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1112月

未経験の学生が立派なライターになれる、ニュースメディアの記事制作マニュアル7つの秘訣

学生から「後輩のプロジェクトの情報発信にも役立てたい」というリクエストをいただいたため、ニュースメディアの学生向け記事制作マニュアルを、内容を一般化したうえで、紹介します。

タイトルの付け方から、書き出し&締めの考え方、取材レポートの書き方、取材の心構えまで網羅しています。

 

FutureCenterNEWS JAPANの学生向け記事制作マニュアルについて

私が運営するフューチャーセンター情報専門メディア『FutureCenterNEWS JAPAN』では、大規模イベント時に、学生ライターの参加を募って活動しています。

非営利で運営しているメディアのため、現在は学生側に原稿料を出すことができません。そこで代替として、スキルアップの助けになればと、Webライティング講座を受講してもらったり、活動終了後に職業ライターの視点から詳細なフィードバックをさせてもらったりしています。

WEBライティングを学びたい&フューチャーセンターに関心のある学生を募集します。 | FutureCenterNEWS JAPAN

FutureCenterNEWS JAPAN 学生ライター活動報告 | FutureCenterNEWS JAPAN

※上記の活動報告記事の中に、実際に学生ライターが執筆した記事のリンクがあります

今回、紹介するのは、実際に学生ライターたちに使ってもらっている、記事制作マニュアルです。

Webライティング講座を受講してもらったのちに、当マニュアルを見ながら実際の記事制作に当たってもらうことで、学生ながら必要充分な水準の記事を書いてもらうことに成功しています。

現物はこちらです。

ただし、上記マニュアルはFutureCenterNEWS JAPANの記事制作に特化した内容になっています。

先日、学生から「後輩のプロジェクトの情報発信にも役立てたい」というリクエストをいただいたため、内容を一般化したうで、紹介します。

 

最初に考えるのは「記事の目的」「読者像」「読み手にとっての価値」の3つ

Webライティング講座で重点的に伝えているのは、細かい技術論ではなく、読み手にとっての価値を考える重要性についてです。

言うまでもありませんが、スキルどうこう以前に、読み手にとって価値のない内容では、誰も読んでくれません。

そこで記事を制作する際には、必ず “記事の目的” から逆算して、読者像を想定し、読み手にとっての価値を推測します。

別記事で詳しく解説していますので、必ずチェックしてください。これができなければ、小手先の技術を身につけたところで、まったく役に立ちません。

プロライターが教える|学生のライティングにたった一つ足りない「読み手にとっての価値を考える」視点の補い方

2013-12-11_1342

 

①タイトル

・タイトルのポイントは、記事の価値(取材レポートなら取材対象の価値)を余すところなく伝えられるかどうかです。人はタイトルを見て、「読むかどうか?」最初の判断します

・広告をクリックさせるなどアクセス数を稼ぎたいのでない限り、記事のテーマに関心のない人に無理にクリックさせても意味がありません。テーマに関心がある人に漏れなくクリックしてもらえるように考えてください。釣りタイトルは不要です

【詳細解説記事】
正しいブログ記事タイトルの付け方|目的から逆算して考える5ステップ

 

②書き出し

・記事の冒頭では、もっとも大切な問いに答えます。すなわち、この記事はいったい何を伝えようとしているのか?です

・書き出しは「読むかどうか」、読むのなら「じっくり読むのか、流し読みをするのか」を決める要素です。タイトルと合わせて、ここですべてを伝えきってください。先を読んでほしいからと、情報を出し惜しみする行為は、絶対にやってはいけません

・「こんにちは、●●です。」など、挨拶を入れたい場合は、書き出しのあと、本文の最初に入れてください

・150字~300字程度が目安。簡潔に

・ 価値を伝えるには、問題提起や問いかけを活用すると伝わりやすくなるケースがあります。「●●って面倒なんですよね。でも××は、△△という方法で、そんな悩みを一発で解決してしまう素敵な取り組みです」など

 

③前提条件の説明

・本文です。ここから腰を据えて書いていきます。タイトルと書き出しで価値を伝えたら、次はそれがそもそもどんな背景の話なのかを説明していきます

・イベントの取材レポートであれば、イベントが開催された背景、主催者、関係者、イベント会場の様子など、読み手が必要とする(知りたいと感じる)だろう要素を紹介してください

・会場の雰囲気を伝えたり、人を紹介したりするには、写真が効果的です

・注意点としては、 人物名、団体名など、固有名詞は絶対に間違えないこと。執筆中、執筆後、校正時など、少なくとも3回は必ずチェックしてください

 

④取材レポートの内容

・イベントの様子を伝えるのに向いているのは、長々とした説明ではなく、写真です

・写真をベースに、イベントの全体を簡潔に伝えます。決して全部を詳細に伝えようとしないでください。とんでもない量の文章になってしまいます

・全体の中で1点か2点、特に印象的な場面やエピソード、心に残った発言、重要だと感じたポイントをクローズアップして伝えてください

・主観や感想は、(「〜と思いました」など、それが主観だと分かるようにしたうえで)積極的に入れてください

 

