最強のWEBコンテンツ!|確実に自然な笑顔の人物写真を撮影するための3つのコツ


取材時の写真撮影や、イベント記録用カメラマンの際に実際に喜ばれている、自然な笑顔の人物写真を撮影する方法を紹介します。1人のポートレートでも、30人の集合写真でも、ほぼ確実に全員を満面の笑みで写真におさめられます。

自然な笑顔の写真は、ホームページでもブログでもソーシャルメディアでも、最強の破壊力を発揮するコンテンツになります。広報や情報発信担当の方は、知っておくと必ずメリットになります。




 

必要なもの

10コマ以上の連写機能のあるカメラ。できれば20コマ以上推奨。可能であれば、コンパクトデジタルカメラやミラーレス一眼より、シャッター音がはっきりしているデジタル一眼レフカメラがのぞましい。

 

カメラを向けられたときの緊張をいかに乗り越えるか

カメラを向けられれば、誰でも緊張します。「笑って」と伝えても、どうしても不自然な引きつったような笑い方になってしまいます。撮影係をやっていると、「うーん、表情が硬いんだよなぁ」と悩んだ経験が一度や二度ではないはずです。

僕自身、取材で人物写真を撮影する機会がちょくちょくあります。ときにはイベント記録用のカメラマンをお願いされるケースもあります。カメラを向けたときの人の表情の硬さを何とかしたい、と常々思っていました。

試行錯誤している中で、ふと編み出されたのが、今回紹介する方法です。

静岡県立大学の茶の和ガールズ。学生プロジェクトで企業とコラボし、立派な静岡土産を世に送り出した。
静岡県立大学の茶の和ガールズ。学生プロジェクトで企業とコラボし、立派な静岡土産を世に送り出した。Nikon『D7000』で撮影(以下写真、同様)

実際に3つのコツを実践して撮影した写真ですが、みごとに満面の笑みです。

 

ステップ1:ファインダーから顔を離す

やり方はとてもシンプルです。まず、「カメラを構えられるから緊張する」と分かっているのですから、カメラを構えるのを止めましょう。

ファインダーをのぞいてピントを合わせてしまったら、ファインダーから顔を離してください。これだけで相手に、今は撮影するタイミングではない、という印象を与え、緊張が緩みます。

 

ステップ2:相手の顔をじっくり見る(ニヤニヤするとなおよい)

ほとんどのケースでは、ファインダーから顔を離しただけでは、緊張を乗り越えて自然な笑顔までには至らないはずです。

そこで、ファインダーから離して自由になった目で、撮影対象者の顔をじっくり見つめてください。妙な顔をしたり、半笑いしたりすると、なお効果があります。

最初は相手も「何だろう?」という表情をしているのですが、あまりに長くジーッと見つめ合っていると、最終的には思わず吹き出します。その瞬間に、待ってました! とばかりにシャッターを押せば、自然な笑顔のポートレイトの完成です。

 

ステップ3:連写機能で何十人いても全員笑顔に

被写体が1人や2人など少ない場合は、ステップ2までで充分、自然な笑顔を引き出せるはずです。

ただし、5人、10人、30人と、集合写真になれば、全員と見つめ合うのは不可能ですので、さらなる一手を繰り出す必要があります。

ここで活用するのが、カメラの連写機能です。

構図をしっかり決め、ピントを合わせます。ファインダーから顔を離し、ニヤニヤしつつ、緊張して立っている相手を眺め回します。「撮りますよー」などと一声掛けつつ、おもむろにシャッターを切り始めます。

カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ……。

ただ連写しているだけなのですが、想像をはるかに越えてシャッター音が延々と続くと、誰かが笑い出し、あっという間に全体へ波及します。

『ワーキング・ペアレンツサミットvol.1 』より
『ワーキング・ペアレンツサミットvol.1 』より。連写撮影するためにフラッシュを使わず、ISO3200で撮影

このとおり。20名以上のイベント参加者が全員、とてもいい笑顔ですよね。『ワーキング・ペアレンツサミットvol.1 』では、記録用カメラマンを依頼されていたのですが、先方にとても喜んでもらえました。

 

大げさに笑っているくらいのほうが、コンテンツとして響く

ファインダーから顔を離し、相手をまじまじと見つめ、意表を突いて連写撮影する。自然な笑顔どころか、歯を見せて爆笑しているような写真も、意図的に狙えます。

国保ゼミフューチャーセンターの様子。
国保ゼミフューチャーセンターの様子

WEB上の写真コンテンツは、イメージとして捉えられるケースが多く、じっくり観賞される機会はそれほどありません。大爆笑しているような写真のほうが、より届きやすく、効果的です。

笑顔の写真が最強のコンテンツである以上、確実に笑顔の写真を撮る方法を持っているかどうかで、表現の自由度が大きく変わってきます。僕自身、ライター、テキストコンテンツクリエイターとして、表現の幅が広がりました。学生団体、NPOからビジネスまで、広報・情報発信担当の方は、ぜひ実践してみてください。

 
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