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101月

開始1ヶ月で7万PV|『はてなブックマーク』で読まれる記事を書く訓練をしよう。

通常、ブログを始めたばかりで、ソーシャルメディアのフォロワーも少ない場合、すぐに月間数万PVを獲得するのは極めて困難です。なぜなら、どんなにいい記事を書いたとしても、多くの人に届ける手段がないからです。

しかし、優れた(誰かの役に立ったり、共感を獲得できたりする)記事を書けるのであれば、はてなブックマークを活用できます。

『Handmade Future !』は、2012年11月半ばにスタートしたWEBマガジンですが、開始1ヶ月で約70,000PVを獲得できました。

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スタート時、僕のTwitterフォロワーは500人そこそこしかいませんでしたし、新規ブログなのでRSS購読者もゼロの状態でした。

しかし僕は2012年後半まで、はてなダイアリー&はてなブログを書いており、はてなブックマークの常連(と言ってしまうと、古参ユーザに怒られるかもしれませんが)だった下地がありました。

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『Handmade Future !』開始1ヶ月で訪れた65,000UUのうち、10,000UUは『はてなブックマーク』からの流入です。

割合で見ると1/6にも満たない量ですが、実はこれが非常に重要なのです。なぜなら、はてブユーザーは情報発信に積極的な人が多く、いい記事だと思えばTwitterやFacebookで拡散してくれやすいからです。

いい記事さえ書けば、はてなブックマークが起点となって、ソーシャルメディアで大きく拡散されます。

 

はてなブックマークの仕組み

新着エントリー

はてなブックマークでは、自分でのブックマークを含め、3人以上がブックマークすると、「新着エントリー」に表示されます。新着エントリーページは、情報取得&発信に熱心なユーザが巡回しているため、価値のある記事であればどんどんブックマークが付けられます。

僕の場合は前述のとおり、昨年秋頃まで、『はてなダイアリー』及び『はてなブログ』を書いていた下地がありました。当時の資産を活かせれば、記事の題材と質次第で、新着エントリーに表示されるくらいのブックマークならばつく状態です。

今まではてなブックマークに縁がなかった場合は、友人・知人に利用者がいないか探すか、友人・知人に利用を勧めるという手があります。自分以外に、2人にブックマークしてもらえればいいだけなので、決して高いハードルではないはずです。

新着エントリーに表示されさえすれば、記事の質に比例して、自然とブックマークが増えていきます。

なお、一人で複数のはてなブックマークアカウントを保有したり、広告、宣伝、検索サイト最適化を目的としてブックマークするのは、利用規約で禁止されています。仮に複数アカウントでブックマークしようとしても、一定数を超えるとスパム認定され、新着エントリーやホットエントリーに表示されなくなるとのことです。

 

ホットエントリー

ブックマーク数が10〜20に到達すると、注目記事としてホットエントリーに表示されます。

はてなブックマーク – 人気エントリー
ホットエントリーは注目度が高く、新着エントリーより多くの人の目に触れます。よりブックマークが付けられるようになるため、半日〜数日に渡って流入が続きます。

※『はてなブックマーク』は2013年1月8日にリニューアルされました。リニューアル後、ホットエントリーに表示される記事の基準を刷新したようです。以前との違いはまだはっきりわかりませんが、流入が続く期間が短くなった可能性があります

 

ホッテントリTwitter

短時間の間に50ブックマーク以上付く、特に注目度が高い記事は、ホッテントリTwitterで拡散されます。取りあげられる明確な基準はわからないのですが、体感では、6時間以内に50ブックマーク付けば、まず間違いなく紹介されます。

Twitter – はてなブックマーク::Hotentry

ホッテントリTwitterはかなり強力で、時間帯にもよるんですが、アクセス者数100人以上の状態が1〜2時間ほど続き、ブックマーク数も倍増します。こうなるとホットエントリーに掲載されている時間も長くなり、PVは大幅に増加します。