⑤小見出し

・Web上の記事では、小見出しは必須です

・読み手の利便性を最優先に考え、さっとマウスをスクロールしただけで記事の中身を把握できるように、各セクションを要約して、小見出しにします

・出し惜しみは厳禁。必ず、具体的に。「知りたかったら中身を読め」という態度では、読み手を最優先に考えているとは言えません 例:×「●●が語った衝撃の内容とは」→ ○「命が何よりも大切、は行きすぎた価値観ではないか」

 

⑥記事の最後

・記事の目的を達成するために、読み手にアクション(行動)を呼び掛けます。行動を呼びかけなければ、記事を書く意味がありません

・総括や感想を入れると、記事が締まりやすくなります(必須ではありません)

・読み手が「この取り組みは面白そうだ。今度参加してみよう」「なるほど、こんな取り組み方もあるのか。自分の活動に活かそう」「同じ問題意識を持っている人を見つけた! 連絡を取ってみよう」と感じたときに、即座に行動に移せるように、企画主催者の連絡先(ホームページなど)を記載します

・ 文脈次第ですが、「ピンときた方はホームページをチェックしてください」「次回#月#日のイベントに参加してはいかがでしょうか」など、アクション(行動)を促す文章で締めくくってください

 

イベント取材のポイント

取材に必要なもの

■メモ一式、または室内であればボイスレコーダー(スマホでもOK)

・ 印象的な場面やエピソード、心に残った発言、重要だと感じたポイントをメモしてください。すべてを細かくメモしようとしないでください。まず間に合いません

・ メモに夢中になってしまうと、参加者の様子や、場の雰囲気に気が回らなくなってしまいます。個人的には、室内イベントであればボイスレコーダーを使用します。セッション中は写真撮影に専念しています(重要だと感じたポイントのみ、スマホにメモしています)。ボイスレコーダーは文字おこしに時間が掛かるデメリットがありますが、確実です。それぞれに合った方法があると思いますので、試してください

■カメラ(コンパクトデジタルカメラやスマホでOK)
・イベントレポートは、議事録を作ろうとするのでない限り、写真を中心に構成したほうが、読み手にとって読みやすい記事になります。多すぎるかも、というくらい撮影してください。個人的には、半日のセッションなら、300枚以上は撮影します

・スライドや、みなで書き込んだ模造紙、付箋などを、メモ代わりに撮影しておくと、後で役立ちます

・会場の雰囲気を伝えるため、会場の全景を撮影するクセをつけてください

・主催者や関係者の写真は、高い確率で記事に使用します。必ず撮影してください。自然な表情が望ましいので、イベント中にタイミングを見て撮影するのがベスト。タイミングを逃した場合は、終了後にでも機会をみて撮影させてもらってください

 

取材ライターの心構え

・取材ライターの役目は、その場の雰囲気や様子を可能な限り、忠実に伝えることです。その中で、優れた点や長所を見つけ、言及してください

・ ただし、例え見所の無いイベントだったとしても、大げさに脚色する必要はありません

・ 伝え方に絶対的な正解はありません。なぜなら、体感した人によって受ける印象は変わるからです。みなさんの主観で捉える意外に、方法はありません。自分が責任を負って伝える、という意識を持って取り組んでください

・記事の目的を明確にし、どんな人に読んでもらうのか意識してください。読者が、イベントレポートからどんな情報を得たいと考えているのか、想像して記事を書いてください

・みなさんが書いた取材レポートを読んだ人が、「このイベントは面白そうだ。今度参加してみよう」 「なるほど、こんな取り組み方もあるのか。自分の活動に活かそう」「同じ問題意識を持っている人を見つけた! 連絡を取ってみよう」と行動を起こせば、物事が少しだけ動きます。最初は小さな波紋かもしれませんが、やがて大きく広がり、信じられないような成果に化けるかもしれません。可能性を想像してみてください

・失敗してもフォローするので大丈夫です。思う存分、チャレンジしてください。健闘を祈ります!

 
【Webライティング講師やメディア運営アドバイザーも承っています。お気軽にどうぞ】
WEBライティング講師、WEBマーケティングの依頼|寄金佳一 | Handmade Future!

1112月

プロライターが教える|学生のライティングにたった一つ足りない「読み手にとっての価値を考える」視点の補い方

ライティングがうまくいかない最大の理由は、うまく伝えるための文章力がないからではなく、「他人に伝えるためにどう書けばいいか」が見えていないからです。

目的から出発し、読者像を思い浮かべ、想定読者にとって価値のある情報を推測できれば、あなたのライティングスキルはプロと遜色なくなります。

チャートシートを使って「読み手にとっての価値を考える」方法を紹介します。

 

文章力の根幹は学生時代にすでに完成している

自身の学生時代の論文を読み返しても、プロライターとして活動している現在と比較して、文章力や発想の質に、大きな違いは感じません。

もちろん、細かい点では洗練されている部分はありますが、その細かい差異で職業ライターとしてやっていけているのかと言うと、100%違います。

小説家のような文章職人であれば話は別ですが、一般の人に理解してもらう文章を書くという意味では、大学生にもなればほぼ完成しています。

もし、あなたが、学生プロジェクトやゼミの活動で記事制作をするときに、うまくライティングができないとしたら、原因は文章力ではありません。

 

