164月

mixiとLINEが1記事10万PV以上を生む衝撃


mixiはまだ終わっていない(&LINEは本当に凄かった)

『Handmade Future !』では、SNSマーケティングに関して、TwitterとFacebookに絞って紹介しています。

なぜTwitterとFcebookかと言うと、ソーシャル題材との親和性があり、学生団体やNPOが成果を出せる可能性が高く、なおかつ個人レベルでもマーケティングに利用しやすいからです。

とは言え、題材によっては、TwitterやFacebookよりも、mixiやLINEのほうが向いているケースもあります。例えば、エンターテイメント系の話題を10代〜20代の若年層に届けたい場合には、mixiやLINEのほうがはるかに有効です。

先日、mixiやLINEの衝撃的な効果を実感する機会がありました。そこで今回は、mixiとLINEにおけるマーケティングの可能性について紹介します。

学生団体やNPOでは、なかなか活用できる場面は少ないはずですが、参考までに頭に入れておいていただければと思います。

 

mixi、LINE経由で10万PV超え

個人的な話になるのですが、我が家は年間パスポートで通っているディズニーファンです。当ブログ経由の(全く別件の)問い合わせがきっかけとなり、2月頃から大手メディアの一つでディズニー記事を書いています。先週は、30周年イベントのプレスプレビューがあり、取材&記事ライティングで大忙しでした。

僕個人としては、やってて楽しいことだけを徹底的にやって、そのすべてをお金に換えていくということに挑戦しています。ディズニー取材&記事執筆もその一つです。例えば、先日は娘の誕生日で、バースデーパスポートでディズニーシーへ行ってきました。誕生日限定グッズを始め、さまざまな特典があります。ただ楽しんできただけですけど、それがそのまま取材になります。楽しめば楽しんだだけお金になる、逆に言えばどんどん楽しまなければお金を稼げないという、ある意味攻撃一辺倒なスタイルです。

ライターとしては「コアなファンだからこそ書ける」+「ブロガーとして培ったマーケティング感覚(どういう題材をどういう切り口で書けば読まれるか?)」を明確に武器と捉えています。2月〜3月に書いた記事は、mixi、LINE経由でバズらせることができ、とある記事は単体で10万PVを超えたとの報告をいただきました。

10万PVというと、おおよそHandmade Future !1ヶ月分のページビューに相当します。僕の感覚では、ブログ記事+Twitter・Facebook・はてなブックマークの組み合わせでは、1記事3万PV前後が限界です。単体で10万PVを稼ぐブログ記事が存在しないとは言いませんが、極めてハードルは高いはずです。

一時期の勢いが完全に止まり、どうにもマイナスイメージが拭えないmixiですが、いまだ他にはない価値があります。また、「凄い凄い」と言われつつ、個人レベルのマーケティングでは、なかなかその威力を実感できないLINEも、やはり評判そのままに凄かったと実感できました。

 

mixiニュース、LINEニュースの関連記事から流入

10万を超えるPVがどういう経路で生まれたかというと、mixiはmixiニュース(各メディアから配信)、LINEはLINEニュース(各メディアから配信されているlivedoorニュースからピックアップ)に取り上げられた記事の、関連記事からの流入です。

mixiニュースのトップページ

mixiニュースのトップページ

構造としては、ヤフートピックスの関連記事流入と同じです。ブログメディアを運営していると、ニュースの関連記事として、Yahoo!に記事タイトルとURLが掲載されることがあります。国内最大のポータルサイトだけあって、この威力は凄まじく、数時間で1万〜2万PVの流入があるケースもあります。

