スマホがあればすぐに読める殿堂入りクラスの傑作小説16冊


Kindle化されている傑作小説を16冊紹介します。すべて読んだうえで名作だと判断した小説たちです。

なお、Kindle書籍は、Amazonの端末『Kindle Fire』等がなくても、無料のKindleアプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレットがあれば読めます。

僕は、PCでパパッと注文してしまって、小説や実用書はiPhone、図版の多い参考書や漫画はiPadで読んでいます。このダイレクト感は本当にクセになるので、もし未体験の方は試してみてください。必要なのはスマホとAmazonアカウントだけですよー。

2013-02-08_1205

 

エンターテイメント

1. 流星ワゴン – 重松清

感動作の多い重松清ですが、中でも1位2位を争うだろう傑作。

家庭崩壊に直面したある男が、幽霊が運転するワゴンに乗って、人生の岐路になった過去へ旅します。

 

2. 重力ピエロ – 伊坂幸太郎

この小説は何と言っても、天才肌の弟・春の存在感。

伊坂幸太郎らしい巧みなストーリーテリングも活きていて、重いテーマをすんなり読ませます。

 

3. ふがいない僕は空を見た – 窪美澄

R-18文学賞から出た傑作。助産院という一風変わった場所を中心とする「性」と「生」の物語。

なんていうのかな、言葉にならない溢れんばかりの生命力を感じるんです。ちょっと他の小説では中々ない読後感。

エンターテイメントというより、やや文学寄りの作品。

 

4. 好き好き大好き超愛してる。 – 舞城王太郎

これは普通の小説とはちょっと違います。短編連作だと、通常なら何かしら関連のある話を並べますよね。

でも舞城王太郎は、そういう「小説らしさ」に敢えて反抗するポストモダン文学。

恋愛小説とくくられているようですけど、エンターテイメントより文学がいい、という人向けです。

 

5. 謎解きはディナーのあとで – 東川篤哉

舞城王太郎とは正反対に、徹底的に読みやすさを追求した局地がライトノベルの東川篤哉。

一部ではライトノベルというと、ヘタクソな人が書いた萌系小説のことだと思っている人がいるみたいですが、それは誤解です。

有川浩もそうですけど、うまいライトノベル作家は存在しますからね。若年層を中心に、ライトユーザ向けの快作です。

 

6. 風が強く吹いている – 三浦しをん

箱根駅伝が題材のスポーツ小説。

純粋なエンターテイメントで、僕は文句なしに泣けました。おすすめです。

 

言うまでもなく漫画『花の慶次』の原作。漫画も文句なしの傑作ですけど、小説も素晴らしくいいです。

前田慶次郎のイメージをここまで魅力的に作り上げた隆慶一郎の才覚が光ります。

 

8. 鬼平犯科帳 – 池波正太郎

ジプシー・キングスの『インスピレーション』が脳内再生される方は、買いましょう!



長谷川平藏の人柄が最高に痺れますよねー。

 

9. 真田太平記 – 池波正太郎

真田家が仕えていた武田家が、織田家の侵攻を受けて滅亡する直前から始まります。

父・真田昌幸、兄・信幸、弟・幸村をはじめ、幸村に仕える向井左平次や、草の者・お江など、人物が素晴らしく魅力的。

大坂夏の陣の後まで全12巻なんですが、何度読み返したかわかりません(徳川家を寡兵で翻弄する場面なんかほんと最高)。

 

10. 陰陽師(おんみょうじ) – 夢枕獏

ご存じ安倍晴明の物語。時代小説というより、伝奇に入るかもしれません。

平安時代を書かせたら右に出る者はいない夢枕獏の傑作。

 

11. 吉原手引草 – 松井今朝子

姿を消した当代一の花魁(おいらん)。

関係者に話を聞いて回るうちに花魁の人物像が徐々に明らかになっていく仕組みなんですが、意外にもこれが興味をそそって、ページをめくる推進力に。

風俗と人の心情を書く手際がいいんですよね。あまり歴史物を読まない(池波正太郎を除く)僕も楽しめました。直木賞受賞も納得の一流エンターテイメント。

 

ミステリ

12. 占星術殺人事件 – 島田荘司

言うまでもなく、島田荘司が誇る名探偵・御手洗潔のデビュー作。

和製ミステリを語るなら必ず名前が挙がりますよね。読んでいない方はぜひ。

 

13. 魍魎の匣 – 京極夏彦

人生で最も鮮烈な読書体験だったのが、この『魍魎の匣』。

もうね、こんな長い物語を、こんなにも綺麗に匣(ハコ)におさめてしまえるのかと!

雑学が好きだったり、探究心が強い方は特に楽しめると思います。

 

14. すべてがFになる – 森博嗣

森博嗣は元・国立大学工学部助教授。理系の思考のおもしろさが随所に詰まった快作。

単作でもなかなかのミステリですが、シリーズ完結の『四季・冬』まで読むと、本当の凄さがわかるんですよねー。

 

15. アクロイド殺害事件 – アガサ・クリスティ

ミステリファンでこれを知らなかったらモグリ……どころの話じゃねーだろ! というくらいの名作。

なぜなのかは読めばわかります。だってこれは議論沸騰の問題作ですからね。

 

16. シャーロック・ホームズの冒険 – アーサー・コナン ドイル

知らない人はない、シャーロック・ホームズ。名探偵の代名詞ですね。

どうなっているのか知りたくてどんどんページをめくってしまう、ミステリ本来の魅力を味わえます。

今なお支持されるのは、やはり何と言っても、物語が魅力的だからなんでしょうね。

 

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