アマチュアと職業ライターの違いは「切り口」のみ

アマチュアとプロライターの違いは、「切り口」です。別の表現をすれば、読み手にとっての価値を推測できているかどうかです。

自己満足のブログでもない限り、記事は他人に読んでもらう前提で制作します。子供でもわかる理屈ですが、読み手にとって価値がなければ、誰も読んでくれません。

私は学生時代から、かれこれ15年ほどブログを書き続けています。が、長い間、一年間に数千人程度しか読んでもらえていませんでした。今では笑い話ですが、若さゆえに「俺ってこんなに凄いんだぜ」という自己顕示が強すぎて、読み手にとっての価値を一切考えなかったからです。

プロライターとして活動する現在は、一年間に77万人もの人に読んでもらえるようになりました。メディアとしてはまだまだですが、学生時代に比べれば雲泥の差です。

個人メディア開始1年の運営報告|約123万PV、77万UU、売上121万円

 

問題は「何を書くべきか」が見えているかどうか

ライティングがうまくいかない最大の理由は、うまく伝えるための文章力がないからではなく、「他人に伝えるためにどう書けばいいか」が見えていないからです。

何を書くべきなのかを判断するのは、簡単ではない作業です。私自身、まだまだ読み違えることがあります。5年10年と経験を重ねながら、徐々に精度と速度を高めていく性質のものです。

が、決められた手順に沿って「読み手にとっての価値」を考えることで、学生でも判断の精度を高められます。

最初は時間がかかりますが、考え方の “型” をトレースしているうちに、自然に頭の中でできるようになっていきます。

 

「読み手にとっての価値を考える」チャートシート

こちらをプリントアウトして、記入してください。以下で使い方を細かく説明していきます。

 

手順1:目的を明確にする

「その文章を書くのは、何を達成するためですか?」という問いに答えます。

真っ先に意識するべきなのは、記事を書く目的です。

よく勘違いしてしまうのですが、文章を書くのは、読んでもらうためではありません。

地域活性プロジェクトのイベントレポートならば、読んでもらったうえで、活動に興味を持ってもらい、次のイベントに足を運んでもらったり、活動に協力してもらうためであるはずです。

【詳細に解説している記事】
あなたのライティングが未熟であるたった1つの理由(と、飛躍的に成長させるシンプルなコツ)

 

手順2:読者像を思い浮かべる

「あなたの文章を読んで、説得に応じてくれた人がいます。 それは誰ですか?」という問いに答えます。

目的を明確にできれば、誰に訴えかけるべきか、読者像を思い浮かべられるはずです。

地域の社会人でしょうか、企業の担当者でしょうか、学生でしょうか。

もし学生なら、どんな学生でしょうか。地域の大学に通っていて、地域活性に関心がある。が、どう行動したらいいかわからず、学生生活を持て余している、など。なるべく細かく想像する必要があります。

【関連記事】
反応を取りたいのなら、たった1人に読んでもらうために記事を書け!

想像しやすくするには、よく知っている友人・知人を思い浮かべるのがベターです。あの人なら呼びかけに応じてくれるんじゃないか、という候補者の名前をシートに書き込んでください。

どうしても思い浮かばないという場合は、最悪、自分でもかまいません。

 

手順3:想定読者にとって価値のある情報を推測する

「知人が説得に応じてくれた理由はなぜですか?」という問いに答えます。

続いて、想定読者がどんな情報を求めているのか、どんな情報に興味を持つのかを考えます。

思いつく限り、書き出してください。最低でも5つ以上は考えてください。よく知っている友人・知人を想定読者にしているので、その人の価値観や思考回路を想像しやすく、比較的に考えやすいはずです。

最後に、「これがなかったら決断までは至らなかった」という核心的な3つの要素を選びます。

記入例はこちらです。
imagine-the-value-to-the-reader.016

 

核心的な3つの要素を伝えることを主眼に置いた記事を書く

以上で、「読み手にとっての価値」が明確になりました。あとは、読み手にとって価値がある要素を中心に、記事を制作していくだけです。

上記の例で解説します。地元で活動している、という事実が大切であれば、冒頭で活動エリアや地域の人々とのかかわりについて、丁寧に紹介するといいでしょう。

組織がしっかりしていると伝えたいなら、メンバーのチームワークや、代表のリーダーシップにフォーカスする方法があります。

プロジェクトの成果が重要ならば、イベントの内容を長々と説明するのではなく、「イベントを開催した結果としてこういう成果が出ました」と簡潔に伝えられればベストです。

それぞれの取り組みや、記事を制作する目的に沿って、あてはめて考えてみてください。

 
【具体的な記事の書き方については、こちらの記事を参考にしてください】
未経験の学生が立派なライターになれる、ニュースメディアの記事制作マニュアル7つの秘訣

WEB発信に積極的な学生のための「理想的な文章の書き方」

一目瞭然。読まれるブログ記事の書き方

295月

正しいブログ記事タイトルの付け方|目的から逆算して考える5ステップ

何かしら目的があってブログを書いているのであれば、ブログ記事のタイトルの付け方には正解が存在します。タイトルの役割は、記事の内容と、読者の嗜好のマッチング。記事の内容に興味・関心があるだろう全ての読み手にクリックしてもらえるよう、タイトルで記事の“価値”を余すところなく伝え切るのがベストです。

