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254月

“読みやすくまとまった文章を書ける” 程度のライターなんかプロではない

「大好きな人が語るめちゃくちゃアツい記事がおもしろい」という記事の主旨に異論はないんですが、プロライターの定義についてはちょっと補足したいんですよね。

ウェブ時代は、プロのライターよりも大好きな人が語るアツい記事のほうが面白い! | 隠居系男子

プロのライターさんの記事というのは、やっぱり読みやすくまとまっています。読んだときのリズムもキレイで、彼らが持っているノウハウというのも大変素晴らしいと思います。

でもやっぱりそれは、“紙の上”で最大限発揮される能力だったのかなと。

文字数やスペースが限られ、発信できる人間も最小限に限られていた時代だったからこそ意味のある能力だったのだと思います。

しかしウェブ時代はそうではありません。誰もが自由に発信できて、誰もが自由にキャッチアップできる時代となりました。

それまではマスメディア主導で世の中が動いていたのに、そうではなくなったのです。

その結果、各ジャンルはドンドンと細分化が進み、必ずしも「面白いコンテンツ=プロのライターさんが書いた文章」ではなくなったのです。

 

プロフェッショナルの定義は時代と共に変わる

“プロライター” の定義としてよく言われるのは、

・文筆を職業にしている
・プロと呼ぶにふさわしいスキルがある

の2種類だと思います。

ただ、前者に関しては、それだけで食べている人を指すのか、副業も含めるのかで、だいぶ変わってきます。

あるいは、文筆だけで食べていても、月10万円で極貧生活をしているのかもしれないし、副業ライターでも月50万円の収入になっている著名人もいるかもしれないわけで、「言ったもん勝ち」のところがあるのは事実だと思います。

私の場合は、収入面から “プロライター” と名乗るのは、現時点では気が引けてます。“職業ライター” という言葉を使うケースが多いです。もっと仕事の単価を上げられると思っています。

今回、言及したいのは、後者のケースのプロライターの定義についてです。

つまり、「プロと呼ぶにふさわしいスキルとは何なのか?」という話です。

これは、情報爆発の現代において、メディアがライターに求めている必須スキルはなんなのか、という問いかけでもあります。

 

いま求められているのは優れたコンテンツ

ほんの20年30年前まで、理想のライター像とは、

・物事を正しく的確に伝える能力がある
・雇用主(メディア)が意図したとおりに書くことができる

と言ったところではなかったか、と想像しています。なにしろ私は30年前は子供だったので、詳しい業界事情は知りません。

ただ、インターネットが普及するまでは、マスメディアの影響力は絶対であり、王様はメディアそのものだったのだから、そう遠くはない推測であるはずです。

「消費者が知りたいこと」よりも、「メディアやスポンサーが伝えたいこと」が優先されていた時代です。

しかし、情報量が爆発的に増え、ルートも無数に枝分かれした現代では、まず消費者に興味を持ってもらう必要があります。

興味を持ってもらえなければ、そもそも発信をしたところで見てもらえないからです。

メディアは、高品質なコンテンツを、(マーケティング的な意味で)的確に提供する必要に迫られるようになりました。

コンテンツが王様になったのです。

 

“読みやすくまとまった文章を書く” のは学生でもできる

140km/h以上の速球が投げられるからと言って、必ずしもプロ球団からスカウトが来るわけではありません。

プロ球団が求めているのは、140km/hの速球ではなくて、着実にアウトが取れる投手であり、勝ち星を計算できる人材だからです。

130km/hの球しか投げられなくても、緩急の天才で、マウンド度胸があり、勝ち星さえ稼いでくれるのであれば、喉から手が出るほどほしいわけです。

ライターも同じで、「読みやすくまとまった文章が書ける」「リズムのいい文章がかける」「決められた文字数できっちりまとめられる」というスキルは、備わっているに越したことはない、という程度のものです。プロに必須の条件ではありません。

たとえば、「読みやすくまとまった文章が書ける」という程度の人材なら、学生にだってゴロゴロいます。でも、彼らをプロライターとして雇おうとするメディアは、そう多くはないはずです。

