Tag: 幼少期の子育て

195月

【子育て】“成功” は無数の失敗の中にこそある

「我が子に、自信をつけてもらいたいから、成功する体験をさせたい」

ちらほら耳に挟みます。

お父さん、お母さん、いかがでしょうか。

成功体験が、幼児や児童にとって、重要なのは、私もその通りだと思います。

が、よくよく耳を傾けてみると、「我が子に、失敗をさせたくない」との主旨であるケースもある様子。

成功だけを体験させても、あまり意味がないんじゃないかな、と、少しモヤモヤします。

なぜなら、社会に出れば自明ですけれど、成功とは、多くの場合、無数の「失敗」や「敗北」の中にあるものだから。

社会に出れば、自分の資質や、能力の、劣った部分が、嫌でも目に入ってきます。

実力があっても、運が悪くて失敗するケースも、少なくない。

挫折しないために、重要なのは、失敗や敗北をものともせずに、無数の “挑戦” ができるかどうかです。

 

失敗を自分の無能さのせいにしない “自己肯定感” こそ重要

言い換えれば、失敗の原因を、自分の無能さのせいにしない、強固な “自己肯定感” こそが、満ち足りた毎日を保障してくれる、大切な要素だと思うんです。

こう考える理由は、幸いにも私自身が、自己肯定感の強い人間に育ててもらっている事実があるから。

実際に、ほとんど不満のない日々を送っているんですよ。

多少、嫌なことや、落ち込むことがあっても、瞬時に切り替えられる……というか、さっさと忘れて、好きなことや楽しいことに没頭しながら、毎日を生きています。

外側からどう見えているかわかりませんが、私は、高校を中退したり、個人事業主になってから丸1年以上稼げない時期があったり、さまざまな失敗&敗北をしてきました。

でも、当時、うまくいかないのは、自分に合ったやり方を見つけられていないだけ、と考えていました。

実際がどうであれ、「自分がダメな人間だからうまくいかないのだ」とは、一切考えなかったので、不幸を感じる場面も、ほとんどなかったように記憶しています。

 

“失敗してもなにも問題ない” という確信が、自己肯定感を育てていく

私の自己肯定感が強いのは、親の教育方針の他に、もちろん、「他の人にできないことが、なぜか自分にはできる」という、小さな成功体験の積み重ねがあったからです。

一方で、徒競走で勝てないとか、成績が一定以上に上がらないとか、様々な場面で、自分の限界を感じてきてもいました。

ただ、失敗や敗北に直面しても、ネガティブに自分自身を責めるようなことはなかったんですよね。

人間、得手不得手があるわけだから、わざわざ、苦手にかかずらう必要はないわけです。

失敗したり、敗北したりしたときの、折り合いの付け方を、すでに学んでいたのだと思います。

我が子に失敗させたくないからと、成功できることばかりをやらせていると、「失敗」や「敗北」とのつきあい方がわからないまま、育っていく結果になります。

小学校、中学校、高等学校と、カテゴリが上がるほど、自分の限界や、無能さに直面する可能性が高まるわけですが、もし、受け入れ方がわからなかったとしたら、かなり苦しい経験になるはずです。

 

苦手を克服するか、さっさと逃げるか

ところで、“自己肯定感” を考えるうえで、「失敗」や「敗北」と、どう向き合うか?という問題があります。

1つは、うまくいかなくても根気強く取り組み、苦手を克服しようという方針。

もう1つは、うまくいかなかったら、さっさと放り出して、得意なことだけをやる、という方針。

もちろん、どちらが正しいというわけではなく、価値観の違いです。

個人的な話をすると、私ははっきり、後者の「さっさと逃げる」の考え方が好きなんですよね。

 