 

釣りタイトルの問題は、目的達成を妨げる点

意図的に煽ったり、大げさに誇張したり、ミスリードを誘引したりする、いわゆる“釣りタイトル”は、読み手に嫌われます。なぜなら、興味や関心を持ってクリックして、記事を読みに訪れたのに、膨らんだ期待に応える要素が存在しないからです。「騙された」と感じさせてしまったら最後、ロクに読みもせずに違うページへ移られてしまいます。これでは、純粋にPVを稼ぐ以外にメリットはありません。

みなさんがブログを書く目的は様々だと思います。が、趣味のブログならばともかく、PVのみが欲しいという方はあまりいないのではないでしょうか。原則的にはPVに比例して収益が増えるアフィリエイトにしても、読み手に「騙された」と感じさせてしまったら、クリック率は大きく低下するはずです。仕事依頼の獲得や、イベント集客、商品やサービスの販売、プロジェクト協力者の獲得などの場合はなおさら、記事の内容そのものに興味・関心を抱いてもらえなければ、目的の達成が困難になります。

 

タイトルの役割は、記事の内容と読者の嗜好のマッチング

“釣りタイトル”の事例から得られるのは、記事の内容に関心のない人に無理に読んでもらっても、誰も幸せにならない、という教訓です。「PVさえ増えればあとはどうなったっていい」というスタイルでない限り、デメリットばかりです。

タイトルの役割は、記事の内容と、読み手の嗜好のマッチングです。Google検索、RSSリーダー、ソーシャルメディア、はてなブックマークなど、いずれも人はタイトルと書き出し(または本文の一部)のみを見て、クリックするかどうか(読むかどうか)を決めます。タイトルで記事の価値を余すところなく伝え切り、記事の中身に興味・関心を持つ人すべてにクリックしてもらえる結果を目指すのがベストです。

繰り返しますが、そもそも記事の内容に興味のない人に、無理して訪問させようとしても、多くの場合、百害あって一利なし。本来の読者すら失う事態になりかねません。記事の内容にあった読者になるべく多く訪問してもらう結果だけを意識してください。

 

目的から逆算してタイトルを考える5ステップ

具体的にどうやってタイトルを考えているのか、当WEBマガジン『Handmade Future !』の記事のみで、すべての仕事を獲得している僕のケースを紹介します。

 

1. 記事の目的を明確にする

・仕事依頼の獲得
・プロジェクト協力者の募集
・イベント集客
・商品やサービスの販売
・バナー広告やアフィリエイト

など、記事の目的、達成するべき目標を明確にします。

目的を明確にするのは、タイトルだけでなく、記事全体にとって最も重要です。目的がはっきりしなければ、コンテンツそのものがぼやけてしまい、読み手へ届きにくくなるからです。目的から出発できるかどうかで、プロへの一歩を踏み出せるかが決まると言って過言ではありません。

 

2. 目的から読者像を思い浮かべる

目的が明確になれば、記事をどんな人に読んでもらう必要があるかが見えてきます。例えば学生団体のメンバー募集が目的の記事であれば、学生が対象になります。しかも、このままの学生生活ではまずいと焦っていたり、学生のうちに何かを成し遂げてやると意気込んでいる学生がターゲットになります。

 

3. 想定読者が最も“価値”を感じる要素を推定する

タイトルを考えているということは、もう書く内容が頭の中で整理されているか、あるいは既に書き上げているはずです(タイトルを先に考える方がおすすめです。記事内容をブレさせないためです)。記事の内容の中から、想定読者に響くであろう情報を推測します。

イベントレポートだとして、1日のイベントのあいだには様々な出来事があります。学生団体のメンバー募集が目的であれば、このままの学生生活ではまずいと焦っている学生へ向けて、もっとも響くようにイベントの一部を切り取り、切り口を工夫して記事を書こうとしている(あるいは書いた)はずです。

端的に言って、いま書こうとしている(書き終えた)記事の価値をワンフレーズで表現してください。もちろんコンテンツ(記事)が的確である、という前提ですが、記事の価値を余すことなく伝え切れれば、想定読者は自然とタイトルに惹きつけられるはずです。

 

4. 検索されるだろうワードを盛り込む(SEO)

学生団体のメンバー募集の例で言えば、おもしろそうな学生団体がないかな? と探している学生が、どんなキーワードで検索をするかを想像し、タイトルに含めます。うまくGoogle検索で上位に表示されれば、継続的な流入を生み、記事はいつまでも生きるからです。

SEOの詳細に関しては、冗長になってしまうため、当記事では触れません。詳しくは下記2記事を参考にしてください。どちらも素人にできるレベルで、着実に成果が出る方法を紹介しています。

