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412月

【選挙】マニフェストで投票先を決めるのは、いいカモでしかない

選挙公約・マニフェストは、「選挙前だから」と、マーケティング的に、有権者ウケする内容を並べているだけの、単なるリップサービスです。

政治家が悪い、という話ではありません。

単なる努力目標なのだから、なるべく選挙に有利になるように理想を掲げるのは、当然なんです。

選挙の直前になって、「この政党は自分の考えに近いな」なんて投票先を決めるのは、いいカモではないでしょうか。

選挙結果に納得している人は、問題ないと思います。

もし自分の投票に満足した経験がないのなら、改めたほうがいい結果につながる、と私は思います。

 

各政党の方向性さえ理解できれば十分

私はそもそも、細かい政策なんか、どうでもいいという考えです。

経済政策であれば、具体的にこういうことをしますと言われても、私には是非を正確に判断できません。

その領域を専門に勉強したり、強い興味があったり、という人でない限り、基本的にみな同じであるはずです。

だから、経済成長を推進するかわりに貧富の差を社会保障でカバーする社会を目指すのか、みんなで貧乏になるかわりに平等な社会を目指すのか、くらいの違いがわかれば充分だと思います。

言うまでもなく、ちょっとだけ政治に関心を向けていれば、特別なことをしなくても理解できる違いです。

 

政治に文句を言い続ける人たちの2つの特徴

私見ですが、細かな政策に、あれこれ意見を言う人には、大きく2種類います。

  1. 鼻先のニンジンが大好きな人
  2. 政治には正解があると思っている人

前者は、
「●党に投票すれば、毎月■万円もらえる政策をやってくれるそうだ。それはいいな」
というタイプ。

メリットのみに目がいって、どんなデメリットが発生するのか、考えない。

後者は、
「アベノミクスなんかうまくいくはずがない。バカじゃないのか」
というタイプ。

専門家でも評価が分かれる事柄なのに、自分にだけは正解が分かっていると思っている。

もちろん、このような反応が悪い、というわけではないんですよ。

でも、きっと、これらの方々の圧倒的大多数は、政治に不満を持って、いつまでも文句を言っているのではないかと思います。

基本的に、自分の思い通りになることは稀だからです。思い通りになったとして、運がいいだけです。

 

信頼できる人を国会に送り出して、腹を据えて結果を待つ

われわれ国民にできるのは、ただ一つだと私は思います。

信頼できる人を国会に送り出して、腹を据えて結果を待つこと。ときどき、必要性を感じれば、政治家に意見を直接伝えること。

※当然ながら、目の前の暮らしにくさだったり、生きにくさだったりを解決するためには、自ら行動する必要があるわけですが、ミクロな課題の解決は、いまや、国政の役割ではないという前提です

どうしたら国が良くなるのか、正解なんか誰にもわからない。

ならば、国を良くしようと働いてくれる人のうち、信頼できる誰かに、託すしかない。

託せないのなら、投票せずに諦めるか、自分が政治をやるしかない。

 

政策ではなく、信頼できる候補者を見極める

民主党政権を引き合いに出すのは、ちょっと卑怯かもしれませんが、選挙公約・マニフェストの多くは、実現されません。

自民党だって、個々の候補者はさまざまな政策を掲げていますが、努力はするものの、実現するかどうかは未知数です。

そのときどきの党内の力関係や、政治状況、公明党との関係などで、結果は変わってくるからです。

だから、我々がやるべきは、長い時間をかけて、選挙区の候補者の発信を見続けて、信頼できる人かどうかを見極めることです。

2年、3年と見ていれば、「この人は言うことがコロコロ変わっている」だとか、「自分の意見をちっとも言わないんだよなあ」だとか、判断できるようになります。

逆に、「党の方針に反しても、ダメなものはダメと貫く人だ」だとか、「しっかりした国家観、政権運営ビジョンを持っている」だとかも見えてきます。

 