成長のスピードを重視する理由

理由は、得意を伸ばすほうが、成長の速度が速いから。もう、圧倒的です。

うまくいかなくても根気強く取り組み、苦手を克服するのに、3年掛かるとしましょう。

一方で、うまくいかないことはさっさと投げ捨て、得意の中で通用するものを見つけるのは、たった3ヶ月で済みます。

なぜ、このスピード感を重視するかというと、現代は、物事の移り変わりが速いからです。

郵便や電話は、何十年ものあいだ、通信の中心的手段でした。

でも、2000年頃にインターネットが普及すると、あっという間にEメールが取って代わり、今や若い世代はEメールすら使わず、LINEなどメッセンジャーを使っています。

私が仕事にしているメディア運営や、Webライティングも、3年前に正解だったやり方が、現在では誤りになっているケースすら出てきているんです。

ひとつのことに3年も掛けていたら、置いていかれてしまう危機感が、私の中にあります。

 

「苦手をやりたがるかどうか」問題

それから、もう1つ無視できないのは、本人が、苦手なことをやりたがるか?という、大きな問題です。

本人がやりたがらないとしたら、本人の意向を無視して、苦手なことに取り組ませる形になってしまう。

もちろん、本人が、必要な取り組みだと理解して、納得のうえで苦手を克服しようとするのであれば、問題はないんですけどね。

「あなたのためだから」「いいからやりなさい、そのうちわかるから」

……みたいな、子どもにとって、苦痛にしかならないような事態は、避けたいところです。

62月

Q. 子どもが習い事を何もやりたがりません A. 待ってあげましょう。一歩を踏み出す準備ができれば、ぐんぐん上達しますから!

子ども本人の心の準備ができる前に、習い事を無理にやらせないほうがいい、と私は考えています。

もちろん、

「本人が不安を感じていても、放り込んでしまえば、子どもは環境に適応し、成長する」

という考え方もあり、一理あるでしょう。

また、やってみたら楽しかった、というケースも、なきにしもあらず。

勇気が足りないなら、親が世界を広げてあげる手助けをするのも、一つの考え方です。

一気に3レベル合格して、メダルがもらえるとわかり、目がキラキラ!

一気に3レベル合格して、メダルがもらえるとわかり、目がキラキラ!

が、子どもに「やらされている」感がある場合は、

  • 続かない
  • 無理に続けさせると、習い事の対象を、嫌いになってしまう
  • なかなか上達しない

などの、大きな問題が出てきます。

 

気分が乗らないのではなく、一歩を踏み出す準備ができていない

hikidasu-08小中学生ならばまだしも、幼児の場合、習い事をやりたがらない理由は、親から離れて未知のコミュニティへ入っていく、心の準備ができていないからであるケースが、圧倒的に多いように思います。

表面上は、「気分が乗らない」「興味がない」「別にいい」という反応を示す子も、いるかもしれません。

でも本当は、「気分が乗らない」のではなく、楽しそうではあるけれど、それ以上に、親から離れるのが、心細いのではないでしょうか。

(一人ひとり、個性も、発達の度合いも違うので、じっくり、我が子の心の内と、向き合ってみてください)

子どもが、心細く感じるのには、必ず理由があります。

必要充分なだけ、自己肯定感が育っていなかったり、心の安全基地ができあがっていなかったりしているからです。

つまり、勇気を持って、世界を広げて行く準備が整っていない状態です。

 

大人に置き換えてみる

私たち大人も、自信がなければ、なかなか行動に移せないものです。

たとえば、デザインの知識がまったくないのに、「あなたが東京オリンピックのエンブレムを作りなさい」と言われたら、誰でも尻込みします。

大人の場合は、それでも、積み重ねてきた経験があるので、じゃあ予算の範囲内で、しっかりデザインできる人を探して、依頼するという手はどうだろう、と考えることができます。

トラブルが多発したり、失敗してしまったりしても、自己肯定感があれば、乗り越えていけます。

 

が、子どもはどうでしょうか。

この世に生まれてまだ数年であるわけですから、未知に遭遇したときに、立ち戻る「核」がありません。

どんな状況に陥っても大丈夫、という、自己肯定感も、育ちきっていません。

「本人が不安を感じていても、放り込んでしまえば、子どもは環境に適応し、成長する」

というのは、大人はサラッと考えてしまいがちですが、子ども目線になってみると、かなりの無理難題であるケースが、実は少なくないのです。

 

