“シメの●●” は絶対止めろ|お正月に痛飲暴食しても二日酔いにならない方法


お酒をたくさん飲むときは、米(餅も含む)や麺類を一切食べないでください。“シメの●●” なんてもってのほかです。霜降り肉などはいくら食べても大丈夫。これだけで、消化器系の二日酔い症状になりにくくなります。

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嘔吐するとそこに見えるのは……ご飯やうどんである

お正月は、お酒を飲みながら、テーブルに乗り切らないほどの豪華な料理をつつく、というのが、多くの家庭で見られる光景だと思います。外に出るにしても、どこへ行ってもごちそうが出されて、ビールの一本や二本は軽くあけることになります。

一回なら嬉しい歓待も、三食毎回、連日続くと、内臓に負担がかかります。調子に乗っていると、いい大人が二日酔いになってしまうこともあるわけです。

あれ、何とかならないもんでしょうかね。お正月に飲み食いしないわけにもいかないわけですし。

と思っていたら、とある本におもしろいことが書かれていました。糖質制限をしたら二日酔いにならなくなった、という話です。

飲み過ぎて、嘔吐してしまうことがありますよね。あのとき、消化器はどんな状態なんでしょうか。何かしら問題が起きているから、嘔吐してしまうわけです。

嘔吐すると、何が見えますか?

そう、胃の内容物です。

思い出したくもないと思いますが、あれって、いつも似たような光景が広がると思いませんか。

鼻を突く胃酸の臭いとともに、ご飯粒や麺(うどん、ラーメンなど)がぶちまけられている惨状です。

 

ご飯やうどんは腹持ちがいい、つまり消化に悪い

一般的には、「ご飯や麺類は消化がよい。しかしお肉は消化に悪い」と言われているが、これが大間違いなのである。肉や魚などのタンパク質は、胃酸で速やかに消化されて小腸に送られるため、胃滞留時間は数十分程度である。逆に、ご飯や麺類は胃酸では消化されず、いつまでも胃のなかに留まっている。

ようするに、「ご飯やうどんは消化によい」と世間に流布している常識のほうが、間違っているのだ。

このことは、消化器内科や消化器外科の医者なら、日常的に実感しているはずだ。

(中略)

これは一般の人も目にすることができる。泥酔して吐いている人のゲロを観察してみてほしい(もちろん、頼まれても見たくないものの一つがゲロであるが)。

ゲロの中身は、米粒、麺類、そして野菜だけであり、肉の姿はどこにもないはずだ。ついさっき、焼き鳥や唐揚げを食べていたのに、それらはどこを見ても見つからない。ようするに、胃袋のなかの肉や魚はすみやかに姿を消すのに対し、いつまでも居座っているのはご飯と麺類、つまり糖質なのである。

夏井睦『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

いや、まさに。

ゲロの中に、唐揚げとかステーキとか、見た経験がないですね。

ご飯は腹持ちがいい、とよく言いますが、つまり消化が悪いということだったわけです。これは意外でした。

 

シメの雑炊やうどん、ラーメンが諸悪の根源

胃滞留時間が長い、つまり消化に時間がかかるということは、飲食が終わったあとも胃は活動を続けなければいけません。

宴会で、「シメの雑炊・うどん」や「酒のあとのラーメン」を食べたら、何が起こるだろうか。そう、雑炊のご飯や麺類は何時間も胃袋に居座り続け、その間、胃袋はそれらを消化しようと胃酸を出し続けるはずだ。午後11時に「シメの雑炊」を食べ、自宅に戻って12時に寝たとしても、おそらく午前3時か4時までは胃酸は出続けているのだ。

そして翌朝、目が覚めた時、逆流性食道炎特有の胃もたれ症状と、胃部の不快症状に悩まされるのだろう。

夏井睦『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

※ちなみに夏井睦さんは、『傷はぜったい消毒するな』で有名な湿潤療法の開拓者で、医者です

なるほど。思い当たる節がありすぎ。

つい先日も、妻が知人宅で調子に乗って飲み過ぎて、帰り際におにぎりを頬張っていたんですが、案の定、帰りの車の中で嘔吐したんですよね(;^_^A・・・

 

お酒をたくさん飲むときは、意識してご飯、お餅、麺類を遠ざける

結論は、糖質が多いもの(ご飯、お餅、うどん、蕎麦、ラーメンなど)を一切食べなければいいわけです。

中でも、「シメの●●」は絶対厳禁。

ただ、お正月なので、どうしてもお餅を食べるケースは増えるでしょう。

提案としては、メリハリをつければいいと思います。

痛飲するときは、きっぱり糖質を断つ。お雑煮であったり、雑炊や麺類を楽しむときは、お酒をほどほどにする。

確かにこれで、消化器の負担が大幅に減る実感があります。

が、一つ残念なのは、僕自身がお酒にそれほど強くないので、痛飲しての実験ができない点なんですよね。糖質制限で軽減できるのは、消化器の不快症状のみ。当然ながら、アルコールを分解する能力は変わらないので、許容量を過ぎれば頭痛などの症状は出ます。

それどころか、朝の目覚めが非常に爽やかなのだ。二日酔いしなくなったからだ。具体的に言えば、胃のムカツキと吐き気という、二日酔いの不快な消化器症状がないのである。酒量が過ぎれば、朝起きても「酒が残っている」症状はあるが、消化器症状は皆無なのだ。

夏井睦『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

※なので、お酒が弱い人がたくさんお酒を飲めるようになる方法ではありませんので、要注意!

ともかく、方法論そのものは科学的根拠があり、効果は折り紙付きなので、盛大にお酒を飲むつもりの方は、ぜひ試してください。

マジでおすすめです。

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【2014/3/4追記。糖質制限の仕組み・メリット・危険性等について論じるサイトを作りました】
糖質制限の情報サイト・ブログ – 炭水化物は嗜好品

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