきました。

『オトナノセナカ』の小竹めぐみさんのファシリテートにより、イベントが始まります。まずはアイスブレイク。名札に書いたニックネームと3つのキーワードを元に、5分間でなるべく多くの人と自己紹介をしあいます。

続いてグループに分かれ、「パートナーシップから思い浮かぶエピソード」を思いつくがままに語り合います。

オープンエアの中庭に移動。初対面同士の緊張感も、対話をするとすぐにほぐれていく

オープンエアの中庭に移動。初対面同士の緊張感も、対話をするとすぐにほぐれていく

既婚者も未婚者もいるなか、「パートナーと言えば対等な関係という気がする」という話から、「週に何度も実家に帰ると言われる」という深刻な話まで、様々なパートナーシップが語られていきます。みな様々に違う話をしているようでもあり、根本では同じ話をしているようでもあります。

 

『持続可能なパートナーシップってなんだろう?』をテーマに対話を深める

キーワードを思いつく限りポストイットに書き出していくブレインストーミングが始まります。テーマは「よいパートナーシップとは?」と「パートナーシップの難しい点」の2つです。

キーワードを書き出したポストイットを、ホワイトボードに貼り、全員で眺めます。

あちこちで会話が生まれる。共感するキーワードも、意外なキーワードもあった

あちこちで会話が生まれる。共感するキーワードも、意外なキーワードもあった

「目標が同じだとうまくいきそう」「(考え方が違う、バックグラウンドが違うなど)違いがキーワードなのかな、と思った」「地雷がある、というワードが面白かった。敢えて地雷を踏まないようにすればいい関係にできるのかも」など、様々な感想が聞かれました。

さらに3〜4人ずつのグループに分かれ、ワールドカフェで『持続可能なパートナーシップってなんだろう?』というテーマを深めていきます。自分自身の体験を語り、気になる内容を問題提起をし、思うがままに話を広げていきます。

これ、という結論はありません。対話を重ねる中で、ふと心に引っかかった何かが「新しい気づき」の重要な糸口になります。

私の場合、最終的には、「自然な関係」というワードが心に引っかかりました。例えば、同じ目的を持てばやっていけるのでは、という意見がありました。でも、その“同じ目的”が自然に生まれたものでなく、意図的に作りだしたものだったとしたら、一時的には何とかなっても、持続可能なパートナーシップとは言えないのではないかと直感したのです。

個人的な結論は、持続可能なパートナーシップとは「自然と手をつないでしまうような関係」。極端に言えば、(一時的な感情の昂ぶりでなく)この人と本当にやっていけるのか、と疑問を抱いてしまう関係では、持続可能なパートナーシップたりえないのではないかと思いました。

どうしたら「自然と手をつないでしまうような関係」を生み出せるのかは、よくわかりません。運かもしれませんし、何かコツがあるのかもしれません。宿題として持って帰ることにしました。

 

チャイルド・ファミリーコンサルタントと僧侶のゲストトーク

それぞれの気づきを、紙に絵として書き出します。続いてゲストトーク・セッションです。

チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美氏

チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美氏

最初はチャイルド・ファミリーコンサルタントとして、子供だけでなく家族そのものの支援活動をしている山本直美氏。「パートナーが美味しい食事を作ってくれたら、何と言いますか?」と問いかけます。「凄い」「美味しい」「ありがとう」など、様々な意見が出されますが、これでは不充分だと指摘します。

なぜなら、もっと具体的に「どんなふうに美味しいのか」「何がありがたいのか」言わなければ伝わらないからです。これは子供も同様で、「凄い!」「できたね!」と言われても、もっと具体的でなければ何を褒められているのかがわからないのです。

パートナーシップを保つには、よいコミュニケーションがとれている必要があります。なぜ山本氏が言葉を大切にしてほしいと考えているのか、理由がよく理解できるトークでした。

 

浄土真宗緑泉寺の青江 覚峰(あおえ かくほう)住職

浄土真宗緑泉寺の青江 覚峰(あおえ かくほう)住職

続いて浄土真宗緑泉寺の青江 覚峰(あおえ かくほう)住職のトークです。説教なれしているせいか、自然に引き込まれてしまう語り口が魅力的でした。青江住職は、結婚したのと僧侶になったのが同時期だったそうです。伝道が使命である僧侶は執着を捨てるべきなのに、家族を持ってしまってはままならない。今でもある部分では結婚するべきでなかったと考えているそうです。