驚きの成長を見せた、4歳の息子の話

ただ、これは子育ての価値観の問題で、厳しいから悪い、というわけではありません。

重要なのは、成長の上で、どれほどの利点があるのか、という点。

私は、自分の子どもたちを見ていて、「厳しくしても、実は、大したメリットがないのでは……」と考えるに至っています。

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【雪育】子どものスキー&スノボがぐんぐん上達!「舞子スノーリゾート」厳選キッズスクール3つ【受講レポ】

 

先日、舞子スノーリゾートの取材へ行ってきました。

子どもたちに、キッズスクールを受講してもらい、記事にしているのですが、4歳の息子の上達ぶりに、本当に驚かされました。

昨シーズンの初体験を含め、トータルで5時間ほどしかスキー練習をしていないのに、ゲレンデに出る一歩手前まで、一気に進級してしまったんです。

(自分の意志で止まる、までマスター。あとは旋回ができれば、専用エリアでの練習でなく、ゲレンデへ出られる)

 

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実は、昨シーズンも同じスクールを受講しています。

ところが、直前に「やっぱりやりたくない」とゴネて、なんとか参加はできたのですが、ロクに上達しませんでした。

今回、あきらかに違ったのは、本人の “意欲” です。

取材に行く前から、「スノボがやりたい」「スキーもやりたい」「姉ちゃんだけじゃなく、自分もやりたい!」と、やる気が漲っていて、目を見張るばかりでした。

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実際、現地でも、自分から「あれがやりたい」「これがやりたい」と要求するアグレッシブさ。

なんと、リフトに乗って、ゲレンデに連れていってもらっちゃう始末(実は、この時点で、スキー経験は、昨シーズンの2時間のみ、という状態)。

外国人の敏腕インストラクターにエスコートしてもらって、楽しく滑り降りてきたようです。

 

習い事を一切やりたがらなかった息子

もともと、4歳の息子は、習い事を一切やりたがりませんでした。

姉(6歳)は小さいころから、あれもやりたい、これもやりたい、と、どんどん世界を広げていく性質だったのもあり、親としては、内心、かなりやきもきしました。

4歳の息子は、姉が、体操教室とスイミング教室を楽しんでいる2時間、ずっと私と遊んでいました。

プールやる? 体操は? 他になにかやりたいものある? と尋ねても、頑なに「いい」「やらない」と拒否するばかり。

 

状況が変わったのが、舞子スノーリゾート取材の、ほんの1ヶ月前くらいでしょうか。

姉が通っていた体操&スイミング教室が、施設の老朽化で閉鎖することになり、移籍先を探し始めました。

ダメ元で、4歳の息子にも「新しいプールだったら、やる?」と聞いたところ、「やる」との返答。

意外だったので、思わず「え?」と聞き返してしまいました。

特になにか日常の中で、習い事をする自信がつく、きっかけがあったようには、見えませんでした。

 

「本当に本人の意志?」見極めは慎重に

難しいのは、親の期待を感じて、空気を読んでしまう子もいる事実です。

4歳の息子も、場の空気を読んだり、(保育園での出来事など)本当の気持ちをなかなか表に出さなかったり、というケースが日常の中で多々あります。

「やりたい」と言い出しても、すぐに真には受けないようにしています。

妻に伝えたところ、「えっ、本当?」と驚き、自分で息子に尋ねて、反応を確かめていたほど。

スイミング教室の体験の予約を入れても、まだ夫婦で半信半疑。

体験教室に向かう車中で、ずいぶん楽しみにしている様子を見て、「本当にやりたかったんだね(^^;;」と確信が持てたくらいです。

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ともかく、このタイミングを境に、4歳の息子は、「やる気」「意欲」を、前面に出すようになりました。

舞子スノーリゾートでの、驚きの上達ぶりは、先ほど触れたとおりです。

 

