ライフハック

203月

「カロリーが高いものを食べるから太る」などと非科学的に考えるから僕らは痩せられない

糖質制限の話題専用のブログをつくりました。

糖質制限の情報サイト・ブログ – 炭水化物は嗜好品

 

糖質制限の体験談に凄まじい反響

30歳を過ぎてから徐々に体重が増え続けて「これはいよいよヤバい」と危機感を感じたのが、2013年12月のことでした。

そもそもの発端は、極端に食べ過ぎているわけでもないし、運動をまったくしていないわけでもないのに、体重が増え続けるなんておかしいじゃないか、という疑問なんです。

なぜ、普通に生活しているだけで太ってしまうのか。

あるいは、痩せるために、食事制限をしたり、かなりの強度の運動をしたり、大変な苦労をしなくてはいけないのか。

何かが根本的に間違っている可能性がある。

そう考えて、今までまったくダイエットに関心が無かった私が、かなり真剣に調べて、糖質制限という考え方に辿り着きました。

結果は、3週間で約3kg。

このときの体験談を記事にしたところ、大変な反響がありました。PVは約12万。ツイートとはてなブックマークは1000を越え、いいね!は2000を越えています。

30歳過ぎて体重が増え出して止まらない男性諸君。原因がわかりましたよ。

現在は三食とも糖質を主食にしなくなり、タンパク質や脂っこいものや野菜は好きなだけ食べて、学生時代の体型(5kg以上減の状態)を維持しています。

 

「高カロリーだから太る」は「コラーゲンで肌がプルプルになる」と同レベルに非科学的

糖質制限のメカニズムを理解し、また実践してみて本当にびっくりしたのは、今まで常識とされてきた栄養学が、欠陥だらけもいいところだった事実です。

ダイエットなら普通はカロリー制限をします。1グラムあたり炭水化物4kcal、タンパク質4kcal、脂質9kcal。だから、高カロリーな脂質(脂っこいもの)は控えるべき。

でもこれ、対象者の力を自身に取り込もうとして人肉を食べる “カニバリズム” とどこが違うんだ、というほど、ムチャクチャな考え方なんですよ。

あるいは、カニバリズムが極端すぎるのなら、コラーゲンを食べるとお肌がプルプルになるみたいな、酷い理屈を例に出してもいい。

あたりまえですが問題は、炭水化物やタンパク質や脂質が体内に取り込まれて、どういう挙動を示すかです。脂質が体内に入っても、そのままお腹の脂肪に変わるわけじゃありません。

炭水化物(糖質)は、一度にたくさん摂取すると血糖値が上がりすぎて危険なため、インスリンが追加分泌されて、大半が中性脂肪に変わります。しかもインスリンは代謝を抑制もしてしまう。つまり体重増加に繋がりやすい食物です。

一方でタンパク質は筋肉などの構成・維持に、脂質は細胞膜の構成・維持やエネルギー源として使われるので、消費されやすい。

本当に本当にびっくりするんですけど、今までの栄養学は、こういう人体の代謝を精密に考慮していないんですよ。なんでなの!?本当に。

 

栄養学の常識が変われば、生活しやすくなる

糖質制限をしてみればわかりますが、肉や脂っこいものだけでは全く太れません。人間、炭水化物がなければ肥満になれないんです。

炭水化物を主食にしながら痩せたいのなら、アクセルとブレーキを同時に踏むようなもので、食事量(カロリー)制限と、かなりの強度の運動が必要です。

糖質の過剰摂取を止めれば、食事量制限も運動も必要ありません。

もちろん、どちらを取るかは個人の価値観ですが、選択肢が広がれば、私たちは間違いなく生活しやすくなります。

ということで、「栄養学の常識のアップデートを目指す」という目標を持って、糖質制限の話題専用のブログ『炭水化物は嗜好品』で発信していきたいと思います。

糖質制限の情報サイト・ブログ – 炭水化物は嗜好品

すでに記事は15本ほどUPしています。

どうぞ注目してください。

73月

ステマ・不当表示などを国民生活センターへ報告する方法

にしきデンタルオフィス山下久明氏より、記事(最下部参照)の削除要求が届きました。「素人だと偽って文章を書いてくれ」という依頼に悪意があるかどうか私は断定していなかったのですが、これで後ろめたい気持ちがある事実がはっきりしたので、国民生活センターへ報告しました。