選挙が決まったら、もう投票先も決まっているのが理想

私は実際にそうしています。

僕はこうして投票先を決めた。

私は今回も、神奈川2区で、官房長官に投票してきます。

自民党支持者ではありませんが、菅義偉支持者ではあります。時間をかけて、発言を見続けてきた結論です。

民主党の元職・三村和也さんが6区に鞍替えしましたが、2区から立候補したとしても、投票先は変わりませんでした。

直前になって政権公約・マニフェストと睨めっこしているみなさん。

「選挙が決まったら、もう投票先も決まっている」

そういう選挙に臨んでみませんか。今回はもう遅いですが、2年後や4年後に、またその時はきます。

241月

家入一真・都知事選出馬について| “焼け野原” の向こう側にあるもの。

政治には人並みに関心を持っているつもりの私ですが、正直なところ、今回の都知事選からは目を背けたくなっています。

私は都民ではなく、隣の神奈川県民なので、実際に他人事ではあるのですが、「他人事で良かった」という気すらしてしまうんですよね。もし、当事者だったとしたら、投票先に悩んだ挙げ句、棄権していたかもしれない。

なぜ、(副知事時代から)ここ10年 5・6年の東京を支えた、最も有能な都知事が、都政のうえでは何の瑕疵もないまま、辞める事態になってしまったのか。

都民は、こんなどうしようもない選挙に臨むくらいなら、猪瀬直樹を辞めさせるなと運動をするべきだったんじゃないのか、とまあ、お隣の神奈川県民ながら思うんです。

猪瀬さんが、お金の問題をしっかり説明できなかったのは、だから痛恨でした。仕方ないですね。

 

選挙後、インターネット空間は焼け野原になる

都知事選にあたり、様々な人が、色々な意見を表明しています。

私がざっと見渡した限りでは、今回は東浩紀さんの意見にシンパシーを感じました。思いの根本にあるものは全く違うはずなんですけど、ただ結論は似ているように思うんです。

インターネット上の一部で話題になっているのが、家入一真さんの都知事選出馬です。立候補を賞賛したり、歓迎したりする声を、たくさん耳にしました。

ただこれは、若い世代を中心に、「選挙だとか政治だとかは、自分には場違いだ」と思っていたところに、よく知っている、やはり場違いな人が出てきたので、ちょっと興奮して、神輿を担いでいるだけなんですよね(家入さん本人も、それを自覚している)。

でも、祭りが終われば、あの高揚感はいったいなんだったんだろうか、というほどの静寂が訪れて、そこにあるのはいつもと変わらぬ、寂れた公園なんです。

いや、単に静寂が戻って来るだけだったら、まだいい。

たぶん、都知事選のあと、家入一真さんを熱狂的に支持した(一部の)インターネット空間は、焼け野原になります。

あれだけ盛り上がったのに、結局は何の意味もなかった、これしか票が取れなかった、という絶望感。猫じゃらし一本残らないでしょう。

 

家入一真は選挙に勝とうとしていない

たとえば、こんなグラフを作成している方がいました。

これを見て、妄想たくましく、盛り上がる人はいるでしょうね。

でも、ちょっと立ち止まってみてください。たぶんあなたの家族に、家入一真を知っている人はいないんじゃないでしょうか。

イケダハヤトさんは、自分のことを知っているのは日本中で1,000人に1人くらいだ(から炎上を恐れずに発言するべきだ)と言っていますが、これは感覚値としてそんなに間違っていないだろうと思います。

家入さんが、仮にイケダハヤトさんより10倍有名だとしても、100人に1人です。彼を知っている人が1人いたら、知らない人が99人いるんです。

もし、本気で人口ピラミッドを活かそうとするのなら、家入一真さんが真っ先にやるべきなのは、マスメディアへの露出であり、知名度を高める作業です。

が、家入さんに、そんな気はないでしょう。

そもそも、短期決戦の都知事選では、のんきに知名度を高めているような余裕はないわけです。元から知名度が高い候補を擁立して、人気投票合戦を制する。これが仕組み上の王道にならざるを得ない。

圧倒的大多数の家入一真を知らない人が、家入一真をどう見るか。常識を知らず、場違いな、キワモノの泡沫候補以外の何者でもない。

得票数は、過去の投票結果を見る限り、5桁が現実的な目標で、せいいっぱい背伸びをして6桁を目指すと言ったところでしょうか。

平成24年 東京都知事選挙 開票結果

平成19年 東京都知事選挙 開票結果

仮に6桁(10万票)に届いたとして、得票率はおおよそ2%前後です。

 

