講演で福井県鯖江市に行ってきました。ふる里体験の家「椀 de 縁(One day – 縁)」に4歳と2歳のこどもたちを含め、家族で宿泊したのですが、これがとーっても良かったので、紹介します。
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意外! コンテンツ力に溢れる福井県
正直、神奈川県横浜市在住の僕にとっては、北陸は遠い地域です。
鯖江市まで、車で行けば片道約500km。新幹線を利用しても、米原から特急に乗り換えて、トータル4時間はかかります。子供の頃は親にあちこち連れて行ってもらったほうだと思うんですが、日本海側は新潟県までで、北陸地方へ足を運んだ経験はありませんでした。
それからもう一つ見過ごせないのが、「福井県」と聞いて思い浮かべるイメージなんです。例えば妻は、今回の出張&旅行が決まって、旅行ガイド誌を探したんですが、福井県のガイドは見当たらなかったそうです。いったい、福井県へ何をしに行けばいいの、と。
ところが今回、実際に福井県へお邪魔したら、おもしろいものが山ほどあるんですよ。あちこちがイベントだらけ。道ばたでちょこっとお店を出して特産品を売ってる(見かけたのは里芋とか、豆腐とか……山間では松茸まで売ってましたw)。もの作りが盛んなので「ほう!」と唸るようなお土産がたくさんある。などなど。
まぁこのあたりは別の機会に(しっかり取材して!)紹介したいと思います。それほどに、コンテンツ力溢れる地域でした。意外すぎる! そして外に伝わっていないのはもったいない!! こういう地域でこそ、WEBマーケティング講座をしたいなぁ。
生活感溢れる福井県の伝統的古民家
そんな中でぜひ紹介したいのが、宿泊したふる里体験の家「椀 de 縁(One day – 縁)」です。
福井県の伝統的古民家として認定されている、ふつーの古民家です。
こうした宿泊施設は数あるのかもしれませんが、「たぶんこれはここだけだろう」、あるいは「ここを管理する荒木さんならではだなぁ」と思うのは、生活感に溢れているところなんです。
ふつう、宿泊施設というと、奇麗に整理整頓して、お客様第一のサービスをして……となりますよね。
でも、「椀 de 縁」には、とにかくいろんなものがあります。雑多と積まれています。
これがとにかく、楽しい。子供たちは目を輝かせて(丸くして?)駆け回ってました。
しかも二階というか屋根裏部屋みたいなところがあるんですが。
この急階段。部屋を含め、もちろん危険はもちろんあるので、「自己責任」であれば自由に探索していいとのこと。(笑)
この家、本当に落ち着くんですよねぇ。
一般的な温泉旅館とかの、手持ち無沙汰な感じ、わかります?
すっきり掃除されて無駄なものが無いせいか、特に見たい番組があるわけでもないのに、TVでも見ちゃうみたいな。散歩に行こうとか、温泉に入ろうとか、なんだかそこで何もしないでいるのがもったいないみたいな雰囲気。
せっかく福井県まで来ているので、あちこち観光しなきゃなーと思いつつ、庭のベンチに座ったまま、どうにもお尻に根が生えてしまったようでした。
ちなみに晩の懇親会と、朝食は、荒木さんが切り盛りする「Gallery茶房 こま膳」でいただきました。すぐ近くです。
美味しい美味しいというと、荒木さんが喜んでくださるんですよねえ。
ここは本当におすすめです。
サービスの充実したホテルや旅館もいいですが、民家に泊まるのもいい感じ。特に子連れだと最高の環境です。
連絡先
椀 de 縁(One day – 縁)
福井県鯖江市河和田町14-25-1
http://www4.ttn.ne.jp/~j-wandem/index.html