私自身、学生時代に書いた文章を読み返してみても、そんなにヘタクソだとは感じませんが、当時はメディアからの寄稿依頼はおろか、ブログを書いたって月に数百PVしか読まれませんでした。

 

プロライターとはマーケティング感覚に優れた書き手のこと

プロ野球において、投手になくてはならないのは、「着実にアウトが取れる」「勝ち星を計算できる」という要素です。

一方、情報爆発の現代において、ライターになくてはならないのは、「ヒットする記事が書ける」「求める成果が得られる文章が書ける」という要素です。

どちらも、意図して書くためには、マーケティング視点が必要です。「こういうネタを、こういう書き方をすれば、こういう人たちに読まれる」あるいは「この商品を売るためには、こういう悩みを抱えている人に、こういうふうにアプローチすればいい」というふうにです。

いま、プロライターと呼べるのは、マーケティング感覚に優れた人材である、というのが私の見解です。

 

編集者の役割をメディアが担うか、ライターが担うか

なぜ、大好きな人が語るアツい記事がおもしろいかというと、物事のおもしろさをいちばん知っているのは、それが大好きな人だからです。

ただ、マーケティング視点がない書き手は、具体的にどのように記事に仕上げればたくさんの人に読まれるのかがわかりません。あるいは、書き上げた記事を読んでくれる人がどこにいるのか、どうやって届けるべきなのかを知りません。

冒頭で取り上げた「MATCHA」さんの場合、このようなマーケティング視点(編集者の役割)はメディア側が担っているようです。

どういう記事を書けばいいかは、メディア側が判断し、それにあった人材を集めてきて執筆してもらうという形です。

ただ、メディアが編集者の役割を担う場合、メディア運営側の負担が増え、ライターへ多くの原稿料を支払うことはできないはずです。

一方で、優れたマーケティング感覚を持ったライター(=プロライター)を雇うことができれば、メディア運営側の負担は減りますが、そもそもそんなライターは少ないし、原稿料の負担も増えます。

これは、収益力に課題があるネットメディアの宿命ですね。

 

メディアが求めているのは、ヒットする記事を自ら量産できるライター

なぜ、「MATCHA」さんに集っているライターの多くがプロとは見なされないかというと、彼らは「何をどのように書けば目的を達成できるのか?」の判断が充分でない、あるいは判断する必要がない環境にあるからです。

もし「何をどのように書けば目的を達成できるのか?」を自分で判断できるのであれば、「MATCHA」さんに集っているライターさんたちも、多くがプロライターとして活動できるはずです。

今やライターに頭抜けた文章力なんか求められていません。

メディアが求めているのは、単純に、ヒットする記事を放っておいても量産してくれるライターなんです。

そういう意味では、ブロガーのヘッドハンティングが注目されるのは、自然な流れであるように思います。

53月

メールで無差別に営業してはいけない3つの理由

私はWeb上にメールアドレスを晒しているのもあって、無差別な営業メールがけっこう来ます。たまたまでしょうが、最近特に多くて気になったので、記事にしてみました。

もし「自分の取り組みには価値がある」と自信があるのなら、無差別な営業・勧誘メールは百害あって一利なし、絶対に真似してはいけません。

 

1. 実態に関係なく価値を疑われる

送られてくる無差別営業メールは、たとえばこんな感じです。

お世話になります。ご提案させていただきます。

AQU先端テクノロジー総研 info@aqu.com nifty.com 経由

 Handmade Future
 ご担当者 様

 お世話になります。

 AQU先端テクノロジー総研と申します。

 ホームページを見させていただき、

 Handmade Future様のお仕事、SNS、コミュニティ等とビジネス的に関係があると思い、

ご提案させていただきます。ご一考いただけましたら幸いでございます。

 それでは、どうぞよろしくお願いします。

 ※SNS、コミュニティ関係会社に好評につき、Handmade Future様にも、お知らせさせていただきました。m(_ _)m

 (もしご関心ない場合には、すみません、パスしてくださってけっこうです。)