せっかくなので、ステマ・不当表示などの疑いがある場合に、国民生活センターへ報告する方法を紹介します。

※なお、にしきデンタルオフィス山下久明氏の行為が違法であるかどうかを判断するのは、消費者庁です。私はあくまでも疑いを報告したにすぎませんので、誤解しないようにお願いいたします

 

ホームページから簡単に報告できる

まず、国民生活センターのホームページへ行きます。

国民生活センター

画面左端の「トラブル情報を教えてください」をクリックします。
2014-03-07_1058

続いて「トラブルメール箱に書き込む」へ進んでください。こちらから情報を送信できます。
2014-03-07_1102

 

注意点:問題が解決するわけではない

注意してほしいのは、ホームページからの情報提供は、あくまでも単なる「情報提供」にすぎず、問題が解決するわけではない点です。

トラブルメール箱には、以下のような注意書きがあります。

■提供された情報について、国民生活センターが行うこと
1. 消費者被害の未然防止、拡大防止のため活用します。
2. 消費者安全法第12条に基づき、生命・身体に重大な被害を受けた事故等と判断される情報は、個人情報を除いて、消費者庁へ情報提供します。
3. 事案によっては、詳しく状況をお聞きするため、お問い合わせをすることがあります。
4. お預かりした氏名・住所・電話番号・電子メールアドレスは、受信から6カ月以内に消去します。

■提供された情報について、国民生活センターが行わないこと、行えないこと
1. 相談としての受付は行っていません。最寄りの消費生活センターにご相談して下さい。
2. 各自治体の消費生活センターへの連絡や取り次ぎは行えません。
3. 匿名または連絡先不明の提供情報については、追跡調査が行えません。

にしきデンタルオフィス山下久明氏の場合も、これで何かしらペナルティが課されるというわけではまったくなく、仮にグレーゾーンと判定された場合に、せいぜい要注意リストに入るくらいではないでしょうか。

※現在の日本のガイドラインでは、優良誤認でなければ対応はしないようです。山下久明氏のメール文面には「ダメならダメと書いて頂いて構いません。」とあるため、「ライターに素人と偽って書かせ、口コミとして利用する」という行為だけでは取り締まりの対象にならないのが現実です

※Wikipediaによるとアメリカでは金銭授受の有無を開示する義務があり、イギリスではステルスマーケティング全般が違法とされています

実際に被害を受けている場合は、消費者ホットライン(電話)または最寄りの消費生活センターに相談する必要があります。

全国の消費生活センター等_国民生活センター

291月

湿潤治療の手順と経過を写真付きで紹介(擦り傷の場合)

先日、自転車で転んで、そこそこザックリ擦りむいたので、湿潤治療を実践してみました。

湿潤治療の詳細については、こちらを参照してください。

傷を消毒せず、乾かさずに、早くきれいに治す “湿潤治療” のやり方まとめ

 

1. 止血して傷を清潔に

まず、出血を止め、傷の周囲の皮膚を、ティッシュペーパーなどできれいに拭き取ります。

傷に砂などが入っている場合は、水で洗い流します。水道水でOKです。お茶などもアリだし(糖類が含まれていると痛いので止めた方がいいらしい)、流水では傷を化膿させるような細菌は存在できないため、流れている川の水でも問題ないとのこと。
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傷が小さいので、直にハイドロコロイドを貼ります。ハサミで切って、大きさを調整。30秒ほど手で押さえておくと、肌に馴染んで、剥がれなくなります。
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※滲出液が多い場合は、より吸収力の高いプライモイストをあててから固定

※ラップやプラスモイストを使用する場合は、しっかり密着させるため、傷に薄く白色ワセリンを塗る

 

2. 滲出液の量に応じて、定期的にハイドロコロイドを交換

翌日の様子。ハイドロコロイドには防水性があり、水仕事&風呂後ですが、しっかりガードしてくれています。
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剥がすと、こんな感じ。滲出液が出てます。このジュクジュクが皮膚の再生を促してくれるんですね。
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流水で洗い流して、ハイドロコロイドを交換します。

滲出液の量によって、半日から1日で交換します。ハイドロコロイドの吸収量をこえて、滲出液が澱んでしまうと、細菌が増殖してしまうためです。

また、滲出液によって周辺の皮膚が炎症を起こしてしまう可能性があるため、夏場で、サランラップ利用の場合は、もっと交換する回数を増やしたほうがいいようです。

 