たった5分。検索上位を実現するたった3つのステップ

専門知識不要。ブログ開始2ヶ月で目に見えるSEO効果を出すコツ

 

5. タイトルだけを見て、どんな種類の記事か判断できるか確かめる

インタビュー記事なのか、レポート記事なのか、書評記事なのか、オピニオン記事なのか、一目でわかるように微調整します。

もちろんSEO対策や、記事の価値を伝えるための工夫が無効にならないように留意してください。

 

「タイトルで記事の価値を伝える」の具体例

注意点として、もっとも陥りやすいのは、タイトルを“内容の要約”にしてしまう間違いです。書評記事なら「●●●●を読んで」だとか、学生団体の活動レポートなら「××××へ行ってきました!」だとか。どちらも、読んだ行ってきたという状況の説明でしかありません。

もし、議論沸騰の話題本で、読む行為そのものが価値なのであれば、「●●●●を読んで」も選択肢でしょう。が、多くのケースでは、あなたが本を読んだかどうかは、読み手にとってどうでもいい情報であるはずです。

行き着くところまで行ってしまうと、中身を読まなければ内容の要約とすら気がつけないタイトル事例も見られます。

ブログではないのですが、最近読んだ本の中で特に顕著だったのが、馬淵澄夫代議士の『原発と政治のリアリズム』でした。読み終えれば確かに、馬淵代議士の主張したい内容を要約したタイトルになっていると気づけます。が、これではほとんど誰も読みたいとは思わないはずです。本の価値が伝わっていないからです。

『原発と政治のリアリズム』は、中身は素晴らしくおもしろい本です。僕は「もっと多くの人に読まれてもいい本だ」と思い、書評記事を書きました。付けたタイトルは、

実務家・馬淵澄夫がいなかったら福島第一原発はどうなっていたのか – 書評『原発と政治のリアリズム』

でした。僕にとっては、真相は未だ闇の中の感がある東日本大震災直後の原発事故対応の様子を、実際に現場で対応にあたっていた馬淵代議士が詳細に記している点が価値でした。また、読み終わった後のもっとも強烈な印象は、「いま福島第一原発がもちなおしているのって、奇跡なんじゃないか!?」という驚きでした。

この2点をタイトルでしっかり訴求できれば、僕自身と同じように「当時の真相をもっと知りたい、あるいは機会があれば知っておきたい」と考える読者に刺さります。おかげさまで、そこそこ多くの方々に読んでいただき、『原発と政治のリアリズム』を読んでみたくなったという感想もいくつかもらえました。もっと多くの人に読んでもらう、という目的を達成できました。

仮にですが、「原発と政治のリアリズムを読んで」などというタイトルを付けていたら、ほとんど誰にも読まれることがなかったのは、言うまでもありません。タイトルで“価値”を伝える必然性が理解できる一例です。

 

記事の価値を訴求するのが最優先。テクニックはその次に

ブログ記事のタイトルに関しては、様々な方が多用なテクニックを語っています。大半は、なるほどなと唸らされるものばかりです。例えば、

・具体的に数字を入れる
・悩みや課題を解決できそうだとわかるワード(テクニック、秘訣など)を入れる
・32文字以内におさめる
・嘘にならない範囲でインパクトのある言葉を使う
・情報を盛り込みすぎず、訴求ポイントを絞る
・目立つ記号を使う

などです。これらは、ぜひ積極的に使ってください。WEB検索をすれば、たくさんのノウハウを学べます。

ただし、「目的から出発し、記事の価値を伝える」という原則がおろそかになっては、優れたテクニックも、宝の持ち腐れになってしまいます。場合によっては、テクニックが目的の達成を妨げるケースさえ出てきます。

まずは“目的から逆算してタイトルを考える5ステップ”をマスターする意識を持ってください。慣れないと、時間が掛かり負担感がある作業です。が、懲りずに半年ほど続けていれば、意識せずとも自然に、最も効果があるだろうタイトルを選択して付けられるようになります。

【WEBライティング講座】
職業ライター、ブロガーならではのWEBライティング講座を承っています。1人〜数十人規模まで、さまざまに対応できます。お気軽にお問い合わせください。

WEBライティング講師、WEBマーケティングの依頼|寄金佳一 | Handmade Future!

221月

ブログを成功させるための12のチェックリスト

地域活性化プロジェクトに携わっていて、ブログで情報発信を始めたとします。この場合、「ブログで成功する」とは、どういう状況を指すでしょうか。

ブログをたくさんの人に読んでもらえただけでは、成功ではないですよね。なぜなら、読んでもらえただけでは、地域は潤わないからです。購買行動に繋がったり、イベント参加に繋がったり、具体的に地域を活性化させられてはじめて、成功と呼べます。

ブログは本来、Webマーケティングに欠かせない万能ツールです。的確な運用ができれば、学生の社会貢献プロジェクトから、ビッグ・ビジネスまで、活動を支えてくれる大切なパートナーになりえます。

もし、ブログの効果に疑問を抱いていたり、書き続ける意義を見失ったりしているようなら、これから紹介する12項目をチェックしてください。目的と手段さえ見誤らなければ、ブログを成功させるのはそれほど難しい作業ではありません。

 

Vision

1. 目的は何か?

