Webライティング

1812月

一目瞭然。読まれるブログ記事の書き方

趣味でブログを書いているだけならばともかく、目的を持って情報発信をしようとするのであれば、

いかに読み手にストレスを与えず、効率よく読んでもらうか

を真剣に考える必要があります。自分の書きたいように書くのではなく、読み手の存在を最優先に配慮するわけですね。

とは言え、読み手に配慮して記事を書くのは、慣れないうちは意外に難しいのも事実。

これから紹介する9の法則を実践してみてください。

課題が明らかになり、自然に読み手に配慮したブログ記事の書き方が身につきます。

 

1. メディアとしての体裁を整える

オンラインショッピングをするとき、機能的で洗練されたオリジナルEコマースサイトと、アメーバブログをカスタマイズしただけのサイトがあったら、多少値段が高くても前者で買う人が大半です。

だって、アメブロで買い物をするって、なんだか不安ですよね。根拠はないんですが、ちゃんと商品を送ってくれるんだろうかとか、個人情報が悪用されるんじゃないかとか。

情報発信でも同様です。同じIT情報なら、個人のブログよりもTechCrunch Japanを信用するはずです。

でも知っていますか? TechCrunch JapanもWordPressでつくられています。みなさんのブログと同じです。違うのは見せ方だけなんです。

逆に言えば、見せ方さえ整えれば、今よりも格段に信用してもらえるようになるということです。

 

フォーマットを決める

タイトル、アイキャッチ画像、書き出し、小見出し、本文、あとがき。太字や斜体の適用条件、句読点の位置、表記統一などなど。

ブログ記事は、必要に応じて要素を決め、可能な限り同じフォーマットで書いてください。

今までフォーマットを意識した経験のない方であれば、もしブログ記事を外部ライターに発注したら? と考えて、レギュレーションを書き出すのをお勧めします。意外に「自分ルール」を設定している事実に気づけますよ。

いちど書き出してしまえば、それ以降は格段にフォーマットを意識して記事執筆できるようになります。

 

誤字脱字を可能な限り減らす

Web上のテキストは、読むほうも期待していないので、それほど誤字脱字に神経を尖らせる必要はありません。

ただ、限度を超えれば別です。あまりに間違いが目立つと信用を失います。

記事を公開してしまってからでもかまわないので、読み返して修正する癖をつけましょう。

特に固有名詞の間違いに注意。

誤字脱字だけでなく、「てにをは」の間違いや、誤解を生みそうな表現なども一緒に直してしまえればなお良いです。

 

「3行で一段落」を目安に改行する

改行の少ない文章は、単に読みにくいだけでなく、「読み手に配慮するつもりがない」という印象を与えます。これはメディアとしては致命的です。

文字の大きさや行間など見せ方にもよるんですが、おおよそ一段落が3行以上になる文章は冗長な印象を与えます。

「3行で一段落」を目安に改行してください。プレビューをチェックして(最悪、公開してからチェックでも構いません)、読みにくい印象を与えている段落がないか確認します。

 

小さすぎる文字は使わない

スタイリッシュかどうか、ではなく、読みやすいかどうかだけを考えてください。小さすぎる文字は、やはり「読み手に配慮するつもりがない」という印象を与えます。

文字の大きさに正解はありません。少しでも読みにくいなと感じたら、妥協なく改善に取り組むこと!

 

2. 情報爆発の時代に対応する

Web上のテキストは熟読されません。身も蓋もありませんが、それが事実です。

世の中にはうんざりするほどに情報が溢れています。書けば読んでくれる、と考えるのは大間違い。その前提に立って、「じゃあ、どうしたら読んでもらいやすくなる?」のかを考えます。

 

タイトルで「記事を読む価値」を伝える

僕たちは暇じゃないので、何かしらメリットがある(かもしれない)と感じなければ、わざわざ見ず知らずのブログ記事を読もうとは思いません。

記事を読んで得られるメリットを伝えるのは、タイトルの仕事です。

正しいブログ記事タイトルの付け方|目的から逆算して考える5ステップ

 

 