3. 10日間ほどで上皮化

以下、経過のみ。2日目。
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3日目。
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4日目。傷がだいぶ小さくなったのが分かると思います。風呂上がりにボケっとしていたら乾いてしまいましたが、すぐにハイドロコロイドで覆えば、滲出液が出てきます。
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5日目。
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6日目。
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7日目。
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8日目。
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スキー場に泊まりがけの取材に行っていて9日目の写真が撮れず、10日目。これで滲出液が一切出なくなり、完全に上皮化。
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治癒後の色素沈着を防ぐためにUVカットクリームを

このあと、色素沈着を防ぎたい場合は、遮光が必要で、UVカットのクリームなどを塗っておけばいいそうです。

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治療が終了した後も、顔面などの露出部の場合は、直射日光を避けるようにする。再生したての皮膚は色素沈着を起こしやすいからだ。遮光の方法は、市販のUVカットのクリームなどでよく、顔面の場合は三ヶ月くらい続ける。

参考にしたのは、本家・夏井睦医師の『傷はぜったい消毒するな』です。

 
こちらで詳しく解説しています。
傷を消毒せず、乾かさずに、早くきれいに治す “湿潤治療” のやり方まとめ

291月

マキロンは即ゴミ箱へ! 傷を消毒せず、乾かさずに、早くきれいに治す “湿潤治療” のやり方まとめ

プロスポーツ選手も取り入れている湿潤療法。擦り傷や熱傷(やけど)を水で定期的に洗い流し、食品用ラップ等で覆って乾燥させないようにしておくだけで、化膿せずにあっという間に治ってしまいます。

消毒や乾燥は、傷を悪化させ、治癒を遅らせてしまうだけ。

実践してみたので、湿潤治療のメカニズムと、家庭でのやり方、必要な物、注意点などを紹介します。

 

湿潤療法の基礎知識

湿潤治療は、形成外科医の夏井睦医師が独自に始めた治療法です。登場してから、まだ15年ほどしか経っていません。

当サイトの読者の方なら、夏井睦という名前を見て「あれ?」と思うかもしれませんが、そうです。私が近頃さんざん騒いでいる、糖質制限の本を書いた方です。

30歳過ぎて体重が増え出して止まらない男性諸君。原因がわかりましたよ。

傷の治療というと、消毒し、なるべく早く乾燥させるのが今までの常識でした。こどもの頃から、転んで膝小僧を擦りむくと、せっせとマキロンで消毒して、かさぶたになるように乾かしたものですよね。

が、傷が治る過程を徹底的に研究してみると、「消毒」も「乾燥」も傷を悪化させ、治癒を遅らせるだけ。

 

湿潤治療のメリット

湿潤治療は、過去の消毒&ガーゼ(乾燥)治療に比べ、

・治りが早い
・痛みがなくなる(治療時も痛くない)
・薬が不要で、やり方も簡単

というメリットがあります。

治りが早い、痛みがなくなる(治療時も痛くない)というメリットに関しては、夏井医師は自分の身体で実験して、確認しています。

■新しい創傷治療 – 人体実験シリーズ
http://www.wound-treatment.jp/title_jikken.htm

また、実際に多数の患者を治療してもいます。

実際、大学病院の熱傷センターで「これは入院して手術しないと治らない」と宣告された重傷熱傷なのに、湿潤治療に切り替えて外来通院だけで二週間で完治したという例が多数あるのだ。

 

湿潤治療のメカニズム

湿潤療法については、夏井睦医師の『傷はぜったい消毒するな』に詳しく論じられています。これ、糖質制限について書いた『炭水化物が人類を滅ぼす』同様、“目から鱗” の連続でとてもおもしろいので、おすすめです。

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湿潤治療の方法論は、超シンプルです。素人にでも簡単にできます。

むしろ、医者のほうが、「消毒してガーゼ(乾燥)」という古い考え方から抜け出せず(大病院ほど危険とのこと)、適切な治療ができない可能性があるそうです。

以下の引用はすべて『傷はぜったい消毒するな』より。

治療の原則は次の2つだ。
①傷を消毒しない。消毒薬を含む薬剤を治療に使わない。
②創面を乾燥させない

細かい理屈は、『傷はぜったい消毒するな』を読んでいただくとして、要点をまとめると、

1. 消毒成分は、タンパク質を破壊して細菌を殺しているが、もちろん人間の細胞膜もタンパク質でできているため、消毒すれば傷が深くなる

2. 皮膚の細胞は乾燥させると死滅する。一方、傷口のジュクジュク(滲出液)は、細胞成長因子を含んでいるため、ジュクジュクが乾かないようにしておけば、傷は早く治癒する