落選にともなうマイナスを軽視するべきでない

前回の参議院選挙で、佐々木俊尚さんをはじめ、インフルエンサーが投票を呼びかけたのにもかかわらず、鈴木寛氏は落選しました。インターネット空間では、これ以上はなかなか考えられない規模のキャンペーンだった印象を受けたのにもかかわらず、です。

インターネットは、選挙で現実を動かすには、無力。

だからと言って、家入一真さんの立候補が無意味だとは思わないんですよ。

たぶん彼がやろうとしているのは、小さいけれど無数に聞こえてくる声に応える、ということ。その声が、中二病の延長であったり、無知蒙昧の極みであったとしても、問題ではない。

出馬に何か具体的な意味があるとか、物事を実際に動かせるのかとか、一切考えていないに違いないと思います。

彼の行動によって、政治という空間にも居場所を得るということを、身体的に理解する人が出て来るわけです。

なぜぼくが家入一真を応援するのか? – トークのイチロー就活日誌

だからこそ家入一真の都知事選出馬には意味がある、という意見もあるでしょう。

が、同時に、落選にともなうマイナスを軽視するべきでもないとも思うんです。

盛り上がれば盛り上がるほど、「当落にかかわらず出馬した意味があった」と口では言っていても、“結局、自分たちの投票は政治には何の影響も与えられなかった” という事実は、重くのしかかります。

必ず。

絶対に。

家入一真が出馬し、たくさんの人を巻き込んだからこそ、本当の意味で政治に絶望する人が続出するんです。

 

焼け野原から “本物” が芽吹くかもしれない

そして、私はそれでいいと思っています。だって、近代民主主義は限界なんだから。

インターネットが世界にあまねく浸透したからといって、家入一真のようなカリスマが登場したからといって、その程度の変化で修復できてしまうような、簡単な話ではない。

近代民主主義の次はどうするんだ、と、そういう根本的な話をしなきゃいけない。

心ある人は、とっくの昔に政治に期待するのをやめ、自分なりの関わり方で、物事を前に進めようとしているわけです。

だから、焼け野原でいいと思う。

いったん灰燼に帰してこそ、太陽が差し込む余地が生まれ、今まで人目に触れることがなかった雑草が芽吹くはず。

政治のせいにしても、無駄だ。

絶対数は少ないかもしれないけれど、焼け野が原からそんな「気づき」が芽生えたとき、家入一真の都知事選出馬も成功だったと言えるのかもしれない、と、複雑な気持ちを抱きつつ、お隣の県から見ているところです。

197月

民主党・牧山ひろえ( @makiyama1192 )はフォトショを頑張っている場合ではない。

つい先ほど、期日前投票をしてきました。神奈川選挙区で、民主党の牧山ひろえ候補に投票してきました。

今回はさんざん迷いました。実は直前まで、棄権または白紙投票にしようと思っていたくらいです。なぜなら、僕は前回の衆議院総選挙では自民党の菅義偉(現・官房長官)に投票しているように “人” で決める信念なのに、候補者のラインナップを見ると、“人” で判断のしようがなかったからです。間違った投票をするくらいなら、棄権も選択肢だと考えていました。

 

メルマガを購読しているのに印象は「フォトショのおばさん」

牧山ひろえ候補の印象も、失礼を承知で言いますが「フォトショのおばさん」です。候補者ポスター一覧を4歳の娘に見せると「この人がいい!」と断言するくらい、シワ一つない綺麗なお姉さんに見えます。

ところが実際には、1964年生まれの方ですから、当然ながら年齢なりの容姿の方です。日焼けは真夏の選挙なので当然としても、Photoshopで加工しすぎだろというのが偽らざる本音です。うちの娘、ご本人を見たら「えっ……」って引くと思いますよ、たぶん。