意欲がなければ上達しない

思い返してみると、やはり、子どもが自ら「やりたい」と思っているものは、恐ろしく上達が早いです。

4歳の息子の場合、運動系でゆいいつ、やりたがったのは、ストライダー(ペダルのない、子ども用の小さな自転車)です。

あっという間に、もの凄い速さで駆け回れるようになり、急坂も物ともせず、グイグイ登っていきます(だから足腰は頑強ですし、運動会の徒競走では1位です)。

いっぽう、普通の自転車は、からっきしやる気がなく、ほとんど上達しません。

ストライダーで走れるのだから、バランスを取るのは、それほど難しくないはずなんですけど、まったくダメ。

6歳の姉も、大好きな鉄棒は、放っておいてもどんどん上達し、年中クラスで逆上がり、年長クラスに上がる頃には、後ろ回り(空中逆上がり)すら、余裕でできるようになりました。

その昔、鉄棒がうまくできなくて、ぎゃあぎゃあ文句を言うものだから、

「だったら、やめたら?」

と言ったくらいで、頑張らせたことは一切ないのですが、本人がやりたくてやっていることは、すぐにできるようになります。

 

本人の「意欲」から出発するのが大切な理由

その他、特筆すべきなのは、6歳の娘の場合、遊びや運動だけでなく、勉強も、「楽しい」「やりたい」と取り組んでいる状況でしょうか。

私は子どもの頃、勉強をやりたいと思った記憶など、一切ありません。

だから本当に驚くのですが、なぜか娘は、勉強がしたくてしかたがないようです。

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100%自分の意志で、英会話教室と、学研教室(国語と算数)に通っています。

宿題も、一度始めると、脇目も振らずに夢中でやっており、よほど楽しいようです。

(あまりに習い事が多く、さらにピアノか、チアリーディングか、ストリートダンスか、新体操をやるというので、なにか辞めたらとアドバイスするんですが、どれも辞めたがりません……)

 

こうなると頭に浮かぶのは、子どもが、自らの意志で、やりたいことだけに取り組む「サドベリースクール」です。

 

[取材レポート]授業のない学校『東京サドベリースクール』へ娘と遊びに行ってきました。

 

以前、取材したとき、いくつかインタビューをしたのですが、

 

Q. 「読み書き算数など、最低限の教育だけでもやったほうがいいのではないか」という意見もあると思いますが。

すべてこどもたちに任せています。本人がやりたいと思ったり、学ぶ必要があると感じたときに学ぶのが一番だという考えです。それ以外のタイミングでやらせようとすると、むしろ嫌いになってしまったり、「これが必要だ」と自分で考える力を奪ってしまう可能性がある、という考え方です。

Q. 一度も通常の小学校などに通った経験のない子の事例はありますか?

東京サドベリースクールは生まれてまだ5年、もうすぐ6年ですが、小学生からアメリカのサドベリースクールに通っていた15歳の女の子が在籍しています。読み書きや計算もできますし、敬語も使えます。マンガを読んでいるとわからない字が出てくるのでお父さんお母さんに聞いたり、スーパーやコンビニで買い物をするのに計算ができないと困るので学んだり。彼女は学ぶことにストレスがないですね。

 

サドベリースクールには、「本人に意欲があるときが、取り組むベストのタイミングである」という哲学があります。

我が子たちの、「意欲」と「上達ぶり」のかかわりを目にすると、私もまったく同感です。

しかも、いったん心の準備さえできてしまえば、チャレンジしたり、学んだりすることに、ストレスがなく、どんどん新しいことを吸収し、世界を広げていけます。

国語や算数だって、自ら夢中になってやるくらいです。

 