ということです。

「消毒をせず、ジュクジュクしたままにしておいたら、化膿しちゃうんじゃないの?」という疑問もあるかと思いますが、心配いりません。私も実践してみましたが、まったく化膿する気配はなく、あっけなく完治しました。

なぜなら、

人間の身体の方も、傷口から入った細菌を見逃すほど甘くはない。免疫細胞が常に監視してよそ者が入り込まないように目を光らせており、入った侵入者は直ちに排除されるからだ。つまり、傷口や傷の中では滅多なことで細菌が増えることはない。

からです。むしろ、かさぶたにしてしまうほうが、細菌の繁殖の場所を作る結果になってしまいます。

体の中に液体が溜まっている場所があれば、そこは細菌の繁殖に絶好の場となるのだ。ここで重要な条件となるのが、液体が「溜まっていて澱んでいる」ことだ。

(中略)

傷がカサブタで覆われた場合は、カサブタには吸水力がなく、しかも滲出液を外に逃がす機能もないため、カサブタの下に溜まった滲出液は絶好の感染源になる。カサブタがある傷が時に化膿するのはこのためである。

一方で湿潤治療であれば、滲出液が常にじわじわ分泌されているため、「溜まっていて澱んでいる」状況にはならず、細菌は増殖できないというわけです。

皮膚の表面どころか、体内にだって細菌はたくさんいるのは、みなさんご存知のとおりで、増殖しなければ悪影響にはならないわけですよね。傷口に細菌が(いる)入るかどうかよりも、増殖するかどうかに着目すべき、という理屈です。

 

湿潤治療に必要なもの

サランラップがあれば、湿潤治療はできます。

が、今では、専用の治療用具も出回っていて、安く購入できるので、紹介します。

まず、ハイドロコロイド。

傷が小さく、滲出液が少ない場合は、これだけで完治します。安くて、使いやすく、超便利です。

パッケージには「包帯」とありますが、傷に直接はりつけて問題ありません。滲出液の量によって、半日から1日で交換します。ハイドロコロイドの吸収量をこえて澱んでしまうと、前段のとおり細菌が増殖してしまうからです(また、滲出液によって周辺の皮膚が炎症を起こしてしまう可能性もあるとのこと)。

顔に貼っても目立たず、防水性もあるので、こどもにもおすすめ。
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私は小指の怪我に使用し、ハイドロコロイドを貼ったまま水仕事ができました。風呂にもそのまま入れます。

続いて、プラスモイスト。

傷が深く、滲出液の分泌が多い場合は、こちらを当ててから、絆創膏などで固定します。滲出液の分泌量を見て、交換するのは同様です。

プラスモイストまたはラップでの治療の場合は、傷に白色ワセリン(プロペト)を塗って、しっかり密着させます。また、鎮痛効果も高いそうです。

 
3つとも、マキロンと絆創膏の代わりに、薬箱に入れておくべきですね。

 

湿潤治療のやり方

擦り傷と熱傷(やけど)で、やや経過が異なります。

擦り傷の場合は、

1. 止血
2. 傷の周辺の皮膚の汚れを拭き取る(ティッシュペーパーでOK)。傷の中に砂やゴミがある場合は、水道やシャワーで洗い流す
3. ハイドロコロイドを直に貼るか、白色ワセリンを塗ってラップまたはプラスモイストで覆い、絆創膏などで固定する
4. 滲出液の量によって、被覆材を1日1回以上交換する
5. 滲出液が出なくなったら治療終了

実践してみました。
湿潤治療の手順と経過を写真付きで紹介(擦り傷の場合)

軽い熱傷(水ぶくれが無く、単に赤くてヒリヒリするだけ)の場合は、ハイドロコロイドを直に貼るか、白色ワセリンを塗り付けたラップまたはプラスモイストで覆い、絆創膏などで固定。赤み、ヒリヒリ感が無くなれば治療終了。