僕は、牧山ひろえ氏のメールマガジンを購読しているし、Twitterをフォローしてもいます。Gmailの履歴を見ると、メールマガジンの購読を始めたのは、2011年の9月ですから、かれこれ2年近くになるわけです。

にもかかわらず、第一印象は「フォトショ」なんです。

 

「どんな決断をしたのか」「その理由はなぜか」が知りたい

牧山ひろえ候補が、肝心のメールマガジンに何を書いているかというと、大半が集会等への勧誘で、そのほか国会へ質問に立つ告知や、UstreamやYouTubeでの講演や対談のお知らせ、提案書の提出の報告などがわずかにありました。

7月17日になって突然、『牧山ひろえ メール通信 vol.1』という名の、“選挙運動用電子メール” なるものを送信してきました。遅すぎるんですよ。今なにを書いたところで、選挙用のリップサービスと区別するのは不可能です。

僕が政治家の “人” を判断する基準は、下記事に詳しく書きました。

僕はこうして投票先を決めた。

一部引用しますが、

私の経験上、いい政治家は、「どういう利害が衝突しているのか? どんな理由があって一方を優遇するのか?」をきちんと説明してくれます。その政治家が掲げる政策が絶対的な正解である保証はないですけど、少なくとも考え方を理解すれば、政治家の行動原理が見えてきます。

政治家の考え方、性格、行動原理を把握するまで、僕の場合は3年かかりました。

代表・総裁選挙や、重要法案の採決、党の方針と自分の信念に食い違いが起きたときの行動。また、それらについて説明があったかどうか。説明があったのなら内容に納得できたかどうか。

これらが積み重なって、徐々に政治家を理解していきました。

僕は集会の勧誘なんか(あってもいいですけど)どうでもいいと思っています。そんなことよりも、考え方が知りたい。具体的には、「どんな決断をしたのか」「その理由はなぜか」をきちんと説明してほしいんです。

例えば、民主党代表選挙があったとき、どんな理由で誰に投票したのか、牧山候補は一切発信していないはずです。少なくとも僕は目にしていません。

決断の内容とその理由を発信せずに、政策ばかり訴えても、僕は信用できません。きれい事なら誰にでも言えるし、魅力的な政策を掲げるだけなら欲まみれの悪人にだってできるからです。

 

それでも牧山候補に投票したのは、発言を見続けている人たちの推薦があったから

正直、今もって牧山ひろえ候補を信用しているわけではありません。2年近く見続けていて信用できなかったものが、この数日数週間で突然信用できるようになるはずがないですから。

それでも牧山ひろえ候補に投票したのは、発言を見続けていて、「(考え方に全面的に賛成ではないにせよ)人として信用できる」と判断できる人たちが、牧山ひろえ候補を推していたからです。

 

牧山ひろえさん、すでに投票した有権者として要望します

フォトショを完全否定するわけではありません(個人的には、ちょっとやりすぎだと思いますが)。でも、フォトショのおかげで投票していたような人たちは、風が変われば見向きもしなくなるわけです。

牧山ひろえ候補が、信用に値する人たちが言うように、本当に国政に欠かせない人材だとします。にもかかわらず、自民党・公明党・みんなの党の後塵を拝して、共産党候補と最後の議席を争う事態に陥っているのは、フォトショ以外に力を入れるべきポイントがあったという事実を示しています。

決断の内容とその理由を日常的に発信していれば、ポスターの印象ではなく、牧山ひろえという “人” を支持する人が出てきます。「民主党だから投票しない」ではなく「牧山ひろえだから投票する」という有権者を増やすべきだと僕は思います。

 
牧山ひろえさん、すでに投票した有権者として要望します。集会勧誘ばかりのメールマガジンでなく、ブログ等を含め、オープンに決断の内容とその理由を発信してください。

その内容が納得できるものであれば、僕は牧山ひろえという “人” を支持します。当選したとしても、しなかったとしても、ぜひよろしくお願いいたします。

107月

参議院選挙は捨てることに決めた。

“人”で投票先を決めている僕は、参議院選挙は選びようがありません。今回は失敗してもいいと割り切ることにしました。

参議院選挙は、実験することにします。自分なりに明確に問題意識を持ち、仮説を立て、実験・検証。さらに次の選挙で正しい投票をするためのヒントを探します。

 