      ======= 【 ご提案 その1 】 =======

————————————————-
●『ウェアラブル新潮流、ビジネスモデル開発支援パック』
以下略

読んで即座に思うのは、「Handmade Future様のお仕事、SNS、コミュニティ等とビジネス的に関係があると思い」って、どこがどう関係あるんだよ、ということです。

何のことを言っているのか、さっぱりわかりません。つまり、中身は何もなく、それっぽいことを書いているだけだと瞬時にわかります。

これが対面の営業だったらどうでしょうか。バカにしてるのかお前は、時間を無駄にしたじゃねーか、と悪態のひとつもつきたくなります。

忘れて放置していたmixiでもきました。これは営業メールというより、ネズミ講の勧誘かもしれませんが。

初めまして!

tantan

初めまして ●●さん

コミュニティをチェックしてましたら、何か直感にピンと来るものがあり、
目に止まり気になったので、拝見させてきました!

とても意識の高い方だという印象を受けました!

もし共感するところが少しでもあれば、是非メッセージをいただければと思います!!

どうぞよろしくお願いします!!!

こちらは、より、あからさまです。

「何か直感にピンと来るものがあり」
「目に止まり気になったので」
「とても意識の高い方だという印象を受けました!」

もはや、こちらのどこに目をつけたのかさえ表現するのを放棄して、どうとでも受け取れるような、空虚この上ない文面です。

両者ともに言えることですが、10分でも使って相手を観察すれば(材料はWeb上にいくらでもある)、もう少しマシな文章が書けるはずです。

がしかし、無差別の営業メールとなると、その10分すらとれない。1件に10分もかけていたら、100件送るだけで16時間かかってしまいますから。モノにできるのが0.1%か1%かわかりませんが、割に合わないわけです。

最大の問題点は、「こんなデタラメな営業をかけるような会社の商品やサービスはロクなもんじゃない」と間違いなく思われてしまう事実でしょう。

これは、実態とは無関係です。どんなにいい取り組み・商品・サービスを提供していたとしても、無差別な営業メールは全てを台無しにしてしまいます。

 

2. 晒されるリスクがある

続いて、これは2月の運営報告でも触れたのですが、ライター依頼のメールです。

2014-03-04_1822

たいへん恐縮ですが…

にしき デンタルオフィス nishiki_dental@me.com

前略、寄金 佳一 様。
初めまして、突然申し訳ありません。
『【糖質制限】ダイエット効果だけじゃない! 実践してわかった“スゴいメリット”5』
という記事拝読させて頂きました。
あれほどの記事が書ける方には、大変失礼な依頼ですし、謝礼も小遣い程度しか
出せませんので、お気に召さなければ、返信もせず、スルーして下さい。
依頼の内容は、『背すじは伸ばすな! 』(光文社新書)を読んで頂き、巻末の
『ゼツ・ダイエット』を試して、一ヶ月以内にごく短いレポートを書いて
いただくことです。頂いた文章は、webに、「◯◯歳 主婦」という感じで、
匿名で使わせて頂きます。ですから、素人的な箇条書き程度の簡単な文章を
お願いします。秘密は守ります。ダメならダメと書いて頂いて構いません。
なお依頼料ですが、単なるweb素材ですから、2万円+税でお願いしたいと
考えています。(恥ずかしい金額で申し訳ありません)
もし、興味がおありでしたら、所定の住所に本をお送りします。

にしきデンタルオフィス
山下久明

内容を読んでいただければわかりますが、「素人だと偽って文章を書いてくれ」という依頼です。

これを無差別にメールで依頼してくる神経が、ちょっとわからないですよね。

世間におおやけになってしまったら、『背すじは伸ばすな! 』と “ゼツ・ダイエット” は、それがどんなに優れた方法論だったとしても、怪しいものだと判断されるリスクがあります。

背すじは伸ばすな! 姿勢・健康・美容の常識を覆す (光文社新書)

山下 久明 光文社 2014-01-17
売り上げランキング : 70513

by ヨメレバ

営業メールでも同じで、「あの会社、こんな酷い営業メール送ってくるんだよ」という評判は、信用を貶める以外のなにものでもありません。

ちなみに、無差別に依頼してきている、と断定している理由は、私が書いた『【糖質制限】ダイエット効果だけじゃない! 実践してわかった“スゴいメリット”5』に言及していながら、私がどういったタイプのライターなのかを理解していないのが見え見えだからです。