受け止めてあげることは「甘やかす」とは言わない

「いつまでも親から離れられないのでは、将来が心配。」

「もう大きいんだから、甘やかす必要はない。」

私も、4歳の息子に関しては、やきもきさせられた親の一人なので、気持ちはわかります。

が、子ども本人に意欲がないのに、頑張らせたり、無理にやらせたりしたときに、何が得られて、何を失うのか。

私は、4歳の息子に、無理に習い事をやらせなくて、本当に良かったと感じています。

心が成長し、準備ができれば、自ずから羽ばたいていき、スタートの多少の遅れなど、あっという間に取り戻すのですから。

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では、自己肯定感を育てたり、心の安全基地を構築したりするには、どうしたらいいのでしょうか。

しっかり受け止めてあげることです。

お父さんお母さんと遊びたいと言えば、遊んであげる。

実際、4歳の息子が、お姉ちゃんの習い事を待っている2時間、なにをしていたか。

父である私と、ストライダーでのおでかけをしたり、お買い物をしたり、公園で遊んだり。

普段、姉がいてはできない、親を独り占めすることでした。

ありのままを受け止めてあげることは、「甘やかす」とは言いません。

子どもが、勇気を持って、世界を広げて行く準備をするためには、必要なことだと、私は思います。

317月

子ども(6歳と3歳)だけに “焚き火” の番を任せても危険ではない、たった1つの理由

親が子どもに「危ないから止めなさい」と言うとき、子どもに問題があるわけでなく、親に安全を確保する自信がないだけです。

アウトドアで、子どもの “やりたい” という意欲を潰さないためには、(子どもより先に)親が世界を広げなけれなならないし、でなければ経験豊富な他人の助けを借りる必要があります。

 
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6歳と3歳だけで焚き火をする我が家

アウトドア好きな我が家では、キャンプに行くと、毎日のように焚き火をします。

火って、不思議な魅力がありますよね。

チロチロと揺れる炎を見ているだけでも、癒やされる気がするし、固形物が灰になって朽ちていく様子も、どこか興味深い。

単純に、うまく燃焼させるにも技術が必要(河原で拾った乾燥の足りない流木なんかだと、酸素が充分でないと、燃えてくれない)。

リアルタイムに変化する状況を見極めながら、最適解を探り、選択していくのは、パズルゲームのような面白さがあります。

もちろん、子どもにとっても、火はおもしろいものです。放っておいても、遊ぼうとします。

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うちの子たちは、今では、6歳と3歳の2人だけで、火の番ができるほど。