「選挙は人で選ぶ」がモットー

僕の投票の基準は、以前こちらの記事に書きました。

僕はこうして投票先を決めた。

整理すると、

1. 一部をのぞき政党政治は機能していないので、政党では選べない
2. 政策は実現されないケースが多々あるので、政策だけでは選べない
3. 政治家が、自分が期待したとおりに働いてくれれば、投票に満足・納得できる(はず)
4. 政策を参考に、人を吟味して投票先を決める

となります。

政治家をよく知り、政治家に適切な期待を持てれば、己の投票行動に納得できるはずだという考え方です。

 

参議院選挙では使えない

ただ、これには欠点があります。“人”を判断するには、日常的に発言・発信を見続けて、年単位での時間が掛かります。発信の少ない議員や、落下傘候補は、対応できないんです。

衆議院選挙のときは、たまたま僕の神奈川2区では、有力候補が2名しかおらず、双方とも発信をしていたので、わりとシンプルに決断できました。

でも参議院選挙ではこうはいきません。まず神奈川選挙区は、候補者からして11名もいます。

選挙区 神奈川 候補者 : 参議院選挙(参院選)2013 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

うち当選経験のある候補は3名。以前から発信をチェックしていたのは2名しかいません。その2名も、まともな発信はしておらず、投票の対象にはできない始末です。

 

選びようがないよね? と認めるところがスタート

もう僕は、正しい投票をするのは諦めました。どうやっても選びようがない。

みなさんはどうでしょうか。参議院選挙、どうやって投票先を決めるんですか? その方法でほぼ確実に納得できるんでしょうか。

僕は、わからないならわからない、無理なら無理と認めてしまったほうがいいというスタンスです。問題があると明確にしたほうが、対応策や改善策に本気で取り組みやすいからです。

何となく選挙にのぞんで、何となく失望して、を繰り返していたら、いつまでたっても政治は良くならないし、選挙システムも改善されませんからね。

 

盛大に実験しようぜ!

もちろん、選びようがないからといって、白旗を揚げるつもりはありません。

もともと、比例代表や県・市議会議員選挙でも同様の問題を抱えていたわけですし、このチャンスになんとか突破口を見つけたいんですよ。

どうせ納得のいく投票なんかできるわけがないと分かっているんだったら、納得できる投票方法を見つけるために、仮説を立てて実験し、検証する機会にしてしまえばいい。仮説の検証のために、今回はちょっと突飛な判断をするという選択肢だってアリでしょう。

 

仮説1 インターネット発信量で決める

例えば、ネット選挙運動が解禁されたので、インターネット発信に着目してみる方法も1つ考えられます。まずは全候補のSNSアカウントやブログを見つけて、フォローする。

まず、発信していない候補は論外。組織と旧来メディアに頼っている候補は、われわれ若い世代の方向なんか向いていないからです。これはマーケティング視点から、まず間違いない。

単純に発信量の多い候補に投票するのだっていいはずです。なぜなら、議員になった後も発言に注視できるからです。投票した候補が議員になったはいいけど何してんのかサッパリ、では、投票に納得するのなんか無理でしょう。もちろん選挙が終わったら発信しなくなる候補もいるかもしれませんけど、それは勉強代ですね。

 

仮説2 事務所の対応で決める

もう1つのアイデアは、すべての候補者の事務所にお邪魔してみて、対応の印象で決める方法。選挙戦の最中は、候補者本人にはまず会えないですけど、どんな組織で選挙活動を展開しているのかを肌で感じれば、かなり多くがわかります。消費者への対応が行き届いていない企業ってアレでしょ。

ちなみに候補者事務所に行くのは怖くないですよ。僕も何度か行った経験がありますが、ふつうに応対してくれます。そりゃ有権者なんですから当然ですよね。もし邪険に扱われたら投票しなければいいだけですし。胸を張って、政策でもなんでも聞きに行ってください。

問題は、選挙区が広く、候補者が多いので、地域によっては全候補の事務所へ足を運ぶのに苦労する可能性がある点です。あと、公明党とか幸福実現党の事務所に行くのも、ちょっとコワイですよねw