水ぶくれができている熱傷の場合は、白色ワセリンを塗り付けたラップまたはプラスモイストで覆う。擦り傷と同様に、水ぶくれが平になるまで交換を続ける。

また、水ぶくれが2〜3センチ以上だったら、

水ぶくれを破って水疱膜(水ぶくれの表面)を除去する。通常は痛みなく除去できる。そして白色ワセリンを塗ったラップかプラスモイストで創面を覆う。ラップやプラスモイストを交換する際、新たな水疱ができていたら必ず除去する。

とのこと。ただし、5センチをこえる大きな水ぶくれがある場合には、湿潤治療をしている病院を受診する必要があるそうです。

 

素人判断が危険なケース

以下のようなケースでは、抗生剤の投与や、切開が必要になる可能性があるため、医者にかかる必要があるそうです。

・刃物を深く刺した
・異物(木片、金属、魚骨など)を刺し、中に破片が残っている。
・古い釘を踏んだ。
・動物に咬まれて血が出ている。
・動物に咬まれて腫れている。
・深い切り傷、大きな切り傷。
・皮膚がなくなっている(欠損している)。
・切り傷で出血が止まらない。
・指や手足が動かない。
・指などが痺れている。
・大きな水疱ができているヤケド。
・面積が広いヤケド。
・貼るタイプのアンカ、湯たんぽ、電気カーペットなどによる低温熱傷。
・砂や泥が入り込んでいる切り傷、擦りむき傷。
・赤く腫れて痛みがある傷。

逆に言えば、これほどの深手でなければ、それぞれで治療して問題ないということですね。

ということで、マキロンなど消毒薬は、即刻ゴミ箱に捨ててしましましょう。

詳しい理屈は、もちろん夏井医師の著作で学んでください。

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※先日、自転車でコケて、けっこうザックリ擦りむいたので、湿潤治療を実践しました
湿潤治療の手順と経過を写真付きで紹介(擦り傷の場合)

91月

世の中のダイエットの大半が間違っている理由がよくわかった

僕は今まで、世の中に無数に存在する「●●ダイエット」と呼ばれるものに、あまり関心がありませんでした。

肥満傾向に悩んだ経験がなかった私的事情もあるんですが、何より鼻について仕方がなかったのは、その “うさん臭さ” なんです。

ほどよい食事をして、ほどよい運動さえしていれば、過剰に太ることはない。次から次へと新しいダイエット方法に飛びつくなんて、まるでバカみたいだ。

そう思い込んでいました。

でも、20代後半〜30代に突入するころから、どうにも体重が増え続けて止まらなくなったのは、先日の記事に書いたとおりです。

30歳過ぎて体重が増え出して止まらない男性諸君。原因がわかりましたよ。

※1900いいね!、1000ツイートに到達しました

蛇足ですが、なぜ若い頃は平気だったのに、30代前後で体重増加に転じるのかは、よくわかりません。

代謝が落ちてくるのかもしれないし、食生活が変わったのかもしれません。ただ、「自分も同じ状況だった」という人は、かなりたくさんいました。

 

1ヶ月で4kg減

ともあれ、ゆるい糖質制限をしただけで、体重はどんどん落ちていき、70kg超だった体重は66kg前半に。1ヶ月で4kg減というところまできました。

腹一杯食べまくっても、お正月太りどころか、お正月痩せまでする始末。

[糖質コントロール] “正月太り” どころか、“正月痩せ”という驚愕の事実が発覚……

あと一息で、学生時代の水準です。

はけなくなっていた細身のジーンズもはけるようになりました。

現在は体重の落ちがゆるくなっているので、このあたりが適正体重なのかもしれません。

 

禁欲はしていない

糖質制限は、元来は糖尿病の治療なので、本格的にやろうとすれば、かなり食事が制限されます。

が、僕は病気の治療をする必要はなく、適正体重に戻したいだけなので、ほぼ毎日のように白米を食べています。昨日も、誕生日ケーキ(クリームたっぷりの甘いやつ)を一人前+こどもたちの残した分を食べました。

僕がやっているのは、一言で表現すれば、「炭水化物は主食ではなく、嗜好品である」という発想の転換です。

たったそれだけです。

白米も食べるけれど、白米でお腹いっぱいにしようとするのではなくて、肉や魚や豆腐や卵や野菜でお腹いっぱいにする。炭水化物はあくまでも、嗜好品であり、デザートのようなものと考えて、補助的に食べる。

炊きたてのお米って、美味しいですもんね。

こんな価値観の転換をするだけで、何の努力も、我慢も、禁欲もすることなく、体重は落ちていき、適正体重に近づきます。

 