冒頭の地域活性化プロジェクトの例のとおり、具体的な目的を見定められていなければ、ブログは力を発揮できません。

よくあるのは、情報発信を目的と勘違いしてしまうケースです。

情報発信はあくまでも手段です。情報発信をした結果、どのような成果に結びつけていくのかを明確にしましょう。

啓蒙活動であれば実際に人々に行動させるところがゴールになるでしょうし、ビジネスならファンをつくり商品やサービスを買ってもらうところがゴールになるはずです。

 

2. 目的を達成するための戦略は思い描けているか?

多くの場合、「とりあえず情報発信をしなきゃ」という直感に、間違いはありません。目的を達成する役に立ちこそすれ、デメリットになるケースは少ないからです。

とは言え、リソースは限られています。ブログでの情報発信がどのように作用し、目的達成を助けるのかは、理解しておくべきです。

基本的なブログの役割は、価値のあるコンテンツで人々の興味・関心をひきつけることです。取り組みを応援してくれそうな人が、興味を持ってくれそうな記事を発信し、アクションへ繋げていきます。

 

3. アクションを呼び掛けているか?

ただブログを読んでもらうだけでは、「おもしろかった」で終わりになってしまいます。感心したり、共感したり、大きく心が動かされた場合でも、余程のことがない限り、次のアクションとはなりません。

シンプルですが、大きな効果を発揮するのが、コール・トゥ・アクションです。

「SNSをフォローしてください」「メールマガジンを登録してください」「イベントページを見に来てください」など、アクションするメリットを添えて行動を促すことで、目的の達成に大きく近づけます。

 

4. ブログの構成は目的達成に最適化されているか?

ブログパーツは山のようにあります。どれを設置すればいいのか迷いますよね。

しかし、目的が明確であれば、判断は簡単です。目的の達成に明らかに貢献するものだけを採用し、それ以外は徹底してそぎ落とします。情報を増やせば増やすほど、より注目してほしい情報(第一はコール・トゥ・アクションでしょう)の存在感が薄れてしまうからです。

間違っても、「流行っているから」「いつも見ているブログにあったから」という理由で、設置する要素を決めないようにしてください。

 

ブランディング

5. 誰に届けたいのか?

ブログで情報発信をする際に意識するべきなのは、メディアとしての自覚を持つことです。メディアにとって重要なのは、誰に届けるのかを明確にすることです。

ファッション雑誌ならば、ティーン向けのものから、大人の女性向けのものまで、実に様々あります。またティーン向けだけを見ても、カジュアル系、ギャル系、ゴスロリ系、古着系など、読者層がはっきりしています。

自分の取り組みを応援してくれるのはどんな人たちなのか、あるいはどんな人たちに仲間になってほしいのか、じっくりと思い描いてください。

 

6. 「自分のためのブログだ」と思えるデザインか?

情報を届けたい人物像が思い描けたら、その人たちに「これは自分のためのブログだ」と感じてもらう必要があります。そうでなければ、ほとんど無限のようにあるWebサイトの中から、あなたのブログを見つけ出し、注目する理由に乏しいからです。

第一に、デザイン。これはデザイナーの知識がなければ、なかなか難しい要素かもしれません。

そこで、自分があまり良い印象を持っていないWebサイトをいくつか見比べて、配色やロゴデザインなど、パーツの一つひとつを丁寧にチェックしてください。どうしてマイナスイメージを抱くのか理由を考えると、ヒントが見つかるはずです。

本来なら取り組みを応援してくれるはずの人たちに、敬遠される結果になったのでは、もったいないですからね。

 

コンテンツ

7. 読み手にとって価値のある記事を提供できているか?

「これは自分のためのブログだ」と感じてもらうために、もう一つ大きいのが、コンテンツの内容です。

あなたが情報を届けるべき人物は、どんな記事に興味・関心を抱くのでしょうか。どんな情報を必要としているのでしょうか。

自分が発信したい情報を押しつけるのではなく、“あなたが仲間になってほしい人”が必要とするはずの情報を発信する意識を持ってください。

 

8. 記事は読み手を満足させられるか?

記事を書いたら、香りのいいコーヒーでも飲んで、一息ついてください。それから、いま書いた記事に、どんな価値があるのか、客観的に考えてみてください。

ノウハウ、専門性、時事性、エンターテイメント性など、何かしら価値がないのなら、読み手を満足させられません。当然ながら、目的達成には近づけず、場合によっては遠ざかる事態になりかねません。

とは言え、大衆受けを狙う必要はありません。あくまでも届けるべきなのは、あなたの取り組みを助けてくれるはずの、未来のステークホルダーだからです。

「街の魅力を発信する」というようなローカルな題材なら、写真を増やしてはどうでしょうか。あるいは物語形式で綴ってみてはどうでしょうか。ちょっとした工夫で、魅力的な記事になります。

 

ライティング

9. 読み手を最優先に配慮して記事を書けているか?

