Tag: 写真撮影

2712月

【構図の考え方】6歳女児カメラマンが教える、素敵な写真を撮影するためのコツ

子どもの思考は、固定観念に縛られていないので、意外と核心を突くケースがあります。

知識も経験もないから、と軽視していると、大の大人が驚かされることも。

我が家では、6歳の娘に、デジタル一眼レフカメラを買い与えて、2ヶ月になります。

構図の取り方が、まるでお手本のように理想的であるケースが多いので、尋ねたところ、意図して撮影している事実がわかりました。

6歳の子どもの言葉から、三分割構図と、日の丸構図の使い分けのコツを紹介します。

 

6歳が「三分割構図」を多用するので理由を聞いてみた

さっそくですが、こちらの写真をご覧ください。
DSC_0104 17.15.27

6歳の娘のゆいが、車のなかで、横に座っている弟を撮影した写真です。

多少、ピントを合わせる位置が甘いですが、被写界深度がかなり浅い設定なので(ピントを意識する特訓で、常にf/1.8で撮影)、まあ良く撮れているかと思います。

ゆいが撮影する写真は、この写真のように、被写体が中央に来ないケースが多いです。

例:八景島シーパラダイス 東京ディズニーシー

実はこれ、理想的な三分割構図になっています。
2015-12-27_2012

ぴったり、三分割の交点に、弟の眉間がきていて、驚きます。

最初は偶然かと思っていたのですが、あまりに三分割構図で撮影する割合が高いので、本人に尋ねたところ、意図しているとわかりました。

私「ねえこれ、なんで、えいとくんを真ん中にしなかったの?」

ゆい「んー、だって、そのほうがイイと思ったから!」

私「そっか、端っこにしたほうが、素敵だと思ったんだ」

ゆい「うん」

 

日の丸構図にも使いどころがある

一方で、こちら。被写体がど真ん中の、典型的な日の丸構図です。
DSC_0231 17.15.27

日の丸構図だけども、躍動感や、迫力が伝わってきます。ヒレの一部が、少しだけ見切れているのが、絶妙です。

※これもピントの位置が甘いですが、水族館はガラス越しの撮影になってピント合わせが難しいのと、ペンギンの動きがもの凄く速い事実を考えれば、6歳にしては上出来すぎます

 
私「じゃあ、こっちのペンギンさんの写真は? なんで真ん中なの?」

ゆい「これはねー、ゆいじゃないと撮影できない写真なの」

私「どうして?」

ゆい「特別なときにだけ、真ん中にしてあげるんだよ」

 
!!!!!

 

三分割構図と日の丸構図の使い分け

いやーこれは、一本取られた。

三分割構図と、日の丸構図の使い分けを、これ以上ないというくらい的確に説明しているなぁと。

 
2015-12-27_2125
※ゆい撮影

三分割構図は、「造形美」の考え方がベースにある、バランス重視の構図です。

背景の中に、被写体をバランス良く配置したい場合には、とても頼りになります。

 
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※ゆい撮影。猫ちゃんが微妙に中心からズレてますが、まあご愛敬。意図はわかるかと思います

一方、中央に視点が集中する日の丸構図は、被写体に迫力があったり、魅力的であったりする場合に、強味を発揮します。

被写体次第な面が強いですが、インパクトは随一になります。

 

直感に素直に撮影できる、子どもの強味

私は基本、ゆいには自由に撮影させています。

いま教えているのは、オートフォーカスの使い方、ピントの合わせ方のみ。

(単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 35mm 1:1.8G」で、f/1.8固定で撮影させているので、ピントの位置がズレていると、被写体がボケボケになって、ピントがどういうものなのか6歳でもよくわかる。また、フルサイズ換算50mmの標準画角が身につき、ズームできないので「近くで撮影」「遠くから撮影」の違いもわかるようになるなど、一石二鳥)

細かいことは一切言わず、「素敵だと思ったものを撮ってごらん」「素敵な写真を撮ってね」とだけ言っています。

たぶん、ファインダーからはみ出しちゃいけないとか、被写体をきっちり写さなきゃとか、“ちゃんと撮らなければいけない” という凝り固まった意識がない。

だから、直感に素直に「こうしたほうがバランスが良い」「こうしたほうが素敵」と、撮影できるんでしょう。

技術的なことは何も教えていないのは、私自身が一番良く知っているので、本当に驚かされます。

みなさんも、6歳の子どもの言葉を、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

使用カメラなど:幼児に軽量デジイチは以外とアリかもしれない

蛇足ですが、ゆいに買い与えたカメラは、Nikon「D3300」

Amazon.co.jp: Nikon デジタル一眼レフカメラ D3300 18-55 VR IIレンズキット レッド D3300LKRD: カメラ

フルサイズよりも撮像素子サイズの小さい、APS-Cフォーマットですが、立派なデジタル一眼レフカメラです。

なぜ、幼児にデジイチを使わせようかと思ったかというと、英才教育をしようと思ったとか、そんな高尚な理由ではなく、単に利便性&コストパフォーマンスの面で、ベストだったからです。

ミーラレスのようにもっと軽量小型なカメラもありますが、実は、幼児には、小さすぎるんですよね。

見た目が安っぽいのもあって、すぐに落っことしたり、紛失したりするな、と(iPadや3DSより小さいもんね……)。

でも、D3300くらい存在感があれば「大切にしなきゃ」という意識が働くし、なにより持ち手があって、しっかり握れるので、撮影時に安定します。

Nikon D3300|しっかりとしたグリップがあるほうが、幼児には扱いやすい

Nikon D3300|しっかりとしたグリップがあるほうが、幼児には扱いやすい

本体460g + レンズ200gで、合計660g。6歳女子でも、持ち歩いて撮影ができる重量です。

だんだんカメラマンが板についてきた、ゆい。

Posted by 寄金 佳一 on 2015年12月26日

コンデジより、オートフォーカスも速く、正確です。大人よりも、判断力や反射神経に劣る幼児には、これかなり大事。

あとはまあ、私の使用カメラがNikonなので、レンズを使い回せるという利点も。

2〜3万出してコンデジを買って、ドブに捨てるくらいなら、10年は使い続けられる、品質の確かなデジタル一眼レフカメラを買ってしまったほうがいいな、というのが、私の判断でした。

参考までに!

1511月

初心者が絶対に買うべきNikonのDXレンズセット3パターン

DXフォーマットの利点は、携行性です。軽量コンパクトかつ必要充分なレンズセットを揃えてこそ、真価が発揮されます。

レンズは1本ずつ購入して使い倒したほうが、焦点感覚やレンズ特性(おいしい部分)が掴めていいため、まとめて買う必要はありません。

ただ、最終的なレンズ構成をどうするかは、あらかじめ考えておいたほうが、無駄な(必要ない)レンズを購入せずに済みます。




 

1. おすすめレンズセット(トータル約765g)

by カエレバ

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
約200g

by カエレバ

AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II
約565g

現在、8本のレンズを持っていますが、9割方はこの2本のレンズで済んでいます。大口径望遠レンズを使う必要がある、18mm以上の超広角で撮影する必要があるなど、よほど特徴的な写真を撮るのでない限り、この2本さえあれば充分です。

「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」は、NikonのDXの基本となる、標準画角の大口径単焦点レンズ。画質が素晴らしく、安価なので、どんなケースでも絶対に買うべきです。

暗い室内から、街中でのスナップ、こどものポートレートまで、これ一本でデジタル一眼レフカメラのおもしろさを存分に味わえます。

レビューも書いているので参考までに。

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G レビュー | Photo Gallery of Keiichi Yorikane

「AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II」は、「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」ではカバーしきれないあらゆるシチュエーションをカバーする万能レンズ。単焦点に比べれば劣りますが、画質も悪くありません。

個人的にはほぼ18mm(広角)と200mm(望遠)でしか使っていません。なぜなら、それ以外の標準〜中望遠は、撮影する側が移動すれば、ほぼ「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」でカバーでき、画質もいいからです。

なるべく単焦点で撮影できるものは単焦点で撮影し、どうしてもカバーできない画角のみ、「AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II」に助けてもらうという考え方です。

 

2. 広範囲カバー型・レンズセット(トータル約995g)

by カエレバ

AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED
約460g

by カエレバ

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
約200g

by カエレバ

AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED
約335g

10mmの超広角が必要であれば、こちらのレンズセットになります。それ以外は最初に紹介したおすすめセットと同じ考え方です。

望遠側は「AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II」では重いため、より軽量な「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED」とします。

 

3. 単焦点・レンズセット(トータル約735g)

by カエレバ

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
約200g

by カエレバ

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G(DX換算75mm)
約185g

by カエレバ

AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G(DX換算127.5mm)
約350g

大口径単焦点レンズを使い出せばすぐにわかりますが、ズームレンズの画質は単焦点レンズに劣ります。大口径単焦点レンズのほうが明らかにいい写真が撮影できるので、次第に単焦点レンズしか使わなくなります。

最初から単焦点レンズしか持っていなくても、腕の向上の面では何の問題も発生しません。むしろ、ズームレンズがどうしても必要な場面が実感できるので、メリットのほうが大きいです。

撮影対象が固定されていて、超広角や超望遠が絶対に必要と決まっているのでなければ、単焦点レンズのみで構成するのがおすすめです。

上記の3本は信頼の置ける高画質レンズでありながら、素晴らしく安価で、全部で8万円程度で購入できます。

「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」と「AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G」はフルサイズレンズで、FX機でも必須のレンズです。将来的にFX機に移行したときに、レンズ資産をそのまま使えるので、たいへん効率が良いです。

また、あとから補助的に「AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II」を買い足せば、どうしても超広角や超望遠で撮影したいシチュエーションが発生したときに、便利さを実感できるはずです。

なお、上記以上の望遠・大口径レンズ(たとえば「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」や「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II」など)は、非常に大きく重くなるため、DXフォーマットの軽量コンパクトという利点を活かせません。どうしても必要でなければ、FX機を買うまで保留としたほうがよいと思います。



1511月

デジイチの性能が約2倍になったよ|SanDisk Extreme Pro SDHCカード UHS-I Class10

デジタル一眼レフカメラ用にSDカード『SanDisk Extreme Pro SDHCカード UHS-I Class10 32GB』を買って使い始めました。書き込み速度が目に見えて向上したので、報告します。

やっぱり、いいSDカードを買わないとダメですね。デジイチの性能をきちんと発揮できていなかったと痛感(^^;;

 

条件

カメラ:Nikon D7000
ファイル形式:RAW(RAW 12ビット・ロスレス圧縮)
画素数:4928×3264ピクセル

※10枚連写後、再び10枚の連写が可能になるまでの時間を計測

 

結果

by カエレバ

7.8秒

 

 

by カエレバ

13.8秒

 

 
メーカー不明のよくわからんやつ Class10対応 16GB

16.4秒

 

連続撮影時に利便性を実感

ということで、当たり前ですが、『SanDisk Extreme Pro SDHCカード UHS-I Class10 32GB』の圧勝。

同じClass10でも、書き込み時間が約半分で済みます。書込み最大90MB/秒は伊達じゃない、というわけですね。

実際の使用感でも、連写撮影が連続するケース(スポーツ、ショー、人の生き生きとした表情の撮影など)では、明らかに余裕が生まれました。

今までだと、無計画にシャッターを切っていると、肝心なときに書き込み待ちになって撮影できないケースもあったんですが、『SanDisk Extreme Pro』くらい速いと、別次元です。

取材には欠かせない一枚。値段は高いですが、それだけのことはある逸品です。

by カエレバ

【関連記事】
Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G レビュー | Photo Gallery of Keiichi Yorikane

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1810月

祖父から譲り受けた高級・望遠ズームレンズ|AF NIKKOR 80-200mm f/2.8 ED (1988-1992) レビュー

祖父から、大口径・望遠ズームレンズ『AF NIKKOR 80-200mm f/2.8 ED』を譲り受けました。DXフォーマットのD7000での使用感、実際に撮影した画像を紹介します。

発売していたのは1988年〜1992年と、もう20年前。しかしながら、さすがにNIKKORの高級レンズ、素晴らしい写り具合です。

80-200f2.8_02

 

AF NIKKOR 80-200mm f/2.8 ED (1988-1992) 概要

『AF NIKKOR 80-200mm f/2.8 ED(1988-1992)』は、オートフォーカス機能付きの80-200mm f/2.8レンズとしては、もっとも初期のタイプです。

Nikon 80-200mm f/2.8 AF

特徴は、ズームが(回転式でなく)直進式であるということ、三脚座がないということ、AF速度が(現在のAF-Sレンズと比べると)やや遅いということ、最新レンズと比べれば逆光に弱い点が上げられます。

一方で、上記サイトでは、「現在売られているものと変わらない最上級の光学を持っている」と評価しています。

Optically this lens is unsurpassed and the same optical design is still sold today.

中古品の実売価格は3〜4万円程度だと思われます。

 

使用感(重さ、オートフォーカス速度、ズーム操作)

 

重さ

重さは1,270g。現行の『70-200mm f/2.8 VR II』が約1.5kgある事実を考えると、このクラスの大口径・望遠ズームレンズでは軽いほうです。

DXの汎用望遠ズームレンズ『AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II』(565g)と並べてみました。
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持ち歩いてスナップ写真を……というのはまず無理な重さではありますが、運動会や、イベントなど、撮影だけに専念できる状況であれば、個人的にはぜんぜん問題ないですね。

三脚座はないので、重さが気になる方は注意。
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ちなみに、当然ながら手ブレ補正機能はついていません。シャッタースピードには気を配る必要があります。1/400程度確保できれば充分でしょう。日中の屋外ではまず問題ありません。

 

オートフォーカス

オートフォーカス速度は、AF-Sレンズと比べると、やはり遅いです。ただ、これは慣れの問題だと思います。昔はこれでプロも撮影していたわけですからね。下でサンプルを乗せていますが、かなり動きの激しいダンサーでも、きちんと補足できています。

 

直進式ズーム操作

ズーム操作は、回転式でなく、直進式です。トロンボーンのように前後させてコントロールします。割と抵抗感があって重いので、回転式とどちらが使いやすいかは好みでしょう。

 

逆光耐性

オールドレンズの宿命で、逆光環境には弱いようです。個人的には逆光環境ではまず使用しないので、最新レンズとの比較はできていません。

 

サンプル

カメラ:D7000
レンズ:AF NIKKOR 80-200mm f/2.8 ED
設定:ISO100 200mm(フルサイズ換算300mm) -0.3EV f/2.8

撮影対象/東京ディズニーランド『ミニー・オー! ミニー』
※クリックで拡大します
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比較の為に『AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II』で撮影した画像も置いておきます。

カメラ:D7000
レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II
設定:ISO100 200mm(フルサイズ換算300mm) 0EV f/5.6

撮影対象/東京ディズニーランド『ミニー・オー! ミニー』
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拡大してみるとよくわかりますが、やはり、大口径『AF NIKKOR 80-200mm f/2.8 ED』のほうが、解像感に勝るのはもちろん、肌色の美しさが段違いですね。

3万円台で、モノの状態が良ければ、買って損のないレンズだと思います。現行の手振れ補正付き『AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II』のほうが優れているのは間違いないですが、実勢20万円はします。当分は購入できる見込みがないケースであれば、検討に値します。

【関連記事】
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168月

逆光を活用してたった4ステップ。ホワイトな透明感のある商品写真を撮影する方法

デジタル一眼レフカメラで綺麗に商品を撮影をするテクニックを紹介します。太陽光、レースのカーテン、白い布と、身の回りにある物のみでできます。

 

サンプル

こんな感じの写真を撮影します。
dmcmhl01

逆光を活用した、ちょっとした工夫なんですが、劇的に変わります。

ちなみに工夫する前はこんな感じ。見てのとおり、自宅の殺風景な環境です。窓ガラスの向こうはベランダです。
DSC_9331

 

撮影手順

1. 場所を選ぶ

最低限、充分な光量と、白っぽい背景が必要です。よく陽が差し込む窓で、レースのカーテンがついていれば一石二鳥。色はほとんど飛んでしまうので、多少汚れたカーテンでも大丈夫です。我が家のレースのカーテンも、経年劣化のため真っ白ではありません。

高さを調整してください。イスを置けばOK。イスには白い布を敷くといいです。見当たらない場合は、Yシャツなど白い衣服を活用してください。けっこうきめ細かく写る箇所なので、背景のカーテンとは違ってきれいなほうがいいです。

 

2. 商品をセットする

強い光を背に受けるように商品を配置してください。

背中に強い光を受けているため、商品の前面には濃い影ができてしまうはずですが、それでOKです。むしろ、濃い影ができていなければうまくいきません。

 

3. カメラを準備する

室内での撮影のため、シャッタースピードがかなり遅くなります。三脚を用意してください。なければ、イスや本などを使って高さを調整し、カメラを置いてしまってください。腕に自信のある方はいいですが、きっと手ぶれします。

カメラの位置ですが、もしズームレンズなら、広角側で近くから撮影するのではなく、望遠側で距離を取って撮影してください。広角側で撮影すると遠近感が強調されて、歪んで見えやすくなります。

 

4. カメラの設定をする

デジタルカメラは、オートモードで撮影すると、レンズから入ってくる光を総合的に判定して、写真の明るさがベターになるように自動的に調整してくれます。

しかしながら、それでは背景を白飛びさせたサンプルのような写真は撮影できないため、測光位置をピントの中心のみに限定する必要があります。周囲がどんな明るさだろうと、ピントカーソルがある位置のみがベストな明るさになるように撮影するわけです。

僕が使っているカメラ『Nikon D7000』では、スポット測光モードにします。

2013-08-16_1632

【Nikonのデジタル一眼レフカメラのマニュアルはこちら】
使用説明書:PDFダウンロード一覧 – サポート | ニコンイメージング

【キヤノンのデジタル一眼レフカメラのマニュアルはこちら】
キヤノン:製品マニュアル|一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ【EOS/EOS M】

 

いざ撮影

以上の準備ができたら、濃い影ができている商品の前面にピントを合わせて、普通に撮影します。

影ができていて暗い商品前面が通常の明るさになるように撮影されるため、もともと充分に明るい背景は過剰露出になって白飛びします。結果として、白い光の中に商品が浮かび上がるような、透明感のある商品写真が撮影できます。

けっこうインパクトがあるので、お試しあれ。
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なお、料理の写真を美味しそうに見せたい場合や、人物撮影にも応用できます。
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【撮影に使ったカメラ】

by カエレバ

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