栄養学の常識は間違っていた

ゆるい糖質制限をしてみて、その効果を実感するにあたり、なぜ自分が「●●ダイエット」を軽蔑するような印象を持っていたのか、よく理解できました。

世の中のダイエットの大半は、真冬にジャンパーも着ないで、どの使い捨てカイロを使ったらいいか悩んでいるようなものなんです。

一方で、僕自身も間違えていました。

「ほどよい食事をして、ほどよい運動さえしていれば、過剰に太ることはない。」と僕は考えていたわけですが、その “ほどよい食事” という栄養学の常識は、いい加減なものだったようです。

現在の栄養学の教科書を見ると、「糖質(炭水化物)、タンパク質、脂質が三大栄養素」であり、「生活習慣病を予防するためには、脂質の比率を25%〜30%以下に抑えるべき」「炭水化物は60%前後と、もっとも多く必要」「炭水化物:タンパク質:脂質の比率は3:1:1が望ましい」というようなことが書かれている。

(中略)

しかし、糖質制限の存在を知り、それを自分の体で実践するにつれ、この「三大栄養素」の概念がそもそも間違っているのではないか、という疑問が浮かんでくる。

糖質制限をしてみるとわかるが、糖質を摂取しなくても人間は普通に生活できるし、それどころか、肥満も糖尿病も高血圧も高脂血症も治ってしまい、スタミナが付き、どんどん健康になっていくからだ。少なくとも私が知るかぎり、糖質制限に切り替えた健康人で不健康になった人は1人もいない。

これは生物学的にも証明できる。

人間の生存に欠くことができない必須脂肪酸と必須アミノ酸に関しては、食事で外部から取り入れるしか方法がないが、炭水化物に関しては、アミノ酸を材料にブドウ糖を合成する「糖新生」というシステムが人間には備わっていて、タンパク質さえあれば自分で作り出せるからだ。

夏井睦『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

 

放火魔を放置して放水したって、火事が消えるわけがない

栄養学の常識では、炭水化物:タンパク質:脂質を6:2:2で摂取するのが望ましいとされています。

しかし、炭水化物を主食と意識すれば、確実に体重は増えていきます。安くて、早くて、腹いっぱいになるもの、と言ったら、ほぼ炭水化物しか選択肢がなく、すぐに過剰摂取になるからです。

しかも、上記の引用のとおり、炭水化物は(常識に反して)必須栄養素ではありません。実際、糖質制限に共感し、糖質をまったく食べずに健康に生活している人も、かなりいるようです。

食事制限や、運動によるダイエットも、確かに効果があります。

でも、前提となる栄養学が間違っていたら、効果は激減します。

ガソリンをどんどん投入する放火魔を放置しながら、他方でいくら放水したって、火事が消えるわけがないんです。

 

カロリーは「う●こ」を燃やして計算しているらしい

蛇足ですけど、なぜ「炭水化物を主食とするべき」と栄養学で判断しているのかというと、カロリーの観点からだそうです。

前述の、夏井睦『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~』では、カロリーという概念のうさん臭さにも言及しています。

たとえば、食物から、含まれるカロリー以上のエネルギーを得る生物や、外部から一切を取り入れずにエネルギーを調達する生物も存在する、というわけです。

それはそれとして、僕がおもしろいな!と思ったのは、カロリーの計算方法です。

さて、三大栄養素(炭水化物〔糖質〕、タンパク質、脂質)や食品の熱量は、どのようにして測定されたのだろうか。

測定法は、1833年にルブネル(Rubner)という科学者が考案した方法が現在も使われていて、基本的な考え方は同じらしい。

計算式は、

[食物の熱量]=[食物を空気中で燃やして発生した熱量]−[同量の食物を食べて出た排泄物を燃やして発生した熱量]

となり、これをさまざまな食物や各栄養素ごとに測定するわけだ。

夏井睦『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

[同量の食物を食べて出た排泄物を燃やして発生した熱量]というのは、つまり、アレを燃やして計算している、と。(^^;;

炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~ (光文社新書)[Kindle版]

夏井 睦 光文社 2013-11-15
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by ヨメレバ

※当サイトからも130冊くらい売れています。単純に読み物としておもしろいので、おすすめです

 
【2014/3/4追記。糖質制限の仕組み・メリット・危険性等について論じるサイトを作りました】
糖質制限の情報サイト・ブログ – 炭水化物は嗜好品

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