どんなに内容の優れた記事でも、読みにくければ伝わりません。

自分の書きたいように書くのは、趣味のブログで充分です。いかに読み手にストレスを与えずに読んでもらうかを、最優先に意識してください。

一目瞭然。読まれるブログ記事の書き方

詳細、こちらにまとめてありますので、併せて参考にしてください。

 

10. タイトルで記事の価値を訴求できているか?

ブログ記事の多くは、ソーシャルメディアやGoogle検索を通じて読者へ届きます。

読み手は記事を読む前に、タイトルを見て「この記事を読むかどうか」を決めます。

つまり、タイトルで記事の価値を伝えられなければ、どんなに質の高い記事でも読んでもらえないのです。

内容の要約では不充分。タイトルでは「記事を読んで得られるメリット」を伝える

タイトルの考え方については、こちらの記事に書きました。

 

ルート

11. ブログ記事がどうやって読者へ届くか理解しているか?

価値のある記事、魅力的なコンテンツを生み出せたら、今度はそれを読者の元へ届ける必要があります。ただ公開しただけでは、運を天に任せるようなもの。もっと効率良く届けたいものです。

近年、インターネットサービスの多様化により、情報流通の経路も複雑化しています。

ブログのアクセス数を増やすには?|全6種の流入元別「傾向と対策」

およそ中心となるルートに関しては、こちらの記事にまとめました。対策ができていないルートがないか、チェックしてみてください。

 

12. Googleにブログの価値を伝えられているか

ブログ記事を読者へ届ける手段として、最も重要なのはGoogle検索です。なぜなら、Google検索であなたのブログを探し当てた人は、正にあなたのブログにある情報を必要としているからです。

あなたの取り組みやプロダクトに共感してくれる可能性が比較的高く、アクションも起こしてくれやすいでしょう。

検索エンジンへの対応を、SEOと言います。少々取っ付きにくい印象があるかと思いますが、素人レベルでも成果が出せる作業はたくさんあります。

たった5分。検索上位表示を実現する3つのステップ

専門知識不要。ブログ開始2ヶ月で目に見えるSEO効果を出すコツ

日本全国(場合によっては世界中)のまだ見ぬステークホルダーと繋げてくれるのは、Google検索をおいて他にはありません。ぜひ挑戦してください。

 

目的を達成してこそ、ブログは成功

繰り返しになりますが、ブログでの情報発信は手段であり、目的ではありません。

「情報発信をした結果、どんな成果に結びつけていくのか?」

ブログを成功させられるかどうかは、この問いに明確な回答を用意できるかに掛かっています。

具体的な目的を見定め、そのために的確な手段を用いることさえできれば、ブログはちゃんと成果を出してくれますよ。

111月

ブログのアクセス数を増やすには?|全6種の流入元別「傾向と対策」

あなたのブログの読者がどこからやってくるか、すべて把握できていますか?

ブログのアクセス数を増やすには、地道な努力はもちろん、努力する方向性を誤らないための的確な分析が重要です。

昨今、ブログの流入元は多岐に渡り、当然ながら傾向と対策もそれぞれ異なります。ブログをもっと多くの人へ届けたい方は、ぜひ当記事を参考にして、対策できていない部分がないかチェックしてみてください。

 

1. Google検索

ブログのアクセス数の土台となるのは、Google検索です。価値のある記事を書き、その事実をしっかりGoogleに伝えることができれば、Google検索であなたの記事を探し当てた読者が、読みに訪れてくれます。

Google検索による流入は、瞬間的に多くのPVを稼ぐのは難しいですが、長期間に渡って安定する傾向があります。あなたのブログのPVを底上げしてくれます。

対策

なんと言っても、「誰かしらにとって有益な記事を書くこと」と「記事の価値をわかりやすくGoogleに伝えること」が最大の対策になります。これをSEO(検索エンジン最適化)と言います。

専門知識を必要としない(しかし確実に成果が出る)レベルでのSEOについては、以下にまとめてあります。

Handmade Future ! – たった5分。検索上位表示を実現する3つのステップ

コツを要約すると、

  1. そもそもその情報を必要としている人が多いのか調べる(検索ボリュームのチェック)
  2. そのキーワードで検索する人が求めている情報と、書こうとしている記事内容が合致しているか調べる
  3. SEOの難易度を把握して、どのキーワードで記事を書くのか決める
  4. タイトルでしっかり訴求する
  5. メタ情報を確実に入力する

です。参考にしてください。

 

2. ソーシャルメディア(Twitter、Facebook等)

ブログの土台がGoogle検索だとすれば、その上にどれくらいの高さの建物が建つかを決めるのは、ソーシャルメディアです。大抵は半日ほどで流入が止まってしまいますが、その分、瞬間的に大量のPVを獲得しやすい傾向があります。

ソーシャルメディアを利用しているユーザは、情報収集や情報発信の意欲が強い傾向があります。役立つ、おもしろい等、なにかしら有益だと思えば、記事を拡散してくれやすく、重視すべき存在です。