 

今回は正しい投票ができなくても、次回はできるように

何となく選挙にのぞまないことが何より大切だと思っています。今回は失敗してもいいじゃないですか。

その代わり、自分なりに明確に問題意識を持ち、仮説を立て、実験し、検証することです。次回は正しい投票ができるようにヒントを見つけられれば大成功。

さて僕も行動しよう。基本的には仮説2つを組み合わせて考えるつもりです。

1712月

小選挙区制を見限るにはまだ早い。

自民党は43%の票で79%の議席を獲得した。だからこのシステムはおかしい。

そんな声がちらほら聞こえてきますね。

衆院選:得票率と獲得議席に大きな乖離- 毎日jp(毎日新聞)
今回の衆院選で小選挙区に出馬した自民党候補は、300選挙区の有効投票総数のうち43%の票を得たのに対し、獲得議席数は300議席の79%にあたる237議席と大勝した。一方、民主党は有効投票総数に占める総得票率が22.8%だったが、300議席の9%にすぎない27議席しか獲得できなかった。

でも、小選挙区制というのは元来、そういう思想でつくられています。

メリットは、政権交代が起きること

もう少し言えば、与党が政権から転落することにより、自らを省みる機会が与えられるという大きな利点があります。

 

もし小選挙区制じゃなかったら

未だにずーっと自民党政権が続いていたかも。

中規模政党が乱立して、今より格段に決められない政治になっていたかも。

「こりゃダメだ」と思っても、他の政党に政権を任せるなんて不可能だったかも。

 

死票が多いのは問題点の一つだけど

個人的には政治制度がどうこうより、投票の満足度が低下し、政治不信の一因になっている点が気になります。完全無欠の制度でないことは事実です。

でも、完全無欠の選挙制度なんて、多分ないですよね。

死票が少なければ政治がうまく回るという保証があるわけでもないですし。

池田信夫 blog : 民主政治はなぜ衆愚政治になるのか – ライブドアブログ

 

僕たちはまだ小選挙区制のメリットを検証できていない

すなわち、大敗を喫して自らを省みる機会が与えられた自民党が、どんなふうに党改革に取り組んだのか。

結果が出るのはこれから。

少なくとも安倍晋三、菅義偉-石破茂というラインは、自民党の中では改革派。彼らに期待してみてもいいでしょう(これで族議員や派閥領袖に取り込まれるようじゃ、お話にならないけれど)。

この結果は、ですね。「自民党に対して信頼が戻ってきた」というよりも、3年間の民主党の政治の混乱にNO、ということだろうと思います。自民党が果たして国民の期待に応えていくことができるかどうか? かつての自民党とは変わったのかどうか? 当然国民の厳しいチェック、評価があるだろうと思います。その中で我々が国民の皆さまの期待に応えていくことができるかどうか。大きな責任があると思います。

安倍晋三

自民党の各議員も、これだけ大勝したのに慎重な発言が目立ちます。安倍総裁も、石破幹事長も、(少なくとも今のところは)自民党の置かれている立場をわかっているように思います。

 

「どうせ民主党の二の舞になる」なんて面白味のない予想に興味はない

すぐに支持率は下がる? 来夏の参院選では惨敗する? いやー、くだらないですよねー。そんなことは誰にだって言えます。

もちろん議員たちだってわかってます。そうやって国民の視線を意識せざるをえなくなるからこそ、国会議員も手を抜かずに仕事をするようになるんじゃないでしょうか。

少なくとも現時点では、そんな兆候が見て取れます。

 

小選挙区制の是非を判断するのは、安倍政権を評価してから

さらに言えば、今回政権から転落した民主党の党改革を見てからです。

私たちの責務は、地元の議員一人ひとりをしっかり見ていること。もし脱線したと思ったらきちんと意見を伝えること。

そこまでしっかりやって、それもやっぱり「小選挙区って問題ありすぎるよね」となったら、本格的に議論をはじめればいいんです。

今の時点で小選挙区制を見限るのは、いくらなんでも気が早すぎます!

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