私は、徹底的にやりたいことしかやらない人間で、ライターとしても書きたい題材についてしか書いていません。それは各種プロフィールやSNSで明言しています。

私のポリシーを理解していれば、「こんな簡単な仕事で2万円払います」という依頼の仕方はしてこないでしょう。

たとえば “ゼツ・ダイエット” のおもしろさ、興味深さをじっくり説いてくださったら、ひょっとして興味が向いたかもしれませんね。まともな姿勢であれば、それくらい頭を捻るのが普通です。

 

3. うざい

最後の理由は、「うざい」の一言に尽きます。

Eメールでなくとも、たとえば自宅のポストに、次々にチラシが入ってきますよね。

そしてそのチラシは大抵、一瞥しただけで中身を確認することもなく、ゴミ箱に行くはずです。

「なんでわざわざ、ゴミをポストに投函してくるんだよ。オレはポストの掃除屋じゃねーぞ」

私はいつもいつもうんざりするんですけど、みなさんはいかがでしょうか。

たとえ、1,000人に1人がチラシを見て商品やサービスを買ってくれたとしても、残りの999人に不快な思いをさせてしまう。

これが無差別な営業の本質です。

もし「自分の取り組みには価値がある」と自信があるのなら、絶対に真似しないでください。

価値ある取り組み、商品、サービスなら、正攻法でも絶対に支持が広がっていきます。私でよければ相談にも乗りますし、プロボノ的にアドバイスをくれる人はいくらでもいるはずです。

61月

[WordPress]素人がキャッシュ系プラグインやCDNを安易に導入するのは危険

以前、キャッシュ系プラグイン『W3 Total Cache』や『DB Cache Reloaded』、CDN『CloudFlare』を利用していましたが、許容できないレベルのタイムラグが発生してしまいました。

知識がなければ、原因を特定できず、致命的な欠陥となる恐れがあります。質のいいサーバーを利用すれば、100万PV/月程度までなら、キャッシュ系プラグインやCDNは不要であるため、素人は安易に手を出さないことをおすすめします。

 

キャッシュ系プラグイン&CDNとは

WordPressを利用したサイトは、その構造上、アクセスがある度に動的にページを生成して表示させています。

キャッシュ系プラグインは、動的に生成する様々な要素をキャッシュ化し、あらかじめ用意しておくことで、負荷を経験したり、コンテンツ表示速度を速めたりできます。

便利なものではあるのですが、実のところ、仕組みはかなり複雑です。

どの要素をキャッシュ化するかによって、ページキャッシュ、オブジェクトキャッシュ、データベースキャッシュなど、様々に分類でき、それぞれに対応しているプラグインが無数に存在します。こちらのページがうまく分類してくれています。

WordPressキャッシュ系プラグインの比較とサイトに適した選び方 | ゆっくりと…

つまり、あれがいいから、これがいいからと、仕組みもよくわからずにキャッシュ系プラグインを多用してしまうと、機能がかぶってしまったり、機能を充分に発揮させられなかったり、酷いときには不具合が出て逆にパフォーマンスが低下したりするわけです(後述しますが、体験済みです……)。

またCDNとは、コンテンツ・デリバリ・ネットワーク(Contents Delivery Network)を意味し、従来は大容量コンテンツをストレスなく配信するために用いられてきたシステムです。

が、無料で使える『CloudFlare』などの登場により、個人ブログの負荷対策・コンテンツ表示速度改善にも使われるようになりました。きちんと機能すれば、キャッシュ系プラグインよりも大幅な効果を期待できるようです。

ただしこれも、仕組みをきちんと理解できないと、うまく機能しなかったり、不具合が出たときに対処できなかったりします。

 

GTmetrixでは明確に数値が向上するものの、許容できないタイムラグが発生

当サイト『Handmade Future !』では、2013年秋頃まで、キャッシュ系プラグイン『W3 Total Cache』『DB Cache Reloaded』と、CDN『CloudFlare』を併用していました。

