153月

女子学生が企業とのコラボで地元活性に挑む。新東名の新土産に『茶の和』をどうぞ!


静岡県立大学の経営情報学部と食品栄養科学部の4名の学生が、静岡市内で人気洋菓子『セティボン?』を展開する有限会社アニバーサリーとコラボレーションし、静岡土産『茶の和』を開発。2013年3月15日(金)から販売開始した。

新東名高速道路上り線の静岡サービスエリア、および『セティボン?』店頭で購入できる。価格は680円。中身は緑茶味、イチゴ味を含めたクッキー5種と、静岡茶のティーバッグ。静岡県で育った学生たちが、静岡らしさを凝縮した一品だ。

『茶の和』を世の中に送り出した茶の和ガールズたち。みな、静岡県立大学の学生だ

『茶の和』を世の中に送り出した茶の和ガールズたち。みな、静岡県立大学の学生だ

※3月16日(土)、17日(日)は、新東名高速道路上り線の静岡サービスエリアの店頭に茶の和ガールズが立っています。よかったら声を掛けてあげてください

 

静岡を元気にしたいという思いが結実

メンバーの一人である石田裕紀子さんに話を聞いた。静岡県立大学経営情報学部の国保ゼミでは、3年生時にゼミ生それぞれが課題を見つけ、プロジェクトに取り組む。その成果が静岡土産『茶の和』というわけだ。

発案は100%学生で、企業側が大学へ話を持ちかけたわけではない。石田さんは、

「根底には、静岡を元気にしたいという思いがありました。『茶の和』は静岡育ちの学生が、これが静岡だ! と胸を張れるような、静岡を代表するお土産を開発しようと活動しているプロジェクトです」

と、いきいきと語ってくれた。

左手、茶娘の格好をしている石田裕紀子さん

左手、茶娘の格好をしている石田裕紀子さん

 

学生プロジェクトの大きなハードル

当WEBマガジンを読んでいる学生さんは、素直に「凄い!」と感じるのではないか。なぜなら現実問題として、学生が企業とコラボレーションしてプロジェクトを動かすには、大きく2つのハードルがある。

1つは企業とのマッチング。言うまでもなく学生は、実務的には未熟だ。理解ある企業でなければ、根気よくプロジェクトを続けられない。

もう1つは、社会人と接する機会の少ない多くの学生は、社会人を前にすると萎縮してしまう問題だ。地元活性のいいアイデアを思いついたとしても、「企業と共に商品開発をしよう」と即座に行動できる学生は少ないだろう。

 

フューチャーセンターが学生の背中を押す

国保ゼミでは毎週月曜日にフューチャーセンターを開催している。地域の社会人を招き、学生も社会人も対等に対話を重ねる。リラックスできる独特の雰囲気や、学生ならではのゼロベース思考から生まれる様々なアイデアに定評がある。

抜群の居心地。静岡県立大学国保ゼミフューチャーセンター | FutureCenterNEWS JAPAN

学生にとっては、フューチャーセンターによって、教育現場である大学にいながらにして、社会人と接する機会を得られる。さらに石田さんは『セティボン?』とのコラボレーションのきっかけも得ている。

フューチャーセンターは、学生がプロジェクトを動かすにあたり、経験不足や未熟さを補い、背中を押しているのだ。

 

数度の挫折を乗り越え、販売に漕ぎ着ける

順風満帆だったわけではない。当初『茶の和』として開発していた商品は、発売開始の日程まで決まりながら、味のハードルをクリアできずに販売中止となった。

大きな挫折を味わった石田さんを助けたのは、ゼミ仲間や応援してくれる社会人たちの問いかけだった。なぜプロジェクトに取り組むのか? 大変でもやり続ける理由はなんなのか?

「お茶農家を始め、地元・静岡の人たちに元気になってもらいたい、というところが根本なんです。自分の中に「やり遂げたい」という強い思いがあることに気づけました」

その後も、言うまでもなく大小さまざまな困難があった。乗り越え、ついに今回の販売開始に漕ぎ着けた。

『茶の和』には、お菓子や静岡茶の美味しさだけでは語り尽くせない重みがある。

 

新東名高速道路を通ったら『茶の和』を手にとってみよう

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学生の「地元静岡を元気にしたい」という思いが込められた『茶の和』は、多くの人々の助けによって生まれた。

お茶が結ぶ人と人のつながり。

『茶の和』の名の由来だ。

新東名高速道路を通る機会があったら、静岡サービスエリアに立ち寄り、『茶の和』を手にとってみてほしい。気に入ったら家に持って帰って、親しい人と静岡のお茶とお菓子を囲むのもいい。僕は3つ買ってきた。

学生から発信された茶の「和」が大きく広がっていくよう、影ながら応援したい。

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