子どもたちに焚き火を任せて、私は料理を作ったり、ときにはトイレに行って、完全に目を離すことも少なくありません。

 
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「安全」のためには技術でなく体験が重要

もちろん、最初から目を離せたわけじゃありません。

「これならもう大丈夫」と安心できるようになったのは、子どもたち2人ともが、焚き火で火傷の経験をしてからです。

焚き火のやり方を覚えたから、ではないんです。

実際、うまく燃焼させるにはどうしたらいいか、と考えられるのは、6歳の娘だけ(それも、技術的にはまだ未熟)。

3歳の息子は、なんとか火の中に物を投入できる、という程度です。

この状態でも安全だと判断できるのは「火を触ったらどうなるか」「どこを触ったら火傷をするのか」ということを、(理屈でなく)体で覚えているからです。

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失敗して、軽微な火傷をすることはあるでしょう。

でも、焚き火台から落ちた、真っ赤に灼ける炭を、素手で掴んでしまう……というような致命的な事故は、まず心配ありません。

 
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怪我をさせない子育ては、子どもの世界を限定してしまう

軽微な怪我は、そのときは痛いですが、子ども自身に「次はどうしたらいい」という気づきを育みます。

仕事もそうですが、失敗してみて改善するのが、いちばん早く成長する。

やってみる前から「どうしたら上手くいくだろう」「失敗したらどうしよう」なんて考えていても、何にも前に進まないわけです。

何よりも重要なのは、“やりたい” という意欲を、潰さないこと。

“やりたい” という純粋な衝動から出発して、当然うまくいかないので「やり方」を学び、失敗を積み重ねながら上達する。

すると子どもって、見ている親が驚くほど、すんごいスピードで世界を広げていくんです。

 
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実は子どもの能力でなく、見守る大人にかかっている

とはいえ、この場合、監督者に知識・経験がなければいけません。

私は、小学生のころから一人で、直火で飯ごう炊さんをしていたくらい、焚き火の経験があります。

どこまでやっても大丈夫で、どこからが危険なのかが、ほとんど無意識に分かるため、(一緒にやっている限りは)幼児に火を扱わせることに、それほど怖さがありません。

「こうやったらいいよ」とアドバイスもできるし、あとは致命的な事故にならないようにだけ、神経を集中していればいいからです。

たまに子どもに向かって「危ないから止めなさい」という親を見かけますが、実はこれ、子どもに問題があるわけじゃありません。

大人に、安全を確保する自信がないだけなんです。

(もちろん、交通量の多い道路際でフラフラ歩くなど、本当に危ないケースは除きます)

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実際、私も、焚き火の見守りの自信はあっても、まったく別の未経験のことになると、そうはいきません。

たとえばカヤックは、2歳や3歳で楽しめるなんて、思ってもみませんでした。経験豊富な地元のおじさんのサポートがあって、安心して挑戦できたんです。

親自身が世界を広げていくことも重要ですし、親に自信がなければ、知識・経験が豊富な、他人の助けを借りることも大切なんだなと、近頃よく思います。

317月

仕事はどこでもできるから、仕事をしながら10日間の子連れキャンプに行ってきた

7月17日(金)〜26日(日)の9泊10日で、子どもたち2人を連れて、キャンプをしてきました(妻は、うち3日間のみ参加)。

週末は、asobi基地アウトドア部のasobi基地キャンプ前期後期の開催。

中日の平日は、仕事をしたり、のんびりしたり。

実は、その直前の7月15日・16日は、子連れでスパリゾートハワイアンズ取材に行っていたので、計12日間、自宅(職場)にいない状態で、仕事をしていました。

“流れるアクアリウムプール”登場! スパリゾートハワイアンズ「フィッシュゴーランド」で南国の魚と泳いできたよ(1/3) – ハピママ*

土日祝日を2回含んでいるので、働いたのは賞味5日6日というところですが、やってみないとわからないことは多かったので、整理してみたいと思います。

 
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フリーだからできる、というものでもない

「10日間の子連れキャンプだって?そんなの、フリーランスだからできるんだろ」

と思った会社員のあなた、半分は正解ですが、半分は間違っています。

フリーランスだって、仕事が山のようにある状態では、子連れキャンプになんか行けません。

後述しますが、よほどフルチューンしたMacBookProでも持っていない限り、自宅(職場)よりも仕事の処理能力が低下してしまうし、そもそもアウトドアで1週間以上となると、バッテリーの問題があります。

仕事量は、可能な限り減らす必要があるんです。

でも、普段やっている仕事を、そのまま誰かに投げるのでは、他の誰かに負担を掛けることになってしまって、リラックスできません。

急に慣れない仕事に取り組むことになれば、ミスや、判断できない事柄が多発します。

結局、しわ寄せは自分に来ます。キャンプに来ているのに、朝から晩まで対応に追われる、なんて事態にもなりかねません。

 
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自分にしかできない仕事だけをやる

私は普段から「自分にしかできない仕事だけを担当し、それ以外は、お金を払ってでも他の誰かに振る」という意識を強く持っています。

結果的に、そのほうが成果が出るので、報酬も上がります。

特に、企業と一緒にグループで取り組んでいるディズニー関係の仕事は、この1年間で報酬が2倍以上になりました。

理由は様々ありますが(運ももちろんあります)、最も大きいのは、私自身のマルチタスク能力がそれほど高くない要因です。

物理的・精神的に余裕があれば、しっかり価値を出さなければいけない部分に、専念できるようになり、成果を最大化できる、というわけです。

逆に仕事量に追われるような状況を作ってしまえば、全てが中途半端になってしまい、鳴かず飛ばずに陥るのは間違いありません。

この辺りの見極めや、収入効率を上げるための弛まぬ努力が、フリーランスの生命線なのかな、と最近では思うようになりました。

 
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10日間のキャンプ生活は……以外と違和感なく時間が過ぎていく