内容を要約した小見出しをつけ、一目で記事の内容がわかるようにする

Google検索で調べ物をしているときを思い浮かべてください。

検索結果には必要な情報も、そうでない情報も出てきます。気になるタイトルの記事を見つけたら、とりあえずクリックして、内容をザッと眺めますよね。

「お、この記事は問題を解決してくれるかもしれない」と思ってはじめて、詳細に読み始めます。いきなり頭から熟読を始める人はいないはずです。

つまり、小見出しで記事の内容が全てわかるようにしておくことが重要。

最悪なのは、「Twitterで宣伝したが……」というような、もったいぶった書き方。

読み手にストレスを与えるだけで、何のメリットもありません! しっかり「Twitterのみで宣伝しても効果がない」と記事の中身を要約して伝えます。

 

写真で伝える意識を持つ

外国人に神社を説明しようとしたとき、例えばWikipediaの説明文を読ませたらどうでしょうか。

神社(じんじゃ・かむやしろ)とは、神道の信仰に基づき作られた、恒設の祭祀施設。鳥居の内の区域一帯を、神様がお鎮まりになる御神域とみなす。一方で神社によっては式年遷宮の習わしがあり(代表例は伊勢神宮)、数年ごとに、すべてのご社殿をはじめ神宝などを新しく造り替える場合もある。

古くは社殿がなくとも「神社」とした。神聖な山、滝、岩、森、巨木などに「カミ」(=信仰対象、神)が宿っているとして敬い、俗(生活活かす)の山、滝、岩、森、巨木とは区別をしていたのである。現在の社殿を伴う「神社」は、これら神々が祭祀時に御神体から移し祀られた祭殿があって、これが常設化した物だと考えられている。教会や寺院といった礼拝堂や説法・布教する場とは趣が異なるのが特色である。ただし、聖と俗との区別がなく、森羅万象に「カミ」が宿るとするアニミズムが起源ということではない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%A4%BE

これじゃきっと、伝わりませんよね。イメージを言葉で描写しようとするのは、基本的に難題です。

でも、

 

写真を見せれば一発です。

言葉で伝えにくいな、と感じたら、ビジュアルで伝えられないか考えてください。

写真で伝えられることはすべて写真で伝える、というくらいのスタンスのほうが、読み手にとっては利便性が高いケースが多いです。

 

3. 伝える技術を駆使する

Web上のテキストでは、小説家のような文章力や、表現テクニックは求められません。

しかし一方で、ブログで情報発信しようとするのなら、いかに流し読みに耐えられるかを意識する必要があります。

求められるのは、「Web上のテキストだからこそ」の伝える技術です。

 

短文を意識する

句読点の少ない長文は、意味が取りにくくなります。流し読みをすると誤読が起きやすくなるので、なるべく避けるのが賢明です。

a. 今日は予報では雨だったが、空は晴れているし、雨雲だってどこを見回しても見つけられないから、街に買い物にでかけることに決めた。

b. 今日は予報では雨だ。が、空は晴れている。雨雲だってどこを見回しても見つけられない。だから街へ買い物にでかけることに決めた。

後者のほうがすんなり文意が汲めます。

 

 「こと」は意味のある言葉に言い換える

二つの文章を見てください。

a. 私はGoogle Analyticsを使ったことがない。友人は「無料でどんなことでも解析できる」と言うが、そんなことがあるんだろうか。

b. 私はGoogle Analyticsを使った経験がない。友人は「無料でどんなデータでも解析できる」と言うが、そんなうまい話があるんだろうか。

「こと」は便利な言葉で、ついつい多用してしまいがちです。しかしほとんど意味の無い言葉でもあります。上記のように、のっぺりとした印象の駄文になってしまいます。

流し読みに耐える視点に立つと、「こと」を意味のある言葉に言い換えて、より情報を伝えられる機能的な文章に生まれ変わらせるのが得策です。

こういった細かな文章の癖は、体に染みついているケースがほとんど。言われただけで修正するのは多くの場合、困難です。

記事を書き終えたらCtrl + Fで「こと」を検索してみてください。3つ「こと」があったら、少なくとも2つは意味のある言葉に言い換えたいですね。

 

いかにストレスなく読んでもらえるか

WEBで読ませるためには、文学的感性も、度を超した文章力も必要ありません。

ただ、溢れるかえる情報の海のなかで「いかにストレスなく読んでもらえるか」に尽きます。

慣れないうちは手間ですが、いちど「読み手の視点」を身につけてしまえば、苦もなく読みやすい記事を書けるようになります。

長い人生、これからどれだけ文章を書くのかと考えると、絶対に身につけておきたいですよね。

ぜひチャレンジしてみてください!

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