GTmetrixでは、明らかに数値が向上し、GoogleとYahoo!の指標でダブルAを獲得できていました。
2014-01-06_1027

(なので、きちんと動作してくれれば、これで正解なのだと思います)

が、当サイトで使用しているテンプレート『Sahifa』との相性が悪かったのか、はたまは別の要因によるのかわかりませんが、リンクをクリックしてからページの読み込みが開始されるまでに、3秒や5秒といった、とても許容できないレベルのタイムラグが発生してしまっていました。

プラグインのオン・オフを切り替えてみたり、『CloudFlare』を切ってプラグインのみにしてみたりと、時間をかけて思いつく限りの検証はしてみたのですが、結局、知識の無さがアダになり、原因を特定できませんでした。

最終的には、数字よりも体感を優先すべく、キャッシュ系プラグインとCDNの利用を取りやめました。

上記グラフのとおり、現在はGTmetrixでの評価は下がっていますが、体感速度は飛躍的に向上しています。

Latest Performance Report for: http://yorikanekeiichi.com/ | GTmetrix

 

高品質サーバーを利用するのが最大の負荷対策

現在、『Handmade Future !』では、共有サーバー最高峰とも言われる『シックスコア』のレンタルサーバーを利用し、キャッシュ系プラグインやCDNは一切使用していません。

記事がバズったときは、該当記事のみを、手動で、シックスコアのキャッシュ機能である “Xキャッシュ” でキャッシュ化しています(サイト全体をキャッシュする設定にすると、すべてのページで同じ記事が表示されてしまう不具合が発生したため、現在の運用に落ち着きました)。

これだけで、同時接続800人超にも対応できました。
2013-12-29_1705

体感ではパフォーマンスの低下は感じなかったので、同時接続1000人くらいまでは問題なく行けそうな雰囲気です。

同時接続800人以上となると、Yahoo!のトップニュースに取り上げられる以外には、なかなか考えられない水準です。

100万PV/月程度までの個人ブログなら、負荷対策としてのキャッシュ系プラグインやCDNは不要です。また、ページ表示速度も見てのとおりで、これ以上を求めることももちろん可能ですが、必要充分だと個人的には考えています。

ロリポップやさくらインターネットの格安プランでは、いくらキャッシュ系プラグインやCDNを導入したところで、基本スペックの低さをごまかすことはできません(さくらインターネットの500円プランから、シックスコアへ乗り換えているので、実感しています)。

つまり、高品質サーバーを利用するのが最大の負荷対策であるわけです。おまけに、素人でも確実に効果を発揮できます。

 

キャッシュやCDNは必要になったら専門家に依頼すべし

もし、月間300万PVクラスのサイトに成長したり、ページ表示速度を本気で1秒未満にする必要に迫られたりすれば、キャッシュ系プラグインやCDNも必要になってくるでしょう。

それどころか、共有サーバーでなく、専用サーバーやAWSも必要になるかもしれませんね。

そこまできたら、お金をかけて、しっかりとした知識のある専門家に依頼すれば済む話だと思います。

個人的には、知識に不安があるのなら、高品質サーバーを利用し、キャッシュ系プラグインやCDNには手を出さないのが、ベストの選択肢だと思います。

試行錯誤してみるのも面白いは面白いですし、手軽にできてしまいはするのですが、トラブルが起きたときに対処できないのでは、リスクが大きいと感じました。

51月

スマホ最適化、やるなら今! 現在は解消されているレスポンシブ・レイアウトの3つのデメリット

WordPressで運営しているブログのスマートフォン最適化には、レスポンシブ・デザインがおすすめです。

1年前にはデメリットとされていた、信頼性、選択肢、広告やコンテンツがはみ出す問題、ノウハウの蓄積不足も、現在は大部分が解消されています。

 

モバイル専用サイトでは「自分らしさ」を出しにくい

「オピニオン系ブログでもモバイルからのアクセスがパソコンを明確に上回るようになった」という記事を書きました。

あなたのブログ、知らないところで「何これ見にくい」って酷評されてますよ。

モバイル(スマートフォン&タブレット)からのアクセスが過半数なのであれば、スマホ最適化に本腰を入れない理由はありません。というよりむしろ、パソコン環境は後回しにして、モバイル環境を基準にカスタマイズしなければ、本末転倒ですよね。