どんなにアウトドア好きでも、1週間以上のキャンプ生活というのは、なかなか経験がないのではないでしょうか。

年間5回〜10回程度はキャンプに行く私も、初めての経験でした。

週末はキャンプイベントの開催で、30人・40人がいるので、もちろん退屈しません。

平日は、周囲のキャンパーたちも一斉にいなくなり、ほぼ私と子どもたちで貸し切りの状態になりますが、それほどストレスを感じる事柄もなく、マイナスの感情に陥る状況もなく、淡々と時間が流れていきました。

何しろ、滞在先が素敵なんですよ。本当に自然豊かで、静かで、空気が美味しくて。

夜なんか、焚き火を前に、お酒を飲みながら、ローチェアにもたれていると、全身の力がどこまでも抜けていってしまうようでした。

唯一、蚊に刺されるのだけは、ちょっと困りました。

それほど数がいるわけじゃないんですが、1日1日、確実に刺されていって、10日間もいるとかなり悲惨なことになります。

蚊取り線香を焚いても、とくに平日は人間がうちらしかいないので、そりゃ狙われるわけです(^^;;

 
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仕事上のストレスは……改善の余地あり

日常にそれほど大きな問題がなかった一方、仕事面は満足とは言えませんでした。

理由は2つで、「脆弱なインターネット環境」と「古くて熱暴走するMacBook Air」。

何しろ山奥なので、インターネット環境は劣悪です。

iPhoneのSoftBank回線はほぼ使い物にならず、WiMAXのau LTEに頼っていたんですが、この月は外出先での仕事が多かった影響で、制限使用量の7GBをオーバー。

以降はかなりストレスを感じる状況でした。というか、ほぼ仕事になりませんでした。

追加料金を払ってもいいから、au LTEも無制限にしてほしい……。

もう1つ、私が使っているノートパソコンは、MacBook Airの11インチ、Mid 2011。

もともと、それほどスペックの高いマシンではないのに加え、冷却ファンが動かず、ちょっと作業を続けていると、熱を持って、ロクに動かなくなります。

時には、メール1通書くのにも苦労する有り様で、これは買い換え時かなと。

もともと、東京ディズニーリゾートのプレスデーの現地速報で、RAW現像する必要があり、MacBook Proを必要としていたところでした。

バッテリーについては、BTL-RDC6と、Ankerのモバイルバッテリー2個を持っていって、トイレで充電して、iPhoneやMacBook Airに給電していました。

最悪、モバイルバッテリーなら、盗まれてもダメージは最小限ですから。

 
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浮き沈みしながらも楽しんでいた6歳と、赤ちゃん返りした3歳

最後に、子どもたちの様子にも触れておきます。

うちの子たちは野生児なので、屋外での生活には特に問題はありませんでした。

が、精神面では色々と変化がありました。

6歳の娘は「さよなら」が嫌い。前半のキャンプイベント終了とともに、母親が帰ってしまうのもあり、「おうちに帰りたい」と泣く場面もありました。

ただ、感情を表に出すからか、立ち直りも早く、後半のキャンプイベントに向けて「早く次が始まらないかな」になり、いざ始まると全力で楽しみ、イベントが終わる頃になると「3回目はないの?」とベソをかいていました。

一方、あと3ヶ月で4歳になる息子は、常日頃からそうなのですが、我慢してしまうんです。

「おうちに帰りたい」と泣くことはありません。が、片方の親と離れて、2週間近くいるのは、かなりのチャレンジ。

ダメージが徐々に蓄積されていったようで、後半には感情が爆発することもありました。

赤ちゃん言葉を使って抱っこをせがんだり、ワザと「あれ買って」「これ買って」とだだをこねて、ギャン泣きして、愛情を確認するようになりました。これは今、自宅に帰ってきてからもそうです。