今回のディズニー記事の場合は、mixiやLINE(livedoor)に配信した記事そのものも僕が書いた記事ですが、配信した記事は転載の形になるので、PVはカウントされません。ただし、転載記事の中に関連記事としてURLを3個程度表示できます。

livedoorニュースの場合。最下部に関連記事を表示し、本サイトへ誘導できる

livedoorニュースの場合。最下部に関連記事を表示し、本サイトへ誘導できる

この関連記事流入が中心となり、10万を超えるPVが生み出されました。

パッと見た感じでは目立たないので意外に思うかもしれません。が、読み終えれば必ず別ページに遷移するので、記事下は最もアクション率が高い場所の一つです。WEBメディア運営の経験がある方ならそれほど違和感はないでしょう。

 

mixiの特殊なソーシャルグラフ

mixiでは、マーケティングの手段として、Facebookページと同じようなmixiページという機能がありますが、どうも評判はよろしくないようです。僕も20代の頃はユーザでしたけど、むしろmixiの強味は、例えば女子高生のマクドナルドでのおしゃべりのような、気の合う人たちとざっくばらんにコミュニケーションできるところにあります。

mixiニュースでは、ニュース記事を元に日記を書いたり、つぶやいたり、mixiチェックを付けたりすることができます。誰かが記事を元に日記を書けば、その人とつながりのある人がコメントを書き込んだりイイネ!をつけたりして盛り上がり、より多くの人の目に触れる結果になります。

チェック、つぶやき、日記を合計した話題数は5000以上

チェック、つぶやき、日記を合計した話題数は5000以上

「なにか一言いいたい」と思わせるような記事であれば、TwitterやFacebookと同様に大きく拡散します。TwitterやFacebookと違うのは、半匿名空間であり、またユーザ層が若い点です。笑い、エンターテイメント、ゴシップほか、「じゃがりこのフルーツ味が出た」というような話題でさえ盛り上がったりします。

また、おそらくmixi編集部が人力で選んでいる「注目のピックアップ」に取り上げられると、注目度があがり、話題にされやすくなります。人が選んでいるのは、ヤフートピックスと同じですね。どれだけmixiユーザに響くコンテンツを配信できるかが勝負になります。

 

LINEの特徴は10代〜の最も若いユーザ層

一方のLINEは、Facebookページのような公式アカウントの運用に費用がかかり、完全に企業向けになっています。続々と開設する企業が増えているところを見ると、それなりに効果はあるようです。

LINE@ 料金体系 | LINE公式の法人・ビジネスアカウントで集客

LINEの特徴として、“スマートフォン時代に合わせて設計されたSNSである”という事実が挙げられます。メールよりもストレスフリーなコミュニケーション手段を武器に、ケータイからスマホに持ち替えた10代〜の若年層に深く食い込みました。

「LINEニュース」という公式アカウントをフォローすることにより、livedoorニュースの中から編集部がピックアップした“注目ニュース”、大きな事件の速報“速報ニュース”などを受け取れます。

LINEニュースの一例

LINEニュースの一例

詳しいデータはもらっていないのですが、「LINEニュース」の“注目ニュース”で紹介されたときの流入が、とくに凄かったと聞いています。ちょうど春休み期間だった影響もあり、中学生、高校生、大学生などLINEのメインユーザに、ディズニー記事が強く響いたのだと考えられます。

 

mixiは終わった、はトレンドが終わっただけ

マーケティングをトレンドで考えるのは危険です。新しく流行っているところで露出しようとばかり考えると、視野が狭くなってしまい、実は古びたのではなく円熟味を増していて、成果を出せる場所があるのに、見落としてしまう可能性が高くなるからです。

もう一つ無視できないのは、トレンドが局所的なものになりつつある事実です。例えば、以前より減ったとはいえ、mixi内で活発にコミュニケーションしている人々は、確かに存在しています。題材によっては、無視するのはもったいないほどの勢力です(ディズニー記事で10万PVを稼ぐ手段は他にあまりない)。しかし、自分がFacebookばかりやっていてmixiを利用していなければ、まったくその事実に気がつけません。

mixiは終わったというイメージに引きずられて、mixiを選択肢から除外してしまうとしたら、たいへんもったいない結果になります。僕も今回、かなり勉強になりました。

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