初心者はまず、ホッテントリTwitterに取り上げられる記事が書くのが、大きな目標になります。

 

「読み手の視点」を意識して記事を書く訓練に

情報発信の最大のコツは、「いかに独りよがりを脱せるか」です。自分でどんなにいい記事だと思っても、他人が評価しなければ読まれないし、拡散されないので多く人へ届きません。

伝えたいことを、どれだけ読み手の興味・関心を引き、共感を得ながら表現できるかが、ライターの醍醐味と言えます。

はてなブックマークを活用すると、大量のPVを獲得できる以前に、読み手の視点を意識して記事を書く訓練になる大きなメリットがあります。そもそも、価値のある記事を書けなければ、たくさんのブックマークがつくこともないわけです。

 

意識するポイント1 – その情報を必要とする人が世の中にどれだけいるか

なかなかブックマークが増えない場合、真っ先に疑うべきは、題材がニッチ過ぎるのではないか、という点です。これはある程度の諦めが必要で、人々がそもそも関心を持っていないネタは、どんな書き方をしても大衆ウケはしません。

もちろん、大きくウケないとわかっていても、書く意義のある記事もあります。10,000人のよく知らない人へ届けるより、たった1人の利害関係者に届けるほうが、価値があるケースがあるからです。私はこの場合、はてなブックマークなどソーシャルサービスは諦め、Google検索が届けてくれることを期待して記事を書きます。

 

意識するポイント2 – 誰かの問題を解決できる記事か

多くの人が興味を持っている題材にもかかわらず、ブックマークが増えない場合、その記事に価値があるのかを考えます。誰でも知っている内容、語り尽くされて今さら感のある内容しかなければ、わざわざブックマークし、あるいはソーシャルメディアで拡散しようとは思いません。

100%オリジナルな知識や意見である必要はありません(専門家や学者、あるいは天才でない限り、完全に独自の見解のみを発信し続けるのは不可能です)。10人中7〜8人は知らないだろう情報をベースに、自分の経験を添えて、何かしらの課題を解決できたり、新たな知識を得られたりする、価値のある記事を書きましょう。

 

意識するポイント3 – シンプルに価値を訴求できているか

多くの人が興味を持っている題材で、価値ある情報をベースに記事を書いたのに成果が出ない場合は、そもそも読み手にとって読みやすい記事なのかを考えます。

記事で伝えたいことを、一言で表現してみてください。例えば、「Twitterのフォロワーの増やし方」だったら、それに無関係な内容がないか検証してみます。あるいは、「記事で伝えたいたった一つのこと」を伝えるのに、ベストな構成になっているか考えます。

こうした試行錯誤が、読み手の視点を意識した記事を書くための、とてもいい訓練になります。僕の場合は、半年ほど試行錯誤を続けて、ホッテントリを意図的に狙って記事が書けるようになりました(たぶん、狙って10記事書けば、5記事以上はホッテントリ入りできると思います)。

 

注意点

はてなブックマークを活用する上で注意したいのは、第一にブックマークコメントを「参考にはするが、相手にしない」という点です。はてなブックマークでは、ブックマークと共にコメントを付けることができ、誰でも見ることができます。記事の性質にもよりますが、矛盾点を馬鹿にされたり、自分と異なる意見だからと罵倒されたりすることもあります。

自分にどんな問題点があったのか、あるいは何が相手にこうした行動をとらせているのか分析する意味はありますが、真っ向から受けて相手をする必要はありません。きっと頭に血がのぼると思いますが、華麗にスルーできるようになるべきです。

それと第二に、書き手としての矜持を保ち、人々の反応に迎合しない点です。読み手を意識しろ、といいつつ矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、例えばPVを稼ごうとだけ思えば、ゴシップやアダルト記事を書けばいいという結論になります。

はてなブックマークの活用は、あくまでも、いざというときに情報をきちんと人々の元へ届けられるように、情報発信スキルを鍛えるためのものと割り切るのが賢いのでは、と個人的には思います。

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