なるほど下の子にはまだ大変だったか、と思いつつも、まあ、たっぷり甘えられる環境なので、徐々に取り戻してくれればいいかな、と微笑ましく見ています。

104月

うちの子たちがびっくりするくらい風邪をひかないので、理由を3つ考えてみた

子育て中の親はよく「子どもが風邪をひいてしまって仕事が……」ということが懸案になりますが、うちの子たちはほとんど風邪をひかないので、ほぼ困った経験がありません。

なぜこんなに免疫力が高いのか、とちょっと理由を考えてみたんですが、パッと思いつくのは以下の3つです。

  1. 生まれたときから犬・猫と一緒に育ってきた
  2. 保育園で風邪をひきまくった
  3. アウトドアがライフワーク

 

親が呆れるほど免疫力が高い、うちの子どもたち

うちの子たち(長女6歳、長男3歳)は、ちっとも風邪をひきません。

たまーに体調を崩すと、私と妻は「あれ、ずいぶん久しぶりだね。何ヶ月ぶり?」なんて会話をします。

しかも、風邪をひいても、3日以上寝込むケースはまずなく、たいていは1日でケロッと治ってしまうんですよね。

我が子ながら「ずいぶん免疫力たけえな!」と、感心してしまう(^^;;

自分自身の子どもの頃は、もっと体調を崩していた気がするんだけど……。

保育園やら、Facebookやらを見ていると、よその子はもっと風邪をひくみたいなので、我が家の環境のどこが特殊なのか、ちょっと考えてみました。

 

1. 生まれたときから犬・猫と一緒に育ってきた

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うちの子たちが生まれたとき、2匹の犬と、3匹以上の猫がいて、家の中で飼っていました(今では天寿をまっとうして、猫1匹のみ)。

うちの子たちは、赤ちゃんのときから、犬の毛をかじりながら育ってきたようなもんです。

猫なんて、屋外に自由に行き来していたので、まあ雑菌は豊富にある環境だったでしょう。

「自宅をあまりに清潔にし過ぎて、消毒に神経質になると、子どもの免疫力がつかない」

なんて言われますが(科学的根拠があるのかは知らない)、その点、我が家は、まあ清潔とはほど遠い環境ではありました。

 

2. 保育園で風邪をひきまくった

うちの子たちも、保育園に入った当初は、頻繁に風邪をひいて、よく医者に通っていました。

ところが、1年が経過する頃から、グッと風邪をひくケースが減ったんです。

これはリアルタイムで実感していたので、よく覚えているんですが、長女も、長男も、まったく別のタイミングで入園して、同じ経過をたどりました。

当然、保育園なんて、たくさんの乳幼児が集まっているわけで、菌やウイルスの宝庫なわけです。

そこで揉まれて、何度も風邪をひくうちに、免疫力が高まったのかもしれません。

 

3. アウトドアがライフワーク

あと、よその家庭と少し違うかもしれないのは、キャンプを始めとするアウトドアレジャーに頻繁に行く、ということでしょうか。

2015年のキャンプはじめ。とりあえず近所で、キャンプ用具のチェックと、準備の段取りを思い出す。お仕事も少々。焚火にMacBook Airが意外に似合うな。時期が早いからか、天気のせいか、ほかに3組くらいしか見当たらないんだけど、ゆいはそのうち2組と友達になって、自由きままに遊びまわってる(^^;;

Posted by 寄金 佳一 on 2015年4月4日

 
今年はもう4/4〜5でキャンプをしましたし、4/24〜もキャンプの予定です。春〜秋トータルで、10回くらいは行くと思います。

それ以外にも、カヤックで遊んだり、海水浴に行ったり、冬はスノーレジャーに行ったりと、よく外で遊びます。

子どもたちも完全に野生児になり、キャンプでは裸足ですごすことが多いですし、雨が降ってもぜんぜんめげずに、元気に遊び回るほど。

 
もうほんと、予防接種くらいでしか、小児科に行ってないです。

横浜市は乳幼児の医療費が無料だけど、恩恵に預かれていないという。(笑)

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