スマートフォン、タブレットに対応するには、大きく2種類の方法があります。一つは、現在主流の、モバイル用のサイトを用意する方法です。

ただ、僕のように個人規模で運営していて、本格的なWebデザインの知識がない場合、思ったようにカスタマイズできません。WrordPressのプラグインで、モバイル用サイトを自動生成してくれるものもありますが、オリジナリティのない画一的な見た目になってしまいがちです。

ブログ運営をしている人は、少なからず、「自分のサイトらしさ」を追求しているはずです。パソコン環境では積極的にカスタマイズしているのに、スマホではどうでもいいという人は少ないでしょう。モバイルからのアクセスが過半数を越えたとあっては、なおさらです。

 

レスポンシブデザインがおすすめ

そこでおすすめなのが、もう一つの方法、レスポンシブ・デザインの採用です。レスポンシブは、閲覧環境によって(ブラウザの横幅によって)、デザインを保ったままでシームレスに変化します。

『Handmade Future !』はレスポンシブ・デザインを採用しています。パソコンで開いて、ブラウザの横幅を狭くしてみてください。まずサイドバーが消え(正確には、記事下に移動する)、次にタブレット用デザインになり、最後にスマホ用デザインに変化していきます。

このように、WordPressで構築したブログであれば、レスポンシブ・デザインのテーマを採用しさえすれば、「自分のサイトらしさ」を維持したまま、スマートフォンに対応できます。

 

現在はレスポンシブデザインのデメリットはほとんど無い

1年前はまだ、レスポンシブデザインのデメリットを気にして、導入に踏み切れない人が多くいた印象です。

が、現在は、当時存在したデメリットは、ほぼ解消されています。

 

1. HTML5の信頼性が低く、選択肢も少ない問題

当時はまだ、レスポンシブの根幹となるHTML5は、比較的新しい技術であり、使いこなせるWebデザイナーが少ない事情がありました。見た目は良くとも、レンダリングがうまくいかず、許容できないくらいサイトが重くなってしまうケースも存在しました。

また、そもそもレスポンシブ・デザインを採用しているテーマの数が少なく、好みのテーマを選ぼうにも、選択肢があまりありませんでした。

が、これらについては、時間が解決してくれています。現在は、信頼性の高いレスポンシブデザインのテーマが多数リリースされていて、充分に「自分らしさ」を追求できるはずです。

layout:responsive – attributes | ThemeForest

 

2. 広告やコンテンツがはみ出しちゃう問題

テーマがシームレスに変化できても、広告や一部コンテンツはそうはいきません。パソコン用に、大きなサイズの広告や、YouTube動画を貼付けても、スマートフォンで見ると枠をはみ出してしまって格好悪くなってしまう状況がありました。

逆に、スマートフォンにサイズを合わせてしまうと、今度はパソコンで見たときに小さすぎて、格好悪かったり、思ったように効果を発揮できなかったりしてしまうわけです。

PHPコードを利用して、ユーザエージェントを判定して表示するコンテンツを切り替えるなどの方法もあったのですが、手間がかかり、あまり知識がないと使いにくいという大きな課題もあり、完璧とは言えませんでした。

この点についても、現在は各方面でレスポンシブ対応を強化しているため、ほぼ問題にならなくなっています。

Google Adsenseは、レスポンシブ広告を登場させています(『Handmade Future !』でも利用しています)。YouTube動画なら、テーマのほうで対応し、動画埋め込み機能をサポートするケースが大半です。

 

3. 慣れていないので扱いにくい問題

たぶん、最も根本的なデメリットはこれだと思います。そもそも、スマートフォンが普及しだしたのがここ数年であり、スマホ最適化と言っても思うように具体像を掴めません。僕自身、1年前はそうでした。

なおかつ、レスポンシブデザインという新しい技術となると、「うーん、メリットはわかるけど、とりあえず様子見かな」となってしまいがちです。

現在は、インターネット上に、レスポンシブデザインに関するノウハウが蓄積されてきているので、どうしていいかわからない状況が出てきても、Google検索で大部分を解決できます。

モバイル環境をメインに構築する必要に迫られた今のタイミングで、読み手をうんざりさせないうちにチャレンジするのを、個人的にはおすすめします。

なぜなら、運用しているうちに慣れます、というのが、ここ1年間レスポンシブデザインをカスタマイズし続けてきての実感だからです。

ちなみに、『Handmade Future !』のスマホ最適化ノウハウは、こちらに整理しました。

世界中でRating4.78の高評価を受けるWordPressレスポンシブ・テンプレート『Sahifa』|スマホ最適化カスタマイズまとめ

必要ないパーツや機能を徹底的に排除する、サイドバーを極力短くする、文字を大きめにする、Google AdSenseは記事タイトル下&記事直下がベスト、など、1年間カスタマイズをし続けてきて検証できた情報を掲載しています。

51月

あなたのブログ、知らないところで「何これ見にくい」って酷評されてますよ。

ついに、オピニオン系ブログでも、モバイル(スマートフォン&タブレット)からのアクセスが5割を越える時代が来ました。

もはや、すべてのブログやWebサイトが、スマートフォンでの閲覧を基準にデザインや構成を考えるべきです。いくらパソコンで洗練された見た目でも、スマホ最適化がなされていなければ、時代遅れでしかありません。

もし、あなたが、パソコンだけしか見ていないとしたら、あなたの知らないところで「なにこのブログ、見にくいんだけど」と酷評されている可能性があります。

 

モバイルからのアクセスがパソコンの倍

『Handmade Future !』では、2013年下半期から目に見えてモバイル(スマートフォン&タブレット)からのアクセスが5割を越えるようになりました。

実は、エンターテイメント系の題材を扱うサイトでは、より早くからモバイル優勢になっていた事実は知っていました。が、『Handmade Future !』のような、スキル、ノウハウ、イベントレポート、オピニオンを発信するブログは、比較的に保守的な動向を見せていました。

2013年1月〜6月の数字を見ると、モバイル:パソコンの比率が、1 : 1.14となっており、まだパソコンからのアクセスのほうが優勢です。
2014-01-05_1350

2013年7月〜12月の数字を見ると、モバイル:パソコンの比率は、1 : 0.72。はっきりとわかるくらい、明確にスマートフォンからのアクセスが上回るようになりました。
2014-01-05_1351

モバイル優勢になるのは時間の問題だとは考えていたのですが、そのタイミングがついに訪れたようです。

SNSでバズった場合は、モバイルからのアクセスが、パソコンからのアクセスの倍近くを占めるケースもあります。

2013年12月度運営報告|162,900PV、118,129UU、売上135,000円
ユーザー環境は、モバイル(スマートフォン&タブレット)からのアクセスとパソコンからのアクセスの比率が、1 : 0.56となりました。

 

パソコンでの閲覧を基準にブログを構築するのはナンセンス

ブログのデザインや構成を実際にカスタマイズするのは、基本的にパソコンです。どうしても、パソコンでの見た目や機能性を重視してしまいがちです。

ところが、いくらパソコンでの見た目が洗練されていて、ヘッダーやサイドバーの機能が完璧だとしても、スマートフォンで実用的でなければ、過半数のユーザーに「なにこのブログ、見にくいんだけど」と酷評される結果になります。

モバイルとパソコンが拮抗していた状況であればまだしも、モバイル環境がはっきり優勢になった状況では、スマホ最適化に本気で取り組まない理由はありません。というより、パソコンでの閲覧を基準にブログを構築するのは、ナンセンスでしかないでしょう。

みなさんのブログはどうでしょうか? Google Analyticsをチェックしてみてください。

 
ちなみに、モバイル対応は、『Handmade Future !』でも採用している、レスポンシブデザインがおすすめです。

1年前はまだ、デメリットが目立ちましたが、現在は有力な選択肢の一つです。

スマホ最適化、やるなら今! 現在は解消されているレスポンシブ・レイアウトの3つのデメリット

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