一方、家族を持ったことで、妻や子供が喜んでくれれば自分が嬉しいと実感でき、「みんなが幸せになる」という大乗仏教の教えが、頭だけでなく、本当の意味で理解できたと言います。パートナーシップを保つコツは、相手を気に掛けること。そのために、相手の名前を呼ぶところがスタートです、と話してくださいました。

 

ありがとう、を交わしあう

絵にした今日の気づきを共有し合った後は、場を共有した人たちと「ありがとう」を交わしあいます。

みなさんの表情を見れば、過ごした濃密な時間や、得られた気づきの豊かさが伝わるのではないでしょうか。

イベントが終了したあとも、あちこで参加者同士が名残惜しむかのように話し続けている様子が見られました。私自身にとっても、非常におもしろい時間となりました。

wp8

wp9

以上、ワーキング・ペアレンツサミットvol.1のレポートをお届けしました。

もし関心を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ各団体のWebサイトをチェックしてください!

Top | オトナノセナカ

キラきゃりママ | 働くママのリアルを、みんなの知恵で支える

83月

就職に10年間敗北しっぱなしだった。

 
(ちょっと独り言、というか散文的なエントリです)

学生はなぜ、会社の内実を知らないのに「御社で働きたいんです」と言えるんだろう。そういうものだからと違和感を飲み込んでしまう学生よりも、それっておかしいじゃん、と口に出せる学生のほうが好きだ。

企業はなぜ、根拠も無く「御社で働きたい」と言える人を採用したがるんだろう。組織への貢献意欲が高いというのは理由にできない。組織への貢献意欲は、組織が魅力的でありさえすれば生まれるものだから。いくらでも後天的に育める性質のものだ。

会社への忠誠心を見ているというのも、あまりに古くさい理由だ。組織に従順かどうかよりも、組織に価値を提供できるかどうかのほうが圧倒的に重要だ。もちろん、価値を提供するために忠誠心は必須ではない。

僕も10年くらい前に少しだけ就活をした経験がある。当時、常に思っていたのは、「あなたの会社はどんな人材が必要なんですか?」ということだった。

新卒だから専門スキルはないにしても、組織を円滑に回し安定化させる歯車なのか、時代の変化に対応するためのチャレンジャーなのか、それくらいはざっくばらんに話してほしかった。必要としてくれるのなら「やりますよ」と心から言えるし、マッチングしないようであればさっさと席を立てばお互いに時間を無駄にせずに済む。

それなのに質問をすると、

「あなたは弊社でどんな仕事がしたいですか?」

と質問返しに遭ったりする。

しらんがな、そんなこと。必要とされない場所ではどんな仕事もしたくないし、必要としてくれるなら大抵の仕事は喜んでやります。

とは言え、この方法でうまくマッチングした経験はない。新卒採用だけでなく、転職の際も全てそうだ。猫の手も借りたい状態の企業以外、採用された経験がない。10年間負けっ放しだ。

必要とされないとやる気が出ないようなヤツは、組織にとって利益にならないと思っているのかもしれない。あるいは自分から「働きたい」と言えないヤツは社会性が不充分か、あるいは消極的だと判断しているのかもしれない。

それなりにスキルが身について、フリーになると、問題は驚くほど簡単に解決した。良くも悪くも、企業はほしいスキルをピンポイントで要望し、僕はそれに応えられれば仕事を受けるし、応えられなければ断る。時間がかからず、ストレスもない。

もともとそういうタイプの人間だった、と言ってしまえばそうなんだろうけれど。

学生の就職活動だって、企業側が「こういう人材が欲しい」と明確に打ち出せば、学生は無駄な就活時間を大幅に削減できるし、たとえば自殺しようなんて思わないんじゃないだろうか。

違うのかな。

僕はもはや当事者ではないので、正確にはわかりませんが。

もっとざっくばらんにマッチングしようとする企業が増えてほしい。それでずいぶん楽になると思うんだけれど。求職者はもちろん、企業側もね。

TOPページ サイトマップ 更新履歴