対策

第一に、いい記事だと感じたら即座に拡散できるよう、使いやすいソーシャルボタンを設置しておきます。情報爆発の昨今、この一手間の簡略化があるかないかで、大きく成果が変わってきます。

第二に、的確なタイトルを付けること。これはGoogleの検索結果画面でも同様ですが、その記事を読んで得られる価値を即座に伝えられなければ、たくさんの選択肢の中から選んでもらえません。

Handmade Future ! – タイトルでは「記事を読んで得られるメリット」を伝える

上の記事にまとめてありますので、参考にしてください。

 

3. RSSフィード

発信を続けて、ファンがついてくると、RSSフィードの購読者が増えてきます。一度購読してもらえれば、その人には確実に最新記事を届けることができます。

RSSリーダーの利用は少々ハードルが高いので、絶対数はそれほど多くありません。が、彼らは情報収集に非常に熱心な層であり、WEB上で大きな影響力を持つケースも少なくありません。RSSフィードの購読者数が、ブログの本当の強さを決めると言って過言ではありません。

対策

第一に、丁寧な発信を持続させること。RSSフィードの購読者は、そう簡単には増えません。例えば5記事や10記事がバズったくらいでは、大した増加は見られません。めげずに発信し続けてください。

第二に、有益な情報を発信すること。特に、専門性が高かったり、貴重であったり、「ここでしか読めない」と感じてもらえれば、RSSフィードを購読してもらえる可能性が高まります。

 

4. はてなブックマーク

たくさんの『はてな』ユーザにブックマークされると、はてなブックマークのホットエントリーとして表示されます。このページからの流入があるだけでなく、情報収集・情報発信に熱心なユーザが多いため、ソーシャルメディア拡散の起点ともなります。

たくさんのブックマークや、ソーシャルメディアでの拡散は、記事の被リンク(あるいはそれに準じた)扱いとなるため、Google検索で上位に表示されやすくもなります。

対策

有益な記事を書く以外にありません。また、各種ノウハウやライフハック、ケーススタディは「必要なときのためにブックマークしておこう」という心理が働くので、ブックマークされやすい傾向があります。

Handmade Future ! – 開始1ヶ月で7万PV|『はてなブックマーク』で読まれる記事を書く訓練をしよう。

はてなブックマークの仕組み、ブックマークされやすい記事の書き方については、上記で紹介しています。

 

5. Yahoo! ニュース、NAVERまとめ

ブログ記事がYahoo!ニュースの参考記事としてピックアップされるケースがあります。また、他メディアやブログ、NAVERまとめで引用元として紹介されるケースもあります。どれも自動的にピックアップされるわけではなく、人の手を介して選択されます。

特にYahoo!ニュースの場合は影響力が段違いで、トップページ(Yahoo!トピックス)で紹介されると、1時間で9,000PV以上ものアクセスが殺到する場合もあります。他メディアやNAVERまとめでも、Yahoo!には格段に劣るものの、メディアや記事の影響力に応じて流入があります。

対策

人力でピックアップされるため、優れた記事を書き、それが目に止まるようにするのが基本戦略です。ソーシャルメディアやはてなブックマークなどで広く拡散されたり、Google検索で上位表示されたりすると、有利になります。

また、Yahoo!ニュースの場合、ニュースサイトですので、時事ネタが中心に取り上げられます。時事ネタについて的確な分析を加えた記事を書くことができれば、ピックアップされる可能性が高まります。

このような本もあるのですが、現実的には、これだけを狙って記事を書くのは極めて困難です。しっかりしたブログメディア運営のご褒美、として捉えるのがいいのではないかと個人的には思います。

 

6. パーソナライズ&キュレーション系サイト

昨年末あたりから、ニュースを個人の嗜好、興味関心に沿ってカスタマイズして届けてくれる『Gunosy』というサイトからの流入が目に見えて増えてきました。まだ全体として見れば僅かな割合ですが、おそらく今後、こうしたパーソナライズ&キュレーション系サイトからの流入が増加してくると思われます。

記事の内容に興味がある可能性が高い人へ、自動的に届けてくれるわけですから、これらキュレーション系サイトはブログメディアにとって大きなメリットがあります。実際に僕も、「なるほど、こんなブログがあったのか」とRSSリーダーに登録したケースが出始めています。

対策

これらサイトは、個人の嗜好、興味関心を把握するために、それぞれが利用しているTwitterやFacebook、はてなブックマークの情報を(ユーザ許可のうえで)取得しています。

『Gunosy』のケースで言えば、今のところ、はてなブックマークで話題になった記事が紹介されている傾向があります。各種サービスで広く拡散されると、ピックアップされる可能性が高まるのでしょう。

 

ブログは嘘をつきません

いかがでしたでしょうか? 自身のブログを見直して、もし対策が不充分な流入元があったら、ぜひ改善に取り組んでください。方向性さえ誤らなければ、努力した分だけ着実に成果が出るのが、ブログのいいところです。

後回しにせず、今すぐにやりましょう! きっとみなさんのソーシャルグッドな取り組みが、より多くの人